#いま私にできること

タイトルの「私」って、これを書いているわたしのことではありません。
#立ち止まって考える
で講義されている先生方のことです。

https://ukihss.cpier.kyoto-u.ac.jp/1669/

哲学、環境史、倫理学、地域研究メディア学その他いろんな分野を専門としている先生方がそれぞれの専門分野の観点からアフターコロナの社会を見据え、広く、深く考えるための学習の機会を参加者に与え、一緒に考える場を提供して下さっています。

私の住むマレーシア。いつもその多様さから「特徴が無いのが特徴」とお友達に話すのですが、インドネシア、マレーシアをコアに東南アジアを専門としている山本先生も東南アジアを同じ言葉で表現されていたのが個人的にはうれしかったです。私が言っても「なにそれ~」で終わっていますが、京大の先生になんかお墨付きをもらったようで、これからは「特徴がないのが特徴」と声を大にして唱えていけます。フフフフフ。

それはさておき、コロナに関していえばマレーシアはかなりダイナミックなロックダウンを行いました。自粛のレベルではなく、法的拘束力のあるレベルで人々の活動を制限。病院へ治療に行く、食料調達(買い物)等の特別の事情が無い限りは外出禁止。違反すれば罰金・禁固が課されました。

その甲斐あってか2020年7月5日時点のコロナの状況は次のとおりです。
新規感染者 5名
感染者合計8,663名
完治者合計8,465名 (感染者数のうち97.7%が回復)
治療中患者: 77名(重症患者2名、うち呼吸器装着 2名)
死亡者計121名(感染者数に対して死亡率1.4%)
人口は日本の4分の一、国土や日本の約80%の国です。

今ではロックダウンは条件付で緩まり、ほぼコロナ前の状態に戻りつつあります。戻るという言い方は正しくないかもしれませんね。手洗いうがいは人々の生活の一部になり、社会的距離を置くのも当たり前になりました。3ヶ月にわたる操業停止でダメージを被った会社も少なくありません。職を失った人もいました。しかし、「命を守る」を最優先に政府も人々も踏ん張りました。各人がそれぞれの立場で「いま私にできること」を実践した成果だと思います。

まだ、過去形にはなっていません。コロナが無くなったわけではないし、いつ再び流行してしまうか分からない危険性もはらんでいるため、各所で検温は行われ許可はされていてもセミナーや結婚式の参加者の人数制限が行われています。

不自由だよ。でもね、それがいま私たちにできること、みんな命を守るため、この時代を生き抜くため「いま私たちにできること」を実践しています。

いま私にできること

それぞれの人がいま私にできることを実践したらよりよい社会が築けるよね、そんな希望が詰まった言葉と行動

あなたのいまできることは何ですか?

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