争わないための短編3つ

(読了目安3分)

現在、人類は争いから卒業できず、世界各地で戦争が起こっています。
今回は、平和を実現するための短編3つです。

◎家族を大切に


他人にいい顔をするため、実力以上に無理をしてストレスを溜め、近くの人、たとえば家族や恋人に対してイライラするのは本末転倒です。
なぜなら、社会の最小単位が家族や恋人同士だからです。
家族内で平和を保つことができるなら、その平和が集まってできる社会や国家も、平和な社会、平和な国家になります。


社会の最小単位である家庭内のつながりが平和的でないなら、社会そのものが不安定になり、その不安定さが、やがて戦争を生み出します。


たとえば車同士がからむ「交通事故」は、初心者同士が起こします。
一方がベテランドライバーなら、ベテランドライバーが様々な状況を予測し、事故を未然に防ぐことができるからです。
人間関係のトラブルも、人生の初心者同士(愛を知らない人たち)が起こします。

そしてそのトラブルの最大の出来事が、戦争なんです。
愛を知る人が増えれば、戦争は確実に減っていきます。


みなさんが望んでいるのは、「平和な人生」ですよね。
ですからまず、根本の部分を見直しましょう。


他人にいい顔をするために実力以上に無理をしていないか考え、無理をしていると思うなら、背伸びをしなくてすむような実力を身に付けてください。


心の実力を身に付けるには、スポーツと同じようにとても厳しいトレーニングが必要になります。
しかし、どんなことでも、行動しなければなにも変わらず、ただ時間が流れていくだけです。


スポーツだって、スポーツ関連の本を読むだけでは上達しませんよね。
理想の生活や人生を思い描くことは大切ですが、行動しなければ実現しないんです。


いま、家族に対して平和な気持ちを保てない人は、たとえ家族から離れても、新しい人間関係の中で同じことを繰り返すかもしれません。


はじめに書いたように、社会を構成している最小単位は「家族」です。
自分はいまストレスを溜めていないか、ストレスを家族にぶつけていないか、感情的になって他人を批判していないかなど、考えてみてください。他人を批判してあなたに残るものは、マイナス感情だけです。


◎家族を大切にできない人も


家族を大切にできない人もいると思います。

マスターは、「家族とは口論ばかりで一緒にいたくないんです」「否定的なことばかり言われてイヤなんです」という女性とたくさん出会ってきました。


しかしそんな女性も、マスターの前で、親と同じように否定的なことばかり言っています。



先祖代々「自分は正しい、親は悪い」というセリフを言い続ける悪循環を繰り返してきたわけですが、人はその「悪循環・負の連鎖」を断ち切ることができれば、平和に暮らすことができます。

いま家族を大切にできない人でも、負の連鎖を断ち切ることができれば、平和に暮らすことは可能です。



◎「他人と争わない」という自分との戦い


みなさんにとっての最後の争いはいつでしたか?
その争いの後、二度と争わないと誓いましたか?
誓った人は、その誓いを守っていますか?


争いの後、多くの人が「二度とこんなことは・・・」と誓います。
そしてやはり多くの人が、その誓いを守れず、平和とは言えない人生を生きています。


平和を実現するためには、争いは避けて通る必要があります。


争わないためには、「自分が正しい」という気持ちを捨て去る必要があります。


「自分が正しい」という気持ちを捨て去るには、人間の不完全性を認める必要があり、それが「他人と争わないという自分との戦い」です。
この戦いには勝ってください。
愛されるために必要なのは、自分との戦いに勝つことだけです。

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