資格を取ることよりも

(読了目安2分)


これからなにかの資格を取得しようか迷っている人は、立ち止まってちょっと考えてみてください。
その資格、あなたにとって本当に必要なものでしょうか。


マスターは、「資格」に振り回されている人が多いように感じているんです。


たとえば、20代前半から半ばまで、結婚に対して「余裕」だった女性が、30歳を目前に少しずつ「焦り」を見せはじめ、その不安を消そうと「資格の取得」に目覚めてしまうことがあります。


マスターの経験上、資格をいくらたくさん取っても、長く愛されることとは無関係です。
35歳を過ぎてもそれに気づかないままで「資格」に夢中になっていると、平和な結婚は遠ざかります。
結婚や結婚生活の維持に必要なのは、人間力だからです。


「資格」は、ごく難関の一部の資格を除き、今の時代、ほとんど役に立ちません。
多くの場合、資格を取る側ではなく、資格を発行する側が利益になる仕組みです。
それに、資格を取って、その資格があるから成り立つ仕事をして、あなたは一生満足でしょうか。
「私が目指しているものはこんなことじゃない」となる可能性が大きいということは、ある程度社会を見てきた人なら理解できるはずです。


あなたが本当に欲しいものは「資格」ではなく、「人」だったはずです。
そのためには、「資格所持者」ではなく、「オリジナルブランド」になる必要があるんです。



資格というのは、ある意味企業の「看板」と同じもので、たとえば、一流企業と言われる会社の社員の中には、自分がその会社の社員であることを誇らしげに宣伝する人もいます。
しかしそれって、他人が作った看板を掲げて威張っているだけだと思いませんか?
同じように、一流の資格を持っていても、それを誇らしげに掲げているだけでは、あなたはオリジナルブランドにはなれません。


他人が作った看板は、とてもはかないものです。
みなさんは、たとえ一流企業に勤めても、一流の資格を持っていても、他人が作った看板を誇らしげに掲げる人にはならないでください。
自分が作った看板を、相応の場所に掲げる人になりましょう。
あなたは「一流企業の社員」ではなく、「あなた」です。
あなたは「一流の資格の所持者」ではなく、「あなた自身」ということを忘れないでください。

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