妊娠とお酒

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妊娠すると「禁酒」をする女性がほとんどですが、なぜ女性は妊娠すると、お酒を断つのでしょうか。


・・・そう、お酒を飲むと子供に悪影響があるからですよね。


妊娠してお酒を断つのは、お酒よりも子供の方が大切だからです。
妊娠中だと、「少しぐらい飲んだら?」と飲酒をすすめる人もまずいませんし、すすめられるままに飲む妊婦もまずいません。
胎児への悪影響をできるだけ回避するために、妊婦はお酒をやめ、周囲も気を使うわけです。



さて、「妊娠して禁酒する」ということは、「お酒は人体に悪影響があると知っている」「人はお酒より大切なものがあると、お酒をやめられる」ということを意味しています。


「お酒より大切なもの」があると、人はお酒をやめることができます。
ですから、「妊娠すると禁酒する」ということになるんですが、これってよく考えると、ちょっとヘンだと思いませんか?


妊娠すると禁酒するということは、妊娠前は、その女性はお酒を飲んでいたわけです。
ということは、妊娠前の「自分の身体」は、お酒より大切じゃなかったことになります。
そう、お酒を飲む人は、自分自身を大切にしていないということです。


つまり、お酒を飲んでいる人は、

「私の価値はお酒以下です」

と宣言していることになるんです。


お酒は、「愛する人」に飲ませるわけにはいかないものですから、お酒を飲む人は、自分自身を愛していないということになります。
自分自身を愛せない人が他人を愛することは不可能です。
他人を愛せませんから、自分が愛されることはありません。
お酒を飲む人は、愛されないということです。


「永遠の愛」を誓って結婚した夫婦の多くが、遅かれ早かれ誓いを破りますが、誓いを破る夫婦のほとんどが、お酒を飲んでいます。
(お酒を飲んでいない場合は、「タバコ・ギャンブル・過食・過趣味」をしているはずです)
お酒を飲まなければならない人は「自分を大切にしない人」ですから、「自分の信用」が落ちてもかまいません。
結果として目先の快楽を追ってしまい、誓いを破ってしまうわけです。


あなたの両親は、あなたにとって理想の夫婦でしょうか。
もしそうだとしたら、両親の助言どおりに生きてください。
きっとあなたも両親と同様、「理想の夫婦の形」を作ることができます。
逆に、両親が理想の夫婦ではないとしたら、どちらかがお酒を飲んでいませんか?
だとしたら、あなたは禁酒を実践してみてください。
禁酒すればなにもかもうまくいくというわけではありませんが、禁酒は愛されるための「基本」と言えるような、大切なことです。


自分も含め、「大切な人」がいる人は、お酒を飲みません。
妊娠中にお酒をやめることができるなら、出産を機にそのままお酒をやめることが愛です。

・・・

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