154センチ37キロは痩せすぎ?

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今回は、「太ってはダメ・痩せましょう」というスタンスではなく、「痩せていてもいいです」という話です。




◎154センチ37キロは痩せすぎ?

154センチの身長で37キロは、痩せすぎだと思いますか?

「ガリガリで死にそう」

「栄養失調」

「すぐに病気になる」

「生理が来ない」

こんなイメージを持っている人も多いかもしれません。


さて、自分は特に困ったことはないのに、周囲からは「あんた痩せ過ぎよ・もっと太ったら?」などと言われてイヤな思いをしている女性や、「私って、世間一般に言われてる健康的な体重より痩せてるけど、大丈夫かな?」など、自分の体重の軽さや細めの体型などを心配している女性に読んでもらえたらと思います。



また、痩せていることを誇りに思っている人もぜひ読んでみてください。
きっとさらに誇れるようになります。


後半はマスターの店のスタッフだった細めの女性、「A子さん」の写真も掲載します。


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以前、AKB48の「板野友美」という女性が自分の体重の写真を載せ(154センチで37キロ)、「激ヤセ」だと言われ、ちょっと話題になったことがあります。

ちなみに50キロあった人が、意に反して急に37キロになったら大変ですが、板野さんの体重はそこまでの激減ではないようです。



ではまず、「理想の体重」について復習しましょう。



えーと、「理想の体重」って、どうでしたっけ?



思い出してみてください・・・理想の体重とは・・・



・・・



そうです、「笑顔で他人に言える体重」「誇れる体重」です。

理想の体重とは、決して身長に対して決まるものではないんです。

女性で身長160センチでも、柔道やレスリングの選手なら体重60キロ以上が理想の体重かもしれませんし、マラソンランナーやテレビに出るファッション系のモデルさんなら、40キロ前半という人もいます。

それぞれに誇りを持ち、楽しく元気に生きているなら、それが「理想の体重」です。

念を押しますが、「楽しく元気に生きている」ということが大切なんです。

拒食症になって痩せたりしたら、本人も苦しいでしょうし周囲が心配しますから、これは理想の体重ではありません。



「理想の体重」というのは、「笑顔で他人に言える体重」ということをまず覚えておいてください。



そして、「理想の体重は自分で決めるもの」ということも大切です。


たとえば周囲から「あなたは理想的な体重だね」と言われても、あなたが自分の体重に納得していないなら、それはまだあなたにとっては「理想の体重」ではありません。


他人ではなく、本人が納得している体重が「理想の体重」です。


板野友美さんの体重は、自分で公表したものですから、彼女の中では、どちらかというと、「笑顔で他人に言える体重」です。


ということは、彼女にとっては理想の体重の範囲内なんです。


心労で痩せてしまったなら気になるところですが、楽しく仕事をして、元気にやってるならそれでいいはずです。


ちなみに板野さんの写真集は、「爆売れ」だそうです。



マスターは以前「夏は1ヶ月で4キロ落ちるときがあります」と書きましたよね。

168センチで53キロ以下になることもありますが、マスター自身は仕事を楽しくやっています。

ちなみに177センチで51キロの友人も、出会って30年以上、学生時代と変わらず元気に生きています。


太ろうとしてもどんどん痩せていくなら心配ですが、板野友美さんは自分の体重を自ら公表していますし、しかも本人が「ちょっと痩せたから食べるぞ!」と言っているみたいなので、基本的に心も前向きで元気なはずです。
ですから、他人が否定的なことを言う必要はないのかもしれませんね。



以下に続きます。



◎批判的・否定的な声がある理由

痩せている人に対して、純粋に心配する声もありますが、同時に、批判的・否定的な声がある理由について書いてみます。


ここでは体重の急激な減少や、154センチで30キロ以下など、病的なものについては触れません。



〇医師や栄養学者の立場

154センチで37キロになったとき、あえて医師に意見を求めれば、「それは痩せ過ぎです」と言います。
しかしその理由は、「それで大丈夫です」と言ってしまうと、なにかあったときに責任を取る必要が出てくるからです。
マスターが心配なのは、医者や栄養学者から「それは痩せ過ぎです」と言われることによって、言われた本人が気にし過ぎて、それが原因で体調不良になってしまうことです。



〇無知によるもの
自分の周囲に154センチで37キロの人(痩せた人)がいないと、どの程度のスタイルかわからず、身長と体重、特に体重だけを聞いて「それは痩せすぎ、危険よ!」と言う人もいます。



〇ひがみ
自分が太めだということや、痩せたくても痩せられない劣等感から、単なる「ひがみ」で批判をする人もいます。



〇数字だけで判断する
健康について流された情報だけを鵜呑みにし、「154センチなら50キロが健康、それ以外は不健康」という思考になっている人もいます。



◎結局男性は細めが好き
「痩せていると貧乏臭い」「元気がないように見える」「女らしくない」などと言う人もいます。
しかし、以前も書いたように、なぜか痩せている女性がモテると思いませんか?
たとえば154センチで37キロの細めの女性に対して、逆に154センチで60キロの太めの女性がいたとします・・・
ファッションや性格は抜きにして、モテるのはどっちか考えてみてください。


「細めのアイドルグループ」と「太めのアイドルグループ」で考えてみてもいいです。


どっちがモテるか・・・


・・・



・・・でしょ?


細めのアイドルグループの方がモテるんです。


「太めがいいよ・かわいいよ」と言う男性でさえ、スマホやパソコンで見るのは細めの女性の画像ばかりですし、アダルトビデオもグラビアなんかもみんな細めの女性がメインです。
結局男性は、太めか細めかと言われたら、細めの女性を選びます。
板野友美さんは基本的にまだ人気があるわけですから、多くの人から見れば、激ヤセでも栄養失調でもなく、ただの「細め」と言える程度の体型だと思います。

もし30キロ以下になったら、痩せていることを理由に人気はなくなるでしょうから、37キロの時点ではまだまだ「激ヤセ」でもなんでもなく、「細め」ということです。




◎バイトのA子さん

154センチ37キロの板野友美さんが「激ヤセ」とか「栄養失調」などと言われているのを見て、マスターの脳裏を真っ先によぎったのが、以下の女性A子さんです。
彼女は以前、マスターの店のバイトとして、数年間仕事を手伝ってくれました。

写真は、身長153センチ、体重39キロの時のものです。

マスターは彼女を「痩せ過ぎ」と思ったことはなく、むしろ「細くひき締まった美しい体型の女性」だと思っています。


マスターの店の隣の家にて撮影。
153センチ39キロ BMIは16.7です。

154センチ37キロの板野さんよりちょっと太めと言えるかもしれませんが、だいたい同じようなスタイルです。


彼女は栄養失調でもなんでもなく、元気なんです。
また、ヒップよりバストのサイズの方が大きい体型のためか、絡んでくる男性が後を絶たず結婚は20代前半でした。
現在三児の母、専業主婦をやっています。


A子さんを見てわかるように、たとえ細くても、普通に働き、子供も3人産み、子育てもできるんです。


また、以下の写真にあるように、現在マスターの店で修行中のスタッフも細めです。

171センチ48.5キロで、BMIは16.6です。

しかし栄養失調でもガリガリでもなく、毎日仕事ができ、お客様のほとんどが「すごいスタイルね・羨ましい」と言います。
本人も自分の体重にマイナス感情は持っていません。

ということで、極端な場合は別として、楽しく元気に生きているなら、軽い体重だから(BMI値が低いから)といって心配しないでください。

また、他人からの愛のない批判に耳を傾ける必要もありません。

以上、「痩せていてもいいんですよ」という内容でした。

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