358.3/10.やり残したと思うことは?
やり残したと言うなら、部活だろうか。
(中学はテニス部だった)
高校時代の部活に一切入らず(入らずというか映画研究会という名の帰宅部だったのだけど)、毎日放課後はバイトをしていた。
それで自分の携帯代とかお小遣いとかをまかなっていた。
その時はそれで良かったから後悔などもしていなかったし、自分の使うお金は自分で稼ぐことに誇りを持っていたから、当時はそれで良かった。
でも今思うと、もうちょっと親にわがままを言って部活をすれば良かったなあとか。(きっと部活に入るといえばいいよといったに違いないから)
母子家庭だったので、親に負担をかけないことが自分の中で最優先だったから。
別にそれが不幸とかでもないし、自分の日常なので何も特別だということではない。
でもあのときのキラキラしていて、同じ方向へと未来に期待を抱いた若者がたくさん集まっているところってなかなか無いよなあと。そんな中で一つのことに向かってある程度の人数で何かをするということが、なんだか足りない経験だったなあと思うのです。
絶対にあの時のあの場所でしか経験できなかったことだったと思うから。
それを思ったのは最近のことなのだけど。
長女が部活に打ち込んでるのを見ると羨ましくなるのです。
こんなに若いうちからのめり込めることが出来るということは、なんというか、素晴らしいよなあと思うのです。
大勢で一つのことに向かっていく大きな力を見せつけられて、おばちゃんは圧倒されながら、でもなんだかキラキラとした熱い気持ちになるのです。
中高の目標も、大学までの目標もうっすらあるみたいだから素敵だなあと、自分の娘ながら思うのです。
(わたしの小5時代なんて好きな男の子のことばかり考えていたよ。笑)
若いときにしかできないことを、存分に体験してから大人の荒波に揉まれに行ってほしいなあと思うのです。
その経験は絶対にこれからの人生で力になるはずだから。