資格について 1 資格の意味

(読了目安2分)

今回から数回にわたり、「資格」について書きます。
今後なにか資格を取ろうと思っている人の役に立つはずです。



「資格」と聞くと、みなさんはどんな資格をイメージしますか?
お金があれば取れてしまう民間の商業的な資格から、お金と時間と頭が必要で、不合格がついてまわる国家資格まで、「資格」と言ってもいろいろです。


さて、マスターがここで書く資格とは、「商業的な資格」のことです。
具体的には、たとえばアロマセラピスト・カフェマイスター・野菜ソムリエなど、検定なども含め、ある程度の時間やお金があれば比較的簡単に取ることができるもののことです。
「合格率がほぼ100%の資格」と言ってもいいかもしれません。
また、あくまでも、「長く愛されるため」と考えた場合のマスターの意見ですので、その辺りは誤解のないようにお願いします。



◎資格の意味


資格や検定は、「それを持っている人の実力をある程度知ることができる」という意味合いがあります。
その人の「実力の証明書」と言えるかもしれません。
たとえば管理栄養士や調理師の資格を持った人がカフェのオーナーなら、お客様は少し安心するかもしれませんから、「人を安心させるための意味合いがある」とも言えます。


他にも、資格を取る側の安心感や、資格所有者としての自覚を持たせるなどの意味もありますが、主な意味としては、「ある程度実力を証明できる」「人を安心させることができる」この2つです。


しかし・・・
民間の資格や検定の中には、お金ばかりかかって、ほとんど役に立たないものや、ネタとして楽しむようなものも多く存在しています。
持っていても、その人の実力を測れない、または人を安心させられない資格です。
それらは「資格や検定の証明書を発行する側の利益のためにある」と言えます。
「芸能人も持っている!」なんていう宣伝をすると、人気が出たりするのがこの類です。


今回は序文です。
次回以降、以下のような内容で、資格にまつわる本題に入りたいと思います(順不同)。

◎お金で買える資格は商業ベース
◎3級より1級
◎取るなら専門分野
◎商業資格には人を幸せにする力はない
◎国家資格は人を幸せにできるか
◎資格にしがみついても幸せになれない
◎資格を捨てたとき、人になる
◎資格がないと不安ですか?
◎資格がないと人は認められないのか
◎資格所有者の実情
◎資格をとっても・・・
◎資格がなくても・・・
◎人間に必要な唯一の資格があるなら

・・・

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