中絶の事実は伝えるべきか

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最近は、妊娠が先になる結婚も当たり前ですが、望まぬ妊娠の末、中絶をする女性も多くいます。
中絶をしたことがある独身女性は、「私は結婚できるのか・誰にも言えない」と悩む人も少なくありません。
特に「中絶したことを彼氏には言いにくい・言えない」という女性は後を絶ちません。
マスターもよく聞く話なので、今回はその答えを書いておこうと思います。


「中絶」の事実は伝えるべきか・・・「愛」をベースに考えたとき、答えは出ています。


答えは、


「結婚を考えている人には伝えるべき」


です。


流産についても同じです。
将来、夫と一緒に検診や役場に行ったとき、ドクターから「中絶か流産の経験はありますか?」と尋ねられることがあるからです。
このとき、婚前に事実を隠していると、「誰の子?」とか「聞いてないよ」など、夫婦の信頼関係が大きく崩れることがあります。


また、中絶を隠して結婚すると、受身の人生になってしまいます。
「中絶がいつバレるか・バレたらどうしよう」という、緊張の中で生き続けることになり、ストレスから解放されません。
また、現代はインターネットを通して多くの人と人が繋がっていますから、中絶したことがバレない確率はとても低いんです。
ウソをつき、それがいつかバレてしまったとき、周囲の人の動揺や悲しみを考えれば、結婚前に伝えるのが愛です。


人には多かれ少なかれ、暗い過去があります。
あなたの言葉を聞いて結婚をキャンセルするような彼氏なら、「暗い過去があってはいけない」と言っているわけですから、そもそも黙って結婚しても、そんな夫とはうまくいきません。


伝えることが苦しいのはわかりますが、苦痛を先延ばしにしているとさらに大きな波になって返ってきます。
胸を張って生きるためにも、そして周囲への愛としても、また、自分主導の人生を送るためにも、中絶や流産の経験は結婚前に伝えることが愛です。


最後は以下のように自問してみてください。


「私が男なら、中絶経験を本人の口から聞きたいか、それとも他人の口から聞きたいか」


「本人の口から聞きたい」と思うなら、結婚前に彼氏に話す必要があります。
他人の口から聞いてしまったら、もう後には戻れません。
生涯で、他人の口から出る前に話せるチャンスは1回だけです。
悩んでいる人は、胸を張って生きる道を選んでください。

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