魅惑の食材～白子～

　嫌いな食材って特に無いクチなんですが、敢えて言うなら白子とホワイトアスパラの缶詰でしょうか。

　人間はこれまであらゆる動物のあらゆる部位を食材として来ました。特に日本人は、今でこそ普通に食材と認識されてますがウニとか……あのトゲトゲを割って中身を喰おうと最初に考えた人は何故そう思ったんでしょう？
アンコウもそうですわね。あの外見ののものを｢吊して切ったら美味い｣って……

　そういう意味で私が最も｢意味分からん！｣のは『白子』です。
　言うても魚の精○ですからね！？
　男性から見ればある意味《共食い》みたいなモンですし、男が精○を嬉々として口にするって……どんな性癖だよ！？と。

　だからって、じゃあ女性なら良いかというと、
　｢私、白子好きなのよね～｣
と大っぴらに言うて齧りつかれましても、
　｢もはや人間でなくてもエエんかい？！｣
と驚愕を禁じ得ませんしね。
　｢この生臭さがたまらないのよね～｣
　ま、そら生臭いモンですわ。生物の源ですからね。
　でもそのセリフは昭和の時代の【愛染恭子】さんとか【黒木香】さん、アンダーグラウンドなところでは【田口ゆかり】さんといった《○乱系セックスシンボル》とされた方々のビジネストークだから許された発言であって、一般の素人女性が口にされますと品位を疑われる怖れすらあるか、と。
　考えてごらんなさい。
　グラスになみなみと注がれた○子を素人女性がゴクゴクｯ｢プハーｯ！｣と満面の笑みで飲み干す……そんなん、相当マニアックなアダルト動画でようやく観られるかどうか、ですよ。
　そう考えたら……あ～た！