飲食店の店員の態度が悪いとき

(読了目安3分)

飲食店に食事に行ったとき、「店員の態度が悪い」と感じたことがあると思います。


しかしそう感じるとストレスになりますよね。


ストレスを感じると、人によってはお酒や食べ物が必要になり、飲食店で受けたストレスを発散するために、他の飲食店に行くことになりかねません。
そんなことをしていたら、飲食業界が儲かるだけです。
極論すれば、態度が悪い店員の給料が上がるだけです。


なんだかイヤな気持ちになりますよね。
では、どうやってストレスを溜めないようにすればいいんでしょうか。


以前、客としての権利をフルに使い、店員を土下座させ、動画をツイッターにアップするのが流行ったことがありましたが、そんなことでは瞬間的に気分がまぎれるだけで、本質的にはなにも解決しません。


ストレスを溜めない方法は、「自分が店員だったらどうかな」と考えることです。
あなたが店員だったら、顧客に対して態度が悪くなってしまうのはどんな時でしょうか。
また、あなたが店員だったら、常に顧客が期待する通りの接客ができるかどうか、考えてみてください。


もしあなたの接客態度が悪くなるとしたら、体調や心の状態が悪い時ですよね。
あなたが店員だとして、たとえば仕事中に生理痛の波が来るとき、その痛みの波の最中に接客すると、お客様は「あの店員の態度が悪い」と思うかもしれません。
しかしあなたは「そんなの仕方ないじゃん、私、生理中で痛いんだもん」と思うかもしれません。
また、相手がイヤなタイプのお客さんだったり、あなたが彼氏とケンカした後だったりすると、やっぱり接客態度に出るかもしれません。
マスターもお腹が痛いときは多少なりとも態度に出ていると思います。


ですから、あなたがもし「あの店員の態度が悪い」と感じたときは、相手の体調や心の状態を心配すればいいんです。
それなら他人を責める必要はなくなりますから、他人に対するストレスは溜まりません。
「この店員の態度が悪いのは私に気付かない理由があるんだろう」、こう考えればストレスはなくなります。


「相手の体調を心配すればいい」なんて書くと、「店員は仕事としてやってるのよ、お金を払う側の私がなんで店員に気を使う必要があるの?」と思うかもしれません。
そんなときは、いつかあなたが接客の仕事をしたとき、誰に対しても最高の接客ができるか考えてみてください。
人間には感情や体調がありますから、それはムリだとわかると思います。
また、自分では常に最高の接客だと思っていても、お客様の感じ方は人それぞれです。


それに、もし常に最高の接客ができる状態を保つことができる店員がいたら、その人はすでに幸せで、愛を発信できる人ですから、逆の立場になったとき、店員の態度に対して不満を持たないはずです。
つまり、あなたが常に最高の接客ができる人なら、店員の態度に対してストレスが溜まらないということです。


逆に、店員にストレスを感じるということは、あなたもその店員と同じような精神的ステージの人だということです。


店員の態度が悪い時は、


自分も完璧な接客はできない

相手の体調や心理状態を心配する




こう心がけてみましょう。
そうすれば、あなたにストレスは溜まらず、いつだって幸せです。


相手の態度に左右されず幸せでいられるなんて、すごくいいことだと思いませんか?
そんな人の周りには、長く愛する力を持つ人が集まります。
飲食店に限らず「店員の態度が悪い」と思ったときは、この投稿を思い出してみてください、きっと気持ちよく店を後にすることができます。

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