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新しい王国〜ジェームス・アレン『運命を変える7つの学びのステージ』を考察する③

自己啓発や成功哲学に多くの影響を与えたと言われる
イギリスの哲学者ジェームズ・アレンの思想の実践本
『運命を変える7つの学びのステージ』から
一文を紹介しながら、私なりの考察を書いています

The one stage lesson 3
今の自分を超える自分を創ること
それは新しいあなたを育てることです

今考えると
2011年3月11日に起こった、東日本大震災をきっかけに
私は「新しい私」に向かって、動き出したのかもしれない

それまでは保育士として働いて
夏休みに旅行に行ったり、映画や本を読んだり
カラオケに行ったりするのが楽しみな、ごくごく普通の暮らし

なんとなく心にふと訪れる、ざわつきも
日常の中にかき消されて行っていた

あの日

大波のように揺れる部屋で子ども達を守りながら
自分の何かが揺るがされているのを感じてた


その後、少し落ち着いた東北にスタディーツアーが企画されて
初めて被災地に足を運んだ時

何もない原っぱに住宅街の土台が隠れていて
そこに写真やノートの切れ端や食器の破片を見て

「生と死」ということに初めて向き合わされたような気がする

自分には限られた命があるのだということ
明日は今日と同じように
やってくるとは限らないということ...

そこから、ちょうど年齢的にも人生折り返しで
これからどう生きるのか?というのを
真剣に考えるようになった

そうしたら、不思議なことで
「こんな生き方もできるよ!」という
様々な見本のような人たちとの出逢いがやってきた


そんな中でもダントツは、自由人の高橋歩さん
参加した東日本大震災のスタディーツアーは
歩さんが当時理事をつとめていたボランティア団体がコラボしていて

歩さんと直接、お話をしたり、聞いたりする機会があって
今までの「安心、安全、普通が一番」みたいな概念が
ガラガラ崩れた衝撃がありました

今まで「なんとなく興味がある」「なんとなくやりたい」と
湧き出る思いの感覚を否定されてきたから

それはやってはいけないことなのだと
自分に枷をつけていたけれど

私がずっと思ってきたように生きていいんだ!
そう思わされました


もう一人は、オーストラリア帰りの英語の先生
オクスフォードを卒業して、外国に住んで、仕事もしていて
オーストラリアでは永住権も持っていたのに
「なんとなく日本に帰ってこなきゃと思ったから」という理由で
日本に帰ってきた先生

私の概念を覆す第二波でした

この先生から、スピリチュアルな考え方と
コーチングというものの存在を知ることになりました

先生から英語コーチングを受けて、最終目的である
一人でハワイ島に行くことを成し遂げて

憧れのマウナケア山で
流れ星があちこに流れる美しい夜空と
雲海の中から光さす、眩しい朝日を見ながら

私の何かが変わっていくのを感じました


2011年の自分を思い返すと
今の自分なんて、全く想像だにしていなかった

1年前の自分でさえ
まさかこんなにビジネスに深く足を突っ込むことになるとは
全く想像しなかったし

さらに出逢う人達がめちゃめちゃ変わった

1年前までは自分で事業をしている人なんて
私の周りにはいなかった

でも、今はそちらの方が多いし

会社の社長さんとか年収の桁が違う人なんて
雲の上って感じでしたが
最近、そういう方々にお逢いするようになり

日々を見ると、全く進んでいないように感じるけど
あらためて振り返ると変化してるんだな


もしかしたら3ヶ月後には
ものすごいことになっているのでは?とそんな気さえする


変化のきっかけは
やっぱり、自分の心に正直に従ったこと
自分にはチャレンジに思える新しいことに挑戦したこと

そうすると、自分の中では幾ら考えても出てこなかった発想が
ある日、ぽん!と浮かんだりする

答えは自分の中にあるのだけれど
やはりそれを引き出してくれる「きっかけ」は必要で

それがスピリチュアルでもカラーセラピーでもコーチングでもセミナーでも
なんでもいいけど
とにかく、自分の思う限界を突破した世界を見せてくれる所に行ってみたり
自分がいいなと思っている世界に暮らしている人にあったりする

自分では「夢」かもしれないけど
その世界に住んでいる人はいるのだから
それを「現実」に見ることで
自分の「今」に、手繰り寄せることができる

新しい自分の王国を創っていこう


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