合唱曲「少年の日は いま」の考察
TVアニメ「SSSS.DYNAZENON」の南夢芽が作中で口ずさむ曲です。
私も中学生のときに歌った記憶があります。
つい先日まで、映画「GRIDMAN UNIVERSE」がロングランで上映されていましたね。私は、なんとか2回観て特典をゲットしました。
よもゆめが推しカプなのですが、ラストでの逆お姫様抱っこ!!
あれの演出には悶絶しました。
こちらが問題の絵ですね!(尊い!!)
前置きはこのくらいにして、作中で夢芽さんが歌っている「少年の日は いま」の歌詞を紹介します。
空への憧れというものは、いつの時代も人類に夢を与えてくれます。
ライト兄弟や、ガガリーンと言った、空や宇宙へ飛び出していった人たちは、天空を見つめて夢を描いたのではないかと思います。
そんな偉人たちのように、地球(=世界)を見つめながら、「心の翼で羽ばたいてゆけ」と背中を押してくれている気がします。
「さあ 飛ぶがいい 希望という名の 風に乗って」という歌詞から、
希望が風になる理由を考えます。やはり、夢を見るだけの単なるドリーマーでは人生を渡ることはできません。しかし、現実ばかりでも夢や希望がなければ、つまらない人生になっていきます。そこで、一歩を踏み出そうとしている私たちを風が押しくてれるのだと思うのです。
風はどこからともなくやってきて、どこかへ吹き抜けていきます。
そう風は、「吹こう」と思って吹いている訳ではないのです。
そこに自我はなく、ただその風としての役割に徹している。そんな風のように、自らの心に従って、内側から響いてくる声に従って、素直に一歩を踏み出す。
そこに、青春の”青さ”があるのではないかと思うのです。
劇中では一番だけが登場しますが、私は二番が好きです。
「君の 眸は 果てない未来映す 海の 海のいろ」
眸(ひとみ)がなぜ瞳ではないのか、前者の漢字では「目を見開いてよくみる」という意味があるそうです。
そう、未来を見据えているのです。太平洋を見ながら、いつか世界に出ていくことを志している、そんなイメージが湧いてきます。
「さあ 翔ぶがいい 試練という名の 嵐に耐えて」
希望の航海の中では、嵐の日もやってきます。所謂、現実というやつですね。
理想を掲げて、社会にいざ出たとしても、現実を前に打ちひしがれていく人たちを何人も見てきました。
理想が大きければ大きいほど、現実は高くそびえます。しかし、この現実に負けないように、理想に燃える必要があるのです。
そんな理想と現実の間で葛藤をする方々に贈りたいのが、Repezen Foxxさんの「-0-Tokyo」という曲です。私も何度も救われました。
さあ、目を目を見開いて、未来を見据えて、空に羽ばたこう。
そうした夢や理想に挑戦し続ける限り、私たちは”少年”でいられるのだと私は思うのです。