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[こころレザークラフト part17]付箋ケースを作る

週末初心者レザークラフターのITKokoroです。

前回はこちら。

今回は付箋ケースを作ります。

お仕事のタスクを付箋で管理しているのですが、ペンケースに付箋を入れているとどうしても汚れてしまうため専用のケースが欲しいなぁと。

Amazonで買うと1,000円くらいするので自分で作ってみることにしました。

まずは革。
これは余っている赤い革を使います。
ブックカバーを作ったときの残りですね。


ブックカバーの折り返しで使って以来ですねー

線を書いて切り出します。

カキカキ


キリヌキ

※右のパーツは少し長かったのでこのあと1cmほど短くしています。

前回名刺入れを作ったときに思ったのですが、この段階で床面と表の処理をしてしまいます。

トコノールを塗って磨きます。

ツルツルになる

今回の留具はこちら。マグネットホックです。
これはポーチを作ったときの余りですね。

今回は新しい生地や道具は買っていないのです……。

マグネットホックはたのしい

カッターで軽く切り込みを入れてパーツを刺します。

グサッ!

折り曲げて止め金具をつけます。
同じようにもう片方も処理します。

そろそろ裏地なども勉強したい。ただヘリ返し縫いはまだ難しそうなんですよね……

縫う前にボンドで仮留めします。
前回の名刺入れ作成からこの工程を挟むようにしたのですが、上下の革が仮留めできているので縫い穴を開けるのがとても楽に!
はみ出たボンドはコバ磨きのときにヤスリで削り落とすのでそこまで気にしない。(はみ出た部分を拭くくらいはしています)

数カ所ボンド留めするだけで縫い穴を開けるのがめちゃ楽に・・・

ボンドが乾くのを待つ間に糸を用意。
今回は濃い茶色の糸にしました。

持っている3色の糸で一番使わない色なので今回利用してみました

ボンド留めができたらクリップを外し、縫い穴をつけます。
そのあとはいよいよ縫っていきます。

赤革+茶糸は結構合いますね!

縫い終わりです。
我ながら今回はきれいに縫えたなーと思います。

左上が縫い始め。右上が縫い終わり。

最初期のハサミカバーからの成長よ……。

(これはこれでアジがある・・・)

今もちゃんと使ってますよ!

縫い終わったらコバを磨きます。

レザークラフトで一番楽しい瞬間の1つ「コバ磨き」

革がわずかにずれている部分をハサミで調整したらヤスリをかけて、そのあとトコノールを指で伸ばしたあとコーンスリッカーで磨きます。

磨くとツルツルになって本当に楽しい。

というわけで完成です。

今回は蓋の部分と袋部分に丸いアールをつけてみました。
たったこれだけの工夫でぐっと雰囲気が変わりますよね……。
円テンプレートなどは持っていないため1円玉を当てて円を描きました(笑)

まんぞく。

付箋を入れるとこんな感じです。

サイズ的にはスクウェア型の付箋なら1つ。
写真の様に長方形の付箋であれば2つ(薄くなってくれば3つくらい)入ります。
持ち運び用には充分ですね!

マチがないので膨らみが出ます。それがまた良い。

蓋を閉めるとこんな感じ。

マグネットホックの無骨さが良い。

制作時間はおよそ2時間くらい。

カバンに入れておいて必要なときに取り出せる革製の付箋ケースが作成できました!

今週末も楽しいひとときを過ごせましたね。今後の課題としては……

  • そろそろ裏地をつけたものを作ってみたい

  • 蓋部分のマグネットホックを隠すために革裏地をつけたものを作りたい

  • 積み革マチに挑戦したい

色々とやりたいことが出てきますねー。

というわけで今週はここまで!
ありがとうございました。

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