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【高校時代vol.7:可能性を感じられた新人戦】

・初めて外から見たチームの姿

年が明けて始まった大阪府新人戦。この時、私は指を骨折していたということもあり、試合に出ることはできませんでした。

入学後もこれといった怪我は少なく、基本的に試合には出続けていたのでなんとなく変なソワソワ感があったのは今でも覚えています。

そんな中、近大附属は順調に勝ち進み準決勝進出。対戦校はまたもや大阪学院高校。チームの総力を上げて戦うも、力及ばす敗戦。また、何より痛かったのは、この試合でチームのエースであった人物が前十字靭帯を切り全治約半年という大怪我を負ってしまいました。

ただ、自分が出ても出なくてもチームはここまで勝ち上がれるということが証明された予選でもありましたし、誰が出ても活躍していけるということが今年のチームの強みでもあるのかなとも思えました。

そんなこんなで新人戦近畿大会の出場権を獲得、一年越しの近畿大会が始まります。

・新人戦近畿大会(2014.2)

始まった近畿新人戦。僕自身も怪我から復帰し、少しずつ出場機会をいただけている状況でした。

初戦は快勝し、2回戦の対戦相手は兵庫の強豪である報徳学園高校。現在Bリーグで活躍中の中野選手が所属する実力校。ここを獲れればチームとしても自信を持っていけるんじゃないかという一戦でした。

それも相まってか、非常に高い集中力を持って一試合を戦い切り見事勝利。近畿ベスト4の実力校として名を連ねることになります。

その後の準決勝の相手は大阪桐蔭高校。野球などでも全国的に有名な学校ですが、バスケ部に関しては僕の代が創部1年目という超絶ルーキーチーム。現在Bリーグで活躍する石野選手や今川選手が所属するチームでした。
#創部2年目にして強豪って何かのアニメとかに出てきそう

結果は敗北。僕たちの新人戦近畿大会はここで終わります。

近畿閉会式

・感じた課題と見えた壁

新人戦を通して感じられた課題。それは「インサイドプレーヤーの存在」についてです。

また、僕たちの前には大阪学院高校大阪桐蔭高校という超えていかなければならない壁がわかりやすくありました。

両校とも近畿ベスト4まで勝ち上がってきていましたし、大阪予選では大阪学院高校、近畿大会では大阪桐蔭高校に敗北しました。
例年通り、インターハイ出場枠は大阪府で上位2校。ここを超えなければ全国出場なんて夢のまま終わってしまいます。
#近畿優勝はやはり洛南高校

そんな中で、この2校と比べてわかりやすく劣っていたのは体のサイズの部分。どちらも190㎝を超えるビッグマンを要していたことに加え、個々のサイズ感でも近大附属は劣り気味でした。

僕自身も平面でのプレーには自身がありましたが、高さについてはやはりどうしようもない部分がありました。

加えて、そもそもの得点能力等のスキルもハイレベルである相手に対抗していくため、チームとしてさらに練習を積み重ねていく必要があることが明確になった大会でもありました。

そして、春を超え2014年4月。最後のインターハイ予選が始まります。

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