なぜ結婚できないの? ―2つのパターン―
(読了目安5分)
結婚したいのにできないとしたら、その理由があるはずです。
今回は、結婚できない2つのパターンについて書こうと思います。
◎パターン1
以下太文字のような性格の男性がいます、あなたの結婚相手としてどう思いますか?
いつもしかめっ面で元気がなく、無口だけど、愚痴はけっこう言う。
仕事はダラダラやり、言葉をかけても声が小さく返事がはっきりしない。
ため息をつくのがクセ。
仕事上の付き合いならなんとか続けられても、結婚相手にはちょっと難しいですよね。
この性格では、今後努力して変えていかない限り、楽しい結婚生活には程遠いとわかると思います。
もしかしたら、彼女さえできないかもしれません。
そんな彼が自分の境遇を恨み、それを他人のせいにして、いつまでも自分を見つめることから逃げていたら、相応の人生になります。
彼が人生を変えるには、簡単に言えば上記の逆をすればいいわけです。
逆にするには大きな努力が必要ですが、もしできれば、人生が好転することは容易に想像できると思います。
もちろん、人は自分の悪い部分に気付いていない場合も多くあり、自分ではうまくできているつもりでいても、実際はできていない男性、それから、上記青文字のようなクセがあっても、それがマイナス要素だと気付いていない男性もいます。
上記太文字は、人間関係を円滑に保つ方法としてよく言われる「あたりまえのこと」がことごとくできていないパターンです。
とりあえずこれを「パターン1」としておきますね。
◎パターン 2
そして、パターン2が今回のメインテーマです。
上記の逆で、
笑顔で元気で愚痴も言わず、仕事もスマートにこなし、受け答えがはっきりしていてため息もなし。
こんな男性でも、結婚に縁がない人もいます。
それにはちゃんと理由があります。
それはたったひとつのクセ(マイナス面)によるものです。
みなさんは、彼氏のたったひとつのクセがどうしても受け入れられなくて、その彼氏をふった経験はありませんか?
しかも、そのクセが別れの原因だと本人に言わないまま、別れませんでしたか?
「もし結婚したら、彼のこのクセと一生付き合うことになるのか・・・」なんて思うと、どうしても結婚に踏み切れないこともあるわけです。
そんなふうに彼氏をふった経験がある人は、たったひとつのクセが別れの決定的な原因になることを体験していますが、ふられた本人は自分のクセに気付いていません。
ですから、もし誰にも指摘されないままだと、一生そのクセと共に生き、彼は独身のまま人生を閉じることになります。
「彼氏と長く続かない・結婚できない」と悩む女性も、これと同じパターンが少なくありません。
仮に、あなたの外見が「すごくイイ女」でも、「明るく元気」でも、「プラス思考」でも、たったひとつのクセがそれを台無しにしてしまうことがあるんです。
そして、あなたがそうしたように、男性もあなたに本当の理由を言わないまま、あなたから離れていくわけです。
また、あなたが、あなたの友達の「悪いクセ」について指摘しないのと同じように、周囲の友人知人たちも、あなたの「悪いクセ」を指摘してくれません。
このように、たったひとつのクセが他の美点を台無しにし、あなたが結婚できない原因になっていることがありえます。
これが、結婚できない理由の「パターン2」です。
周囲は、
「なんであんたみたいなかわいい子が?」
「世の中の男は女を見る目がないわよね」
なんて言ってくれるかもしれませんが、実際は、男性はあなたをしっかり見た結果、あなたを避けているのかもしれません。
結婚について本気で考えているなら、社交辞令や同性からのほめ言葉、それから、子供思考の男性の言葉、結婚斡旋業界の言葉、また、セミナーや宗教などで聞く言葉の真偽について、客観的な視点からもう一度考えてみてください。
◎原因は自分
「原因は必ずあなた自身にあります」
これは、はっきり言えることです。
なぜマスターがそんなことを言えるのかというと、マスターはこれまでに約400人の女性と「生活」を共にした経験があるからです。
400人と「デート」をしてきたのではなく、「生活」を共にしてきたんです。
デートなら、最高のコンディションで会うことができますが、生活ではそうはいきません。
マスターは、「私、男性と続かないんです」と言う女性を見て、マスターなりにその原因がわからなかったことは一度もありません。
「どうして続かないんだろうね」と思ったことは、一度もないんです。
朝から晩まで何日間か一緒に暮らすと、体臭や口臭、あいさつのしかた、トイレや洗面所の使い方、ドアの開け閉め、掃除のしかた、食べ方、食器の片付け方、部屋の使い方、言葉遣い・・・また、会話で選ぶ単語などからその女性の知恵が見えたりして、とにかく多くの「原因」が見えてくるからです。
中でも一番単純な例が、体臭や口臭です。
一緒に暮らすと、汗をかくこともありますし、歯磨きできない状態が続くこともありますから、デートのように気取っていられません。
体臭や口臭が強い人は、皮肉なことに、男性との距離が近づくほど、男性の心が離れていくことになるんです。
しかし本人は生まれながらにそのニオイの中で育っていますから気付きませんし、他人も、その人に近寄らないようにするだけで、わざわざ指摘はしてくれません。
たとえば、「占い」に行っても、30分や1時間対面しているだけでは、汗をかいていませんから、よほどのことがない限り占い師は体臭に気付きません。
マスターも、体臭や口臭が強い人にそれを指摘することが愛かどうか迷うことがありますが、これは本当に難しい判断で、普通は指摘しません。
長く愛されたいと真剣に考えるなら、今すぐに自分でできることは、「徹底した客観視」です。
以上、結婚できない2つのパターンとして、「全体的にダメだから」「たったひとつのクセがあるから」という話でした。
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