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047.人付き合いで一番大切だと思うこと



今日は高校時代の同級生とランチをした。
半年前くらいに会ったときはまだ本格的に寒くなる前だっただろうか。今日は全国的に暑い日で、季節があっという間に進んでしまうことを実感する。


会わない間に彼女の息子くんは高校生になっていた。校則の自由な進学校に進んだ彼は、急に髪を赤なのかピンクなのか、足して2で割ったような素敵な色に髪を染めていた。笑 本当に素敵な色だった。
友人はその画像を見せては困惑した顔をしていた。

「えー!良いじゃん!校則無いなら尚良いじゃん!」

受験を頑張った彼にはこれくらいやったっていいと思った。これでバランスが取れるのかもしれないと思った。




昔彼が3歳くらいのとき、大人や子供も含めて大勢で大きな公園に遊びに行った時のこと。
彼は昔から大人びた子供だった。
なにか納得がいかないことがあって、一人でベンチに座って静かにこちらに背を向けていた。その後ろ姿が3歳児とは思えないほどの哀愁が漂っていたので、笑っちゃいけないし面白がってはいけないのだけど、可愛すぎてその後ろ姿をスマホで撮影したのを覚えている。その後ろ姿は今でも印象的なほど強く記憶に残っている。

そんな彼が最近中学(地元)の男女の仲良しグループLINEから急に抜けて、一切その人たちからも縁を切ってしまったことを彼女がまた困惑した表情で近況を報告してきた。

その理由は
説明されたけど忘れてしまったが、簡単に言うと、
自分ではなにもやらないくせに人の文句や悪口ばかり言っていたり、楽な方へ楽な方へ流れていくようなかんじで遊んでばかりいたり、学生時代にはありがちな友達同士の付き合いみたいな感じの内容だったと思う。

その内容をわたしに話した上で友人が
「この息子の行動どう思う?めっちゃ仲良かったんだよ?それなのにあっさり縁を切っちゃってさあ。さすがにやり過ぎじゃない?って思うわけよ」

わたし「そんな若いうちにそんな決断を出来る彼が素晴らしい!」
と感動して拍手をしたら、また彼女が困惑していた。笑

友人「さすがにやりすぎだわって言われるかと思ったら、まさか褒められるとは。笑」



わたしは今でこそ自分のことは自分で全部ジャッジして決めていけるけど、自分の思いのままそうできるようになったのはここ数年のことだし、
彼ぐらいの年齢でそんなジャッジの仕方が出来ていたらもっともっと今は違ったかもしれないと思う。
そんな方法知らなかったし、
右向けば右、左向けば左しかできなかったし、考え付きもしなかったし、それを伝えるなんてとてもじゃないけどできなかった。

だから純粋に彼が自分でそういう判断にたどり着いたことに深く感動していたし、ちゃんときっぱり線引きできていることも本当に素晴らしいことだとも思った。


友人は、
(いろいろ人だったり経験したり失敗したりを経て自分の身になっていくことを、自分で突っぱねてはダメなんじゃないかと思ったりしてね)
と言っていたけど、

そこまでちゃんと十分にそのグループに居てちゃんと経験して考えた上でそうなったのだろうから、わたしはいいのだと思ったのです。
むしろ線を引いてジャッジして思いを伝えたりいろいろ思われてしまう方に居る彼もエネルギーをいっぱい使ったはずだろう。


良くやった!


勇気のある行動だと思った。
そして、彼はこの先も大丈夫だと思った。
素敵な人に成長したなあと思った。




人付き合いで一番大切だと思うことは




ザワザワしない付き合いを自分で選択していくこと



わたし個人の考えです。






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