見出し画像

松江から映画のご感想が届きました!

さる7月24日土曜日、松江テルサ7Fのドームシアターで行われました本作の上映会へご来場いただきましたお客様から、ご感想が届きました。(写真はその時の上映会の様子です)

映画の製作に関わった者として、作品をご覧になられた方々から届くご感想を読み始めるときは、とても緊張します。そして読み終えた後に、いつも大きな「力」を頂きます。映画に関して寄せられる様々な思いー共感、未来への意志、哀惜の念・・・これはこの作品の製作に関わった全ての人間にとって、大きな糧となっていると信じます。

改めまして上映会にご来場いただきました松江の皆さまへ御礼申し上げます。(以下、ご感想の紹介です。)

★本当に心に残る映画を観ることができたと思いました。
心のケアーをするということは、誰一人、ひとりぼっちにしないことという安先生のお言葉は、私の心にしみました。
私は僧侶ですが、亡くなった方のご家族のそばによりそって、心のケアーがきちっとできるような住職になっていければと、この映画をみさせてもらい、強く感じました。
ありがとうございました。

★本日初めてテルサでの映画を鑑賞しました。
息子が研修医最後の年を今年迎えています。
息子の仕事を理解する為に、今回この映画を見ることにしました。
精神科医を志しています。
人の心をもっと理解したいと、息子も同じ気持ちだと思います。
ゆっくりで良いから、1人でも助けることができれば、すばらしい仕事だと思います。

★気になっていた作品を、シアターで観ることができて、大変ありがたいです。
本や作品にならないと知られない、「安さん」のような暖かい方が、まだまだたくさんおられるのだろうなぁと思いながらも、「安さん」という方の人生、生き方、ふるまい方に心打たれました。
これからも、こうした知らないことを知る機会となる作品をよろしくお願いします。

★先日は松江テルサでの素晴らしい上映をありがとうございました。
感想を以下にお送りいたします。
どのキャストの方も良かったですが、特に主演の柄本佑さんの演技が素晴らしかったです。病室で恩師の永野先生と話をするシーンでの泣く演技は圧巻で引き込まれました。そして安先生の人柄に好感が持てて物語の終盤には彼が亡くなって欲しくないと強く思いました。最後の診察に向かう前に安先生が、後輩の精神科医である北林先生に「北林先生は自分のことをよく鈍くさいって言うけど、そのままでええよ。みんなが見落としていったものを見つけられる人やと思うから。」と言った台詞がしみました。私自身、不器用で鈍くさいなと自分のことを思うことがあって、その自分の弱いところを「でもあなたはこんなに素敵なものを持ってるんだよ。」と優しく肯定してもらえたように感じました。患者さんも家族も友人も同僚も、「誰もひとりぼっちにさせへん」という安先生の魂が、確かにこの映画の中に存在していると思います。
 会場に関しては、初めて松江テルサのドームシアターで鑑賞しましたが、場内だけでなく廊下やロビーも含めフロア全体の照明の雰囲気が良くて、後部に配置された上映機材が格好良かったです。大きなスクリーンで高画質の映像かつ高音質の音響で、たくさんの人と一つの物語をともに見つめるこの空間がとても好きだなと改めて思いました。
これからも上映を楽しみにしております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?