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灼熱カバディ176話 燃える世界

大好きなマンガがあります。

全巻揃えていたんですが、元夫と読んだ記憶があり、元夫のマンションに置いてきました。

しばらく読めずにいたんだ。

灼熱カバディが更新されるのは火曜日。https://urasunday.com/title/55

元夫が実家に帰ってしまい、ひとりで夜を過ごしたのも、ひとりで入院したのも、流産したのも、全部火曜日。

入院中、テレビをつける気にもなれず、ましてやマンガなんか読めなかった。流産してからもしばらくマンガを開かなくて、もう笑うことは出来ないんじゃないかと思ってました。

でも、ふと続きが気になって2ヶ月くらい経ってから、ようやくマンガを開いた。そしたら、

『最初にあった感動は徐々に薄れて…いつしか良いこと2割、嫌なこと8割。良かった記憶は簡単に塗り潰される。』

『だけど、自分の力でもがくんだ。未来の俺が少しでも、面白かった、と笑えるように』

というセリフがありました。

そうだ、私も、未来の私が少しでも笑えるように、もがこう。ふとそう思えて、たくさん泣いて泣いて、このマンガを読んでいて良かったと感じました。

これが、私の分岐点だったように思います。

高級お寿司屋さんに家族が連れて行ってくれても美味しくない。ケーキも見たくない。心ここにあらず、何をしても笑えない。そんな日々を変えようと自分の心に楔を打ち込んだセリフです。


そこから、音楽を聴くようになったり、少しずつ奈良や京都の古刹名刹のテレビ番組を観たり。

友達にも会うようにして、お日さまにあたるようにして、お散歩するようにして。


176話は主人公が主人公していて、まさに灼熱の世界です。奏和の片桐さんも良いんですが、やっぱり井浦さんのレイドが見られて幸せです。

もう一回、全巻揃えよう。

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