見出し画像

合格したよ!WEBライター検定2級「論文構成クリアツール」

はじめに…再受検の結果は?

先日2度目のWEBライター検定2級を受検した私ですが結果は…
合格しました!!ただし、88点。(100点満点中)
75点以上で合格という規定だったので、ボーダーは超えたけれど目標には届かずでした。(何で100点取れなかったのかの反省はありますが、ここでは省きます)

論文構成は要注意・ポイント二つ・ツールを使おう

そして一度落ちて再受検をした経験から、「受検者は論文構成で失点しがち」だということに気付きました。トータルの点数では合格の方も、論文構成の設問では失点していたと聞きます。
ポイントは二つ!
①「全体の一貫性がない(ズレる)」
②「各セクション毎(大見出し・序論…など)のチェックポイントを所々落としている」

これらをクリアするために、ツール・論文構成全体図を作成しました。

論文構成全体図スクショ

これからWEBライター検定2級を受検する方は、ぜひこのツールで全体の一貫性を固めてから、解答作成に取り組んでみてください。
(パワーポイントのままPCで打ち込んで使う、印刷して使う、手書きノートに写して使う…ご自身のやりやすい方法でどうぞ)
私の失敗談として、全体図を頭の中だけで考えていたので、実際に文章にして回答を作成する際、自分でも気づかないうちに「問い」と「答え」がズレてしまっていました。
つまり、最初に論文構成の全体図を作成しておくことで、そのズレを予防することが大事です。
ちなみに、説明のために例示のスライドもあります。
※あくまで個人が勝手に分析して作成したものなので、間違っている可能性もある、ことをお含みおきください。

①論文構成全体図を作成しよう(全体の一貫性)

①-1:設問の事前情報を記入する
例として、「最近太ってきたと悩んでいる女性」という設問の事前情報を用います。それをそのまま入力します。

①-2:自分で定めたターゲット像を記入する
設問の事前情報を基に深掘りしたターゲット像を入力します。例では、「最近2人の子どもの世話で忙しくて運動できずに太ってきたと感じている主婦」とします。(深掘りがこの検定で必須かどうかは判別できませんが、私は深掘りして進めました。)

①-3:検索キーワードを記入する
ターゲットが検索すると想定されるキーワードを定めます。ここでは、「主婦 忙しい 太る ダイエット」としました。
私はこの時点で、実際にキーワードでGoogle検索をかけてリサーチをしました。(リサーチしすぎて書きづらくなる場合もあるので自分のお好みで)

①-4:問い・大見出し・序論を記入する
①-5:本論・中見出し記入する
①-6:答え・結論を記入する
これらのセクションはバラバラにではなく、②チェックポイントも見ながら統合的に書き進めていきましょう。

②チェックポイントを見ながら回答作成しよう

実際に☐に✓を付けていくと漏れなく書き進められると思います。

②-1:大見出しのチェックポイント解説

画像4


☐大見出しを読んだだけでこのコンテンツが何について書かれているか具体的に分かるように書く
⇒「具体的に」の部分をしっかり書きましょう。例として、ただの「ダイエット法」では▲で、「忙しい中でもできる家事しながらダイエット法」くらい具体的に書くと〇です。

☐大見出しを読んだだけでターゲットが「これは自分の課題を解決してくれるコンテンツだ」と分かるように書く
⇒想定される検索キーワードを盛り込んで作成しましょう。

☐本論を読みたくなるような、知的好奇心をを刺激する書き方にする
⇒講座で学んだ大見出し例を見本にしたり、訴求軸×表現の型を使用したりすると良いでしょう。

②-2:序論のチェックポイント解説

画像2

☐どんな人(どんな課題、どんな興味関心を持っている人)に向けたコンテンツなのか、ターゲット像を明確にする
「~ませんか?」「ですよね」など読者へのよびかけや共感の言葉を使うとターゲット像を明確にしやすいです。例では、「最近運動不足を感じて太ってきたとお悩みではありませんか?しかし、忙しい主婦は毎日の家事育児に追われて、ダイエットもなかなかできないものですよね。」としました。

☐このコンテンツを読むことで、どんなメリットが得られるのか(つまり、ベネフィット)を明確にする
「メリットを得ると、ベネフィットできて嬉しい」の文脈に当てはまるように書きます。例では、「いつもの家事時間中にダイエットをして運動不足を解消し、シェイプアップしてキレイな身体を手に入れると、自分の身体を見て生活にハリが出て嬉しい」としました。(回答にする際、言い回しや語尾はその時々に合わせて変更しましょう。)

☐本論に何が書いてあるのか概要を明確にする
「〇つの△△」「〇選」など数字を用いてまとめると分かりやすいです。

☐空白行を入れる
☐「」を使う
⇒そのまましっかり回答に反映しましょう。

②-3:中見出しのチェックポイント解説

画像3

中見出しについては自力でクリアできている方が多そうなので、省略します。

②-4:結論のチェックポイント解説【失点しがち!要注意!】

画像4

☐本文を振り返る
「●●として△△をご紹介しました。」の文脈に当てはめて書きましょう。例では、「運動不足で太り気味な主婦が忙しい中でもできる『家事しながらダイエット法3選』として、
1:〇〇しながら△△
2:〇〇しながら△△
3:〇〇しながら△△
の三つをご紹介しました。」としました。

☐本コンテンツでいちばん伝えたいことを念押しする
「つまり~」「すなわち~」「要するに」など言い換えの接続詞を使用すると良いです。「~」の言い換え部分も文法的・内容的に筋が通っているかよく考えて書きましょう。例では、「つまり、日常の家事の中に運動を取り入れて習慣化することが『家事しながらダイエット』には大事ということですね。」としました。

☐CTAに誘導する
⇒「もっと~な方は」などの文脈に当てはめて書きましょう。

☐大見出し・序論で提示された「問い」に対する「答え」になるように書く
⇒論文構成全体図を見通しながら、「問い」と「答え」がマッチしているか確認しましょう。ちなみに、私は合格こそしましたが、講評で「ややアンマッチ」と言われました。気を付けてても2回目の受検でも一貫性を持たせて文章を書くのは難しいと痛感した次第です。

おわりに…

WEBライター検定2級再受検の経験を生かし、
①「全体の一貫性を持たせる」
②「各セクション毎のチェックポイントを漏れなく盛り込む」

ために論文構成全体図を作成しました。
今後受検をされる方のお役に立てたら光栄です。
あなたの受検に、その後のライター生活に幸あれ!
(ご質問、ご要望、ご指摘などありましたら、コメントをお待ちしております。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?