心の傷の癒し方

(読了目安2分)

身体の傷は、じっとして治しますよね。
治っていないのに動いたら、治る傷も治りません。
同じように、心の傷も、心を静かに保っていれば快復に向かいます。
治っていないのに心に負荷をかけたら、治る傷も治らなくなってしまいます。


心の傷を抱えているなら、ゆっくり休んでください。
ムリをして出社し、さらに社会の負担になってしまうなら、ムリせずゆっくり休み、準備ができたところで社会貢献すればいいんです。
「愛とはなにか・これは愛なの?」と考えたとき、心の傷が癒えるまで何もしないで休むことも「愛」だと言える場合があるんです。


まず「身体の傷」ですが、身体に傷を負った場合、基本的に「じっとして動かないこと」、または手術や薬などの「積極的な治療」が有効です。
静養や治療もしないまま傷ついた身体に強い負荷をかけたら、悪化してしまう場合がほとんどです。


同じように、心の傷を治すにも、「じっとして動かないこと」「積極的な治療」が有効です。
静養や治療もしないまま傷ついた心に強い負荷をかけたら、悪化してしまう場合がほとんどです。


身体の傷は、さらに負荷をかけると悪化するわけですから、心の傷も、マイナス思考を続けたら悪化します。
お酒や覚醒剤を使って癒そうとする人もいますが、やはりその後悪化してしまう場合がほとんどです。


では、心に傷を負ったとき、具体的になにをすればいいのか・・・
つまり、「じっとして動かないこと」「積極的な治療」とはなにか、ということです。


答えは・・・「なにも考えないこと」「考えるならプラス思考で考えること」です。


「なにも考えない」とは、静かに、日々の生活に集中することです。
たとえば腕の骨を折った時、安静にしていなければ治らないように、心が折れたときも、やはり静かにしなければ治りません。
余計な心配事をしそうになったら、それを振り切り、心の静かさを保つ努力が必要です。


それができる人が、心の傷を癒し、再び立ち上がることができます。


次に「積極的な治療」とは、明るい未来を考えたり、プラス思考で生きることです。
楽しいことを考えていれば、徐々に心の傷は癒えていきます。


「心の傷を生み出す原因になるものから離れ、静かに暮らす、できれば明るく暮らすこと」

これが心の傷の癒し方です。



「精神科医」に頼ることも大切かもしれませんが、自分を癒すのは、最終的に、自分です。
あなたの心の傷を癒すのはあなた自身だということを忘れなければ、精神科医の助けを得ることもありかもしれません。
最後になりますが、どうしても精神科を受診するなら、女性は女性の精神科医に診てもらうことをお勧めします。


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