花嫁修業とは
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「花嫁修業 資格」という言葉で検索をしている人がいます。
たぶん、「花嫁修業として役に立つ資格はなんだろう」、ということだと思います。
今回は、「花嫁修業あれこれ」です。
◎資格は無用
「花嫁修業 資格」と検索している人にも、そしてみなさんにも、マスターから愛をこめてメッセージです。
みなさん、花嫁修業に資格なんかいりませんよ。
車の運転など、したいことのためにどうしても必要な免許は必要ですが、「○○検定の3級」なんていうのは本当にいりません。
むしろ、民間の小さな資格だと、裏目に出ることもあります。
たとえばその会社が倒産したり、不祥事を起こしたら、「あの会社の資格?」とバカにされてしまうんです。
以前あった大きな事件だと、ビクラムヨガ(ホットヨガ)創始者のセクハラ事件です。
創始者があんな事件を起こしてしまうと、ビクラムヨガ関連の資格がマイナスイメージになることもあるわけです。
いい花嫁になるために大切なことは、「資格」なんかではありません。
フラワーアレンジメント・アロマセラピスト・野菜ソムリエ・フードコーディネーター・そして料理教室、これらの資格や修了証書を見せたところで、夫婦ゲンカや離婚を防ぐことはできないんです。
あなたは、「○○検定の保有者」「○○コース修了者」ではなく、あなたというオリジナルブランドなんです。
資格、つまり他人がくれる「お墨付き」を得るほど、「自分」がなくなっていくことに気づいてください。
そこに気づけば・・・花嫁修業とはなにか、わかってきますよね。
◎まずは体重から
資格とか検定とか言っているみなさん、そもそもあなたは「理想の体重」になっているでしょうか。
理想の体重というのは、「なりたい体重・胸を張って言える体重」のことです。
理想の体重になっていたって愛をそそげなくて苦労している人はいます。
自分が理想の体重になってもいないのに、資格だとか検定だとか言っても、思いは空回りするだけです。
「チビ・デブ・ハゲ」の中で、「体重」だけは自分でコントロールできるものです。
資格や検定の重要性について周囲にいろいろと理想や意見を言う前に、自分自身を理想の体重にしてください。
◎花嫁修業とは
「花嫁修業」とは、小手先の表面的なものではなく、夫を愛し抜く力、子供を愛し抜く力、そして究極的には、人を愛し抜く力を身に付ける努力のことです。
人を愛し抜くには、まず自分の小ささ・不完全さ・無知などを知り、それを本心から受け入れなければいけません。
そして「大人の愛は先払い」ということを肝に銘じ、自分の幸せに責任を持ち、ストレスから解放され、愛をそそげる人になる必要があります。
(難しいことですけど、努力して一歩でも愛に近づきましょう)
人の命には必ず終わりがあり、愛をそそげる時間は限られています。
いま20代前半なら、寄り道してもいいかもしれません。
しかし30歳を過ぎて、「結婚したい・花嫁修業をしなくちゃ!」と言っている人は、「資格」に心を奪われている場合ではありません。
資格を取るために使う時間とお金を、本当の意味の花嫁修業に使ってください。
◎料理
「花嫁修業」と言うと、どんな調査でも「お料理」がトップになると思いますが、本当にそうなんでしょうか。
なんとなく時代遅れのような気がしますが・・・以下マスターの考えを書いてみますね。
マスターは仕事で厨房を担当していることもあり、普段から楽しくお料理をしています。
「食」は人間の基本ですから、みなさんもお料理ができるようになれば、必ずいいお嫁さんになれます・・・ってそんな単純な話ではないですよね。
マスターは料理をしますが、平和な結婚生活にとって重要なものは、「料理の腕ではない」とはっきりと言えます。
料理の腕も大切ですが、それ以上に大切なものがあるんです。
妻は料理をしませんが、だからと言って結婚生活が荒れるどころか、マスターは結婚以来妻のことがずっと好きです。
逆に、マスターが料理をしなくなっても、妻はマスターのことが好きだと思います。
◎まとめ
花嫁修業と言えるものがあるなら、唯一「知恵を得ること」です。
たとえば、「料理を作ること」より、作った料理を「笑顔で出す・堂々と出す・冗談交じりで出す」などが、花嫁修業と言えるわけです。
結婚生活は、知恵のあるなしで大きく変わります。
結婚生活を楽しもうと思うなら、なによりも「知恵」を手に入れる必要がありますが、知恵は学校では教えてくれません。
普段の生活を丁寧に生きることで手に入れていくものです。
本当の意味での花嫁修業は、世間で言われていることとは全く別物です。
世間で言われている花嫁修業は、「ビジネス」がベースになっています。
なにかの資格を取っても、資格を発行する側の利益になることがほとんどですし、繰り返しますが、どんなに素晴らしい資格があっても、ケンカが絶えない夫婦はたくさんいます。
心理カウンセラーや精神科医でさえ夫婦ゲンカして離婚しますが、これは、知識があっても「知恵」がないからなんです。
マスターは以前、「大卒後就職し、勤続12年」という女性と一緒に暮らして、本当にその仕事だけしかできない状況を見てビックリしたことがあります。
その女性は結婚を望んでいましたが、おそらく不可能か、たとえ結婚できても、「夫婦関係ってこんなに大変なの?」「結婚なんてするもんじゃなかった」と感じる生活になると思います。
収入や世間体を気にして行動してしまい、本当の花嫁修業をしなかった「ツケ」を払うことになるわけです。
繰り返しますが、「花嫁修業」とは、「知恵を身につけること」です。
外見的なものも大切ですが、それだけでは、「あいつは美人だけど人としては・・・」と言われ、短い恋愛を繰り返します。
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