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精神保健指定医新規申請における口頭試問対策2<絶対の合格に賭ける気概>

<再確認事項>
指定医の口頭試問は、専門医試験とは問われる内容が異なります。
「指定医」認定のための試験である趣旨から想像できる通り、問われるものは法律です。求められる知識は「法に始まり、法に終わる」ものです。そのため、確実に合格するためには、法に始まり、法に終わる勉強を心がけることが重要です。手元に置く教材は「精神保健福祉法詳解」「指定医研修会資料」「自分のレポート」です。これを穴が開くほど勉強することが重要です。ただ、闇雲にやっても勉強も捗りません。自分だけではどこがポイントか、よく分かりません。問われるところはどこなのか、どこを重点的に勉強すべきなのか、学ぶべき柱を絞ってここでは解説致します。余裕があれば、更に精神保健福祉法詳解や指定医研修会資料を読み込み、枝葉を広げ、どこを問われても「大体は答えられる」「大体は知っている」を目指し、以下の必須要点については「正確に」「一字一句確実に」「スラスラと」答えられるよう、合格の地盤を固めましょう。合格後、先生方が立派な指定医として、精神科医療の現場で活躍されることを切に祈ります。


■医療保護入院について
必須知識が多数あります。一つずつ、確実に押さえる必要があります。
口頭試問では、試問の緊張状態の中「いきなり」問われますので、普段からスラスラと答えられるように暗記し、準備する必要があります。

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