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今の自分は、理想の自分ですか?

自己啓発や成功哲学に多くの影響を与えたと言われる
イギリスの哲学者ジェームズ・アレンの思想の実践本
『運命を変える7つの学びのステージ』から
一文を紹介しながら、私なりの考察を書いています

The Third Stage 3 Lesson4
今のあなたは、何百万回も繰り返した考えと行いの結果です
今の自分は、理想の自分ですか?
私たちは、それぞれ、未来の自分に向かって生きています
これから先の自分は
自分自身の選択によって、よくも悪くも創られていきます

今の自分が理想の自分かと聞かれれば
そうではないと思う

けれど、そもそも「理想の自分」なんてことを考えて
生きてきたかと言うとそうではないし
若い頃の「理想の自分」は
本当に自分が理想としている自分ではなく
社会や周りや親からの影響からくるものだったと思う

みんなと同じくらいの学歴があって
仕事があって
それなりに暮らしていけて
たまに好きな旅行とか行って
好きな人と出会って結婚して
家庭を持って幸せに暮らす

そんな漠然としたものが「理想の自分」だった

その道に行っていたとしても
それはそれで幸せだったろうなと思う

でも、自分はそれに逆らうように
転職を繰り返して
好きな人とも出会わず、結婚もせず
一般的な「幸せ」とは程遠い生活をしている

そして今「理想の自分」と言うものと向き合いながら
でも、それさえも
自分を何かに固定させようとするものに
逆らっているだけのような気さえするときもあり

自分の選択というものが
本当に良い道にいくのか、それとも悪い道なのか?
そんなことはわからない

そもそも「選択」している自分が
正しいのかさえ分からないのだから

もし自分が「正しい」のなら、
今までしてきた選択だって、全て「正しい」のだ
理想の自分に今、いないからと言って
今までの選択が全て悪いというわけではない

その時、その時に必要な選択があって
自分で選んだものなんだ
だから、それはそれでいいのだと思う

ただ、テストの問題のように
ここで間違ったから、次はここは間違えないぞと
はっきり分かったのに
また同じ間違えを選択する必要はない

それと同じように

自分が理想とするような生き方をしている人いて
その人がどのような選択を日々しているのか
知ることができたのなら
それを真似してやってみてもいいじゃないかと思う

そうしてやっていく中で
自分はこっちの方が心地よいなと思えば
修正していけばいい

私は賢いのではない。問題と長く付き合っているだけだ。アインシュタイン

PCDAのように
問題が起きたら、何が原因だったのか、次はどうすればいいのか
やってみた結果がどうだったのか、改善点はあるのかという繰り返しで

結局のところ人生も望むようなことへと変わっていけるんだろう

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