AI(人工知能)のとらえ方

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AI(人工知能)について考えるとき、「人間はAIに勝てるかどうか」という議論がありますが、この点について現時点では議論の余地はありません。


AIの得意分野に限っては、人間の完敗です。


たとえば移動スピードを考えたとき、人間は車や飛行機に勝てると思いますか?
荷物運びを考えたとき、列車や船に勝てると思いますか?
力自慢を考えたとき、パワーショベルなどの重機に勝てると思いますか?
比べるのもバカらしくなるほど、人間の完敗ですよね。


AIも同じです。
AIの得意分野に限っては、人間は完敗します。
しかしそれは人間の力を強力に補う役割を担うことに限られ、一部で心配されている「暴走・人間を支配する・人間を殺す」まではいきません。
これは人間の感じ方の問題です。


ただし、20年後の未来にはどうなるか予想するのは不可能です。
20年前のスマホの登場と、現在の爆発的な普及と活用は、20年前の人類には予想できませんでした。
同じように、AIがどのような形で普及するかは予想できません。
だからと言って恐れる必要はないんです。
「火」に代表されるように、「新しいもの」はいつも恐れられてきましたが、人類は新しい道具を手に入れるたびに成長しています。


ほんの一例ですが、たとえば現在は、居眠りせずストレスを溜めないAIのおかげで、レントゲン写真から異常を発見する技術が格段に上がったようです。
「名医」と呼ばれる人より的確な発見をする場面も多いそうです。
なにより、文句を言わないで働き続けることができるのがAIの特徴です。
神がかり的な仕事を月に一度する人間より、ある程度の精度で安定して1日100回の分析をこなすAIの方がトータル的に見て断然優れています。


「新しいなにか」に対して、人間は常に不安を抱えます。
AIと人間の関係を考えるとき、様々な情報が飛び交って不安もあると思いますが、これまで通り、人類の未来はきっと明るいと信じてください。

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