自分で決める幸せ （短編集）
（読了目安4分）
今回は「人生・幸せ・人間関係」などをキーワードに短編をいくつか書きます。
ひとつでもお役に立てたら嬉しいです。
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１：
いま、人間関係や仕事などで、悩み事、不安、不満などがあっても、いつか状況は変わりますから心配いりません、大丈夫ですからね。
「人間関係」「社会との関わり」「他人からの評価」「届かぬ思い」・・・生きていくことは本当に大変だと思います。
「癒されたい」と思う日もあると思いますから、そんなときはゆったりした気持ちで休んでください。
自分の調子が悪い時は、ひたすら休むことが自分への愛であり、社会貢献になる場合もあることを忘れないでください。
焦らずゆっくり休み、休み終わったら、また歩き出せばいいんです。
２：
うつ病の精神科医、夫婦ゲンカが絶えない平和活動家、離婚する心理カウンセラー、お酒をやめられないセラピスト、疲れ果てたヒーラー・・・こんな人たちが後を絶ちませんが、いったいなぜなんでしょうか。
その理由は、「大人の思考」を身に付けられないことにあります。
つまり、「子供の思考」のまま大人になってしまったことにあります。
子供の思考の人は、愛を他人からもらおうとしてしまうんです。
愛を欲しがるだけではもちろん手に入りませんから、ストレスが溜まり、そのストレスを、お酒やタバコ、ギャンブル、過食、過趣味、そして、人を感情的になって批判することなどで発散しようとします。
これでは良好な人間関係は長く続きませんから、ストレスから解放されず、悪循環を繰り返します。
個人個人が他人に迷惑をかけず、自分の幸せに責任を持てれば、本人が平和に、そして世界も平和になります。
世の中には、「平和・愛」を主張しているにもかかわらず争い事を繰り返す人も多くいます。
自分の責任で自分を幸せにできない限り、その人に幸せはありません。
幸せは他人からもらうことはできないものです。
３：
相手からの言葉や行動が、自分の期待した通りではないと、感情的になって愚痴を言い、周囲の賛同を求めてしまう人・・・こんな人、近くにいませんか？
これでは周囲に迷惑をかけ、自分の成長もありませんよね。
幸せになるには、周囲を批判するのではなく、自分を省みる必要があります。
もしあなたが男性に告白し、思い通りの回答がなかった場合、男性を批判せず、自分を省みることができれば、あなたは一歩愛に近づきます。
「愛をくれ」と叫び、愛をくれない人を責めても、決して愛は手に入りません。
相手を責めるだけでは自分が成長しませんし、相手を責めるために使う時間がもったいないです。
４：
ものごとが思い通りにならないのには、はっきりとした理由があります。
それは、思い通りにするための「実力」が、まだないからです。
なにかを目標に10年頑張っても芽が出ない人は、一度立ち止まり、視点を変えて自分を観察してみるのもいいかもしれません。
人は、たった一人でも愛をそそぎあえるパートナーがいるなら、悩み事の多くは解決し、ストレスもなく、自分の潜在能力を発揮できるようになっています。
逆に、どんなにがんばっても、愛をそそぐ実力がなければ、たとえ友達が多くても人間関係はうまくいかず、ストレスが溜まるようになっています。
ストレスが溜まってしまうなら、それは、愛をそそぐ実力がないことの「状況証拠」と言っていいかもしれません。
みなさんは、どうしても合格したい試験があれば、何度でも挑戦すると思います。
たとえば受験や運転免許の試験など、不合格でもまた努力して挑戦するはずです。
ですから、人間関係や仕事など、もし思い通りにならないなら、練習して、実力をつけて、もう一度挑戦すればいいんです。
実力を身につければ、相手の反応も変わり、自分が望む結果に近づきます。
５：
人は孤独になるほど否定的な考えが強くなっていき、その気持ちはやがてトラブルや争いごとを生み出します。
人間関係や仕事が思い通りにならないなら、それは「自分の責任」です。
他人や社会を批判し続けると、自分の無知や無力さを周囲に宣伝してしまうことになり、結局、愛から遠ざかってしまいます。
６：
たとえば、全人類の75億人が、「あなたは幸せです」と言っても、あなたは幸せになれないはずです。
そう、他人はあなたを幸せにすることはできないんです。
人は、自分で「自分は幸せだ」と信じることができたとき、幸せになれます。
逆に言えば、誰にも邪魔されず、誰の力も借りず、幸せになるかどうかを自分で決めることができるんです。
あなたが望むなら、あなたは幸せになることができます。
７：
人を批判している時間は、「自分が成長できない時間」です。
自分の境遇について、「他人が悪い」と批判する時間があるなら、その時間を自分を鍛えるために使いましょう。
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