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コロナ後遺症闘病記① 〜日常生活を送れなくなるレベルの腹痛や胸の痛みが半年以上続く地獄の病というお話し。

はじめに

皆さんこんにちは。2023年の4月にコロナに感染しそれから現在11月まで日常生活に支障をきたすPS7程度の症状が毎日続き、日々自分の身体に耳を傾け、論文やニュースやブログなど探究し、完治への糸口を探している一コロナ後遺症患者です。
私がこのnoteを書こうと思ったのは、この生き地獄の経験が誰かの生きる希望になればいいな、というのがきっかけです。同じコロナ後遺症で苦しんでいる方には私が実際に試した数々の治療法の共有と、そうでない方にも私のこの半年間のたくさん考えさせられた経験を共有して何かの助けになることを願って書きました。
本当はコロナ後遺症が完治してから、実際に私がやってきた治療法でこれは効果があったと感じられた確実におすすめできる情報を同じように苦しんでいる方に共有したいと思っていたのですが、23年4月末から後遺症を患ってから半年が経ち毎日腹痛と胸の痛みがあり、時を経る毎に足や腕の圧迫感、耳の閉塞感、飛蚊症など全身にどんどん新しい強い症状が出てきており、もしかしたらある日突然脳内出血や心筋梗塞が起きる気配もして私の命はもう長く持たないのかも知れませんし、完治する可能性なんてもしかしたら無いのかもしれないと感じ、不完全ではありますが無駄死にするくらいなら誰かの為になる情報を残せるうちに残しておこうと思い、現段階でのコロナ後遺症に対する私的闘病記録として残しておく事にしました。
ですが、コロナ後遺症の闘病のこれまでの半年間は病院を7つ回って検査や数十種類の薬を試したり、断食やFODMAP療法、栄養素を考えての食事療法、サプリメントの接種など様々な療法を試し完治には至っていないものの自身の身体で人体実験をしている感覚だなと思わせられるくらい明らかに症状に良い悪いの変化が出ており私の体験した良いことと悪いことの治療や習慣の生の声を届ける価値があると思い公開するに至りました。
正直言うと、他の方がKindleや有料ブログなどにしているように私も有料公開したいのは本音です。後遺症の症状が出始めて仕事も出来なくなり貯蓄も底をつき親元で金銭的にも身体的にも援助を受けて半年暮らしている状況なのが事実です。しかし、私と同じように労働や学業に支障を来たしギリギリの毎日を暮らしている方が日本にも現在500万人程は推定でいるそうですし、ただでさえ治療で出費がかさむのに値上げや増税ラッシュで後遺症患者のケア目もくれない国に嫌気がさす苦しさを抱えている方が多いと思います。同じ苦しみを分かち合うためにはこの形で公開する以外はないと思いました。
その分私自身を曝け出しており3万文字以上の非常に長い記事になりましたが誰かの希望の光になる事を祈っています。私自身も後遺症を患ってからのは絶望の割合がほとんんど占める毎日ですが1%の奇跡が起きることを信じて諦めずに生を全うしたいと思っています。また、この記事を作成するのにはブレインフォグや線維筋痛症の痛みなどがある中で執筆していたのもあり、2週間以上の長い時間がかかっており文脈がおかしかったりする箇所が所々あり読みにくいかもしれませんがご容赦ください。
一応結論から申し上げるとこれをすれば必ず治るというものは世界中の研究機関や医師もまだ明確なエビデンスも見つけられておらず、後遺症の症状も200種類以上見られるようで人によってそれぞれ緩和するのにも適切な治療が変わってくるようでそれを自身で見つけなければいけない状態かと思われます。ですが、日々研究は続いており私たちを助けてくれようと頑張ってくれている方が世界中にいます。世界規模では数億人以上は大小関わらず何かしらのコロナ後遺症の症状で苦しんでいる人々がいるようです。世界中のどこかに私たちと同じ苦痛を経験している方も意外にもたくさんいます。完治したところでこの世界にも自分自身にもその先希望なんてないと思ってしまう気持ちもとてもわかります。ですがこの地獄の経験を乗り越えた先にもしかしたらあるかもしれない身も心もより一層強くなった自分と、絶望の中にこそ美しく見える希望を本質的に理解できる様になった世界をこの身で体感できる日を一緒に夢見るのも良いんじゃないかなと私は思います。
また、コロナ後遺症を患ってはいないけど興味があって見にきてくださった方もいらっしゃると思います。そういう方にも、コロナ後遺症というものが実は癌患者よりもQOLが低いと言われる所以の当事者の叫びを聞いていただくことで、今後の自分自身の人生の選択や愛する人への付き合い方を考える助けになれば幸いです。
また、もし今後の治療で完治する事があれば追記として新しく記事を作成しようと思います。

効果があった治療法

私が約6ヶ月試してきた治療法で多少なりとも症状が和らぐ効果を実際に感じたことを箇条書きとコメントを添えて記載していきます。

  • クミン(クルクミン) ★★★
    ウコンに含まれているクミンという成分がスパイクタンパク質の解毒に有効だと米国のマッカロー医師という方がおすすめしています。
    9月頃からボーンブロスの味付けとしてクミンの粉を入れたスープを良く食していました。10月末からは毎日夕飯はS&Bの赤缶を使って粉から作るカレーを食べています。黒コショウと同時に接種すると効果が倍増するようです。殺菌作用のあるニンニクとショウガをすりおろしてカレーの味付けにしていますが美味しくてカレーの食後数時間は身体が楽になることが多いです。
    カレーのスパイス自体、歴史が長く元々は薬として使用されていた事もあり、野球選手のイチローも現役時代毎日食べていたと言われていますし料理としてもたくさんアレンジができるので摂取するメリットの方がかなり大きいと感じています。
    サプリメントで500mgを1日2回取るほうが良いらしいです。
    私は11月過ぎに1粒にクミン135mg配合された濃縮ウコンのサプリも一緒に飲み始めました。

  • ナットウキナーゼ ★★⭐︎
    上記と同じくマッカロー医師がおすすめする成分です。名前の通り納豆に含まれています。私は10月末から毎日お昼に単品で食べています。ナットウキナーゼが良いのは夏前から知っており4、5回食べていたのですが何故かその頃は食後痛みが強く出たので食べるのを辞めていたのですが、コロナの界隈ではスパイクタンパク質の解毒にはかなり有力な情報のようなのでつべこべ言ってられないなと思い食事を再開しています。再開してからは当時より強く痛まなくなっています。恐らく夕飯から昼ご飯に変えたことと、感じていたストレスの大きさも今はマシになっている事とかが関係しているかも知れません。
    こちらもサプリメントで2000FUを1日2回が推奨されています。薬局やAmazonにも普通に売ってるのでちょうどこの記事を書いてる時にふと思い出しサプリでも買ったので11月から飲み始めて、1日納豆1パック(1500FU)とサプリメント1錠(1000FU)摂取しています。1番体調が酷かった夏頃に比べてマシな日々を送れていますし、納豆は昔から健康食としても認められているので接種して損はないと思います。他に効果あったら追記します。

  • ブロメライン ★★⭐︎
    マッカロー医師おすすめ三大成分ラストです。パイナップルに含まれている成分です。私はそのままパイナップルで数回食べましたが胃酸逆流?なのか胸の苦しみの症状が出ました。酸っぱいもので胃腸が弱ってるからかも知れません。また、コロナ後遺症の症状としてもよく見られ私も最近頻繁に現れる飛蚊症に対してかなり効果があるようです。ですのでナットウキナーゼと同じようにサプリメントを11月に購入してサプリとしてつい先日から飲み始めました。飲み始めてからは飛蚊症が気持ち起こりにくくなった気がしています。他にも効果あれば追記します。

  • 亜鉛 ★★⭐︎
    ネット情報。コロナ後遺症はサプリメントで亜鉛を摂れば良くなるとかなり言われているのでとりあえず飲んでます。飲んで悪化はしていないので続けた方が良いかなと。

  • ビタミンC  ★★⭐︎
    同じくネット情報で有力。1日4回の持続性タイプを飲んでいます。持続性なので解毒に良い気がして食後3回と寝る前に飲んでます。

  • ビタミンD3 K2  ★⭐︎⭐︎
    同じくネット情報。iherbで購入しました。コロナ後遺症に関わらずビタミンDは元気に生きるのに重要で日光を浴びることで生成されるものです。私の場合飲むと少し胸がつっかえる感じが続くので今はなるべく飲まずに、日光を直接浴びて心も一緒に気持ちよくなれるようにしています。日中はカーテンを全開にしてなるべく毎日外に出て散歩か日光浴をしていますがサプリメントで取るよりは身体が動くならそうした方が気持ち的にもかなり違います。 

使用しているサプリメント
  • 緑茶 ★★★
    カテキンがスパイクタンパク質の解毒に効くと有力な情報が溢れていて試してみたら飲んで数時間はお腹や胸の痛みが和らぐのを実感しています。今は夕飯のカレーを食べる時のお供としてホットで飲んでいます。どちらも体温を上げてくれるので尚殺菌作用があって良いかなと感じてます。

  • 松葉青汁 ★★★
    Amazonで売っていた松葉とよもぎの粉末状の松葉茶を寝る前にホットで飲んでいます。松葉がスパイクタンパクの解毒に良いと本で読んだのと、よもぎも解毒作用があるとのことでこの2つが一緒に入っている素敵な商品を見つけたので10月末から毎日飲んでます。緑茶よりも飲んでから痛みなどが和らぐ感覚が強いです。

  • 草餅 ★★⭐︎
    よもぎが良いと紹介した通り、よもぎで作られている草餅も毎日食べてます。松葉青汁ほど効果は強く感じません。ですが私は4ヶ月で体重が7キロ落ちた事もありカロリー接種の意味合いと、甘くて美味しいものを食べたいという気持ちもあり食べています。

  • ハーブティー全般 ★★★
    緑茶や松葉茶と同じくハーブティーは数種類飲みましたがどれも効果を感じました。私はsiboの治療の一環としてスリッパリーエルム(アカニレ茶)を1ヶ月程飲みましたがお腹の痛みが和らぐのを実感しました。松葉青汁を知ってからは松葉メインにしています。ご自身の症状にも合わせてお好きなハーブティーを選んでみても良いと思います。

ハーブティーなど
  • アミノバイタル プロ ★★★
    コロナ後遺症界隈で献身的に活動されている平畑医師がおすすめしていて現在2ヶ月以上は毎日飲んでいます。スパイクタンパクは必須アミノ酸と結合して増殖するみたいな話しらしく、そうなった場合は体内のアミノ酸が欠乏していることが多いようでなるべく接種した方が良いみたいな話しです。医学については全くなので間違っていたらすみません。ですが飲み始めてからは大きく体調が悪化していないので効果はあると感じてます。

  • VAAMアスリート ★★★
    上記と同じ理由でアミノ酸補給。アミノ酸+Lカルニチンが含まれているので飲んでいます。血圧を下げる効果があり、私自身心筋炎の症状が出ているためその対策の一環として飲んでいます。個人的にはアミノバイタルよりVAAMの方が楽になる感じがします。

  • EAA ★★⭐︎
    こちらもアミノ酸補給。VAAMアスリートと似た成分で+αで様々な成分が取れるのでこっちの方が良いかなと思い購入しましたが飲んでみて数回お腹の痛みが増すかなぁという感覚があり様子を見ながら試している最中です。プロテインと似た飲み方をするものなので体重が適正で労働が問題なく出来る健康状態の方とかなら飲んだ方が効果が出やすいかも知れません。

アミノ酸
  • 重曹クエン酸水 ★★⭐︎
    コロナ後遺症を患ってすぐの頃くらいに効くと知ったので5月頃からほぼ毎日飲んでいました。最初の頃は効いてるかもと思いましたが、今はVAAMやアミノバイタルメインにしています。私と同じように心筋炎の症状が出ている方は1日の摂取水分量も出来れば抑えた方が良いかも知れないので9月くらいからはアミノ酸での水分補給に切り替えてます。

  • 板藍根(飴)  ★★⭐︎
    ばんらんこんと読みます。中国の歴史あるハーブの一種です。昔から風邪や感染症の薬としてよく使われてきたみたいです。ネット上では重曹クエン酸水みたいに注目されていないですがコロナ初期の頃から効果があると言われており私は本でしりました。Amazonで板藍根の飴が売られているのを見つけたので私はそれを購入し1日1、2粒舐めています。後遺症を患ってからは歌もまともに歌えないくらいずっと喉も枯れていますがのど飴として舐めれるので舐めている最中は気持ち喉も楽になるで助かっています。


  • 食事改善 ★★★
    これはコロナ後遺症とかに関わらず現代人は見直すべきだと思います。私も自分が後遺症を患うまでは好きなだけジャンクフードを食べお菓子を食べジュースを飲み小麦を摂りを幼少期から過ごしてきましたが疾患後に改善してからは効果を大きく感じています。
    以前と変えたことは、白米を玄米に、ジャンクフードを食べず自炊、添加物尽くしの食品やお菓子やジュース禁止、主食として小麦禁止、魚(サバやイワシやサンマの白身)を食べる、果物を毎日食べる(バナナ、リンゴ)、肉は鶏肉か豚肉、野菜、海藻、豆腐、納豆、大豆、チーズ、ハチミツ、ヨーグルト、くるみ、アーモンド、卵、養命酒(めんどくなったので一気に羅列)
    だいたいはこんなことを意識して食事を摂っています。また食事の際は20〜30分くらいかけてゆっくり噛んで食べるようにもしています。
    10月頃からはスマホのカロリー計算アプリを使用して栄養のバランスも考えながら食べるようにしています。そのおかげでカロリー接種量を増やせ体重が一時期43キロまで落ちたものを46キロまで戻せ同時に症状の緩和も出来ているので食事の記録は取って損は無いと思います。
    9月頃はSIBOの治療でFODMAP食を行っている時には紙のメモに毎日の食事を書き出してどの食べ物が痛みやすいかに○△✖︎印とコメントを書くなどしてましたが日によって痛みが違ったり法則性が思ったより見出せず今はアプリでの記録のみにしています。一応紹介すると、「あすけん」という無料アプリを使っていてとても便利です。

  • 低FODMAP食 ★⭐︎⭐︎
    9月くらいにコロナ後遺症に関して色々調べていた時にSIBOという小腸内の細菌が異常増殖する病気の治療をコロナ後遺症治療と一緒に進めたら症状が改善したという方を見つけ、私の腹痛、便秘、下痢、膨満感、胸焼けなどの症状とかなり一致する点が多く、その治療法として3週間の低FODMAP食を続けた後に2週間高FODMAP追加して検証してみましたが3週間終わりの低FODMAP食の時点で全然変化は無く高FODMAP食を追加しても特に悪化する事もよくなる事も無かったです。治療1週間目で消化器科へ行き診察してもらい一応腹部レントゲンも撮ったのですがガス等も見られずSIBOの可能性も低い(正確にSIBOか判断するには呼気での精密なガス検査が必要)と診断されました。
    SIBO自体、私も後遺症を患うまでは知らない病気で日本では全然知られていない病気のようですが、自身の体感やコロナの論文などを読む限り腸内細菌業に何かしらの影響が出ていることには間違いないと思います。私が考えているのは腸内にスパイクタンパクが持続感染し続けているか、スパイクタンパクの脳内炎症により第十脳神経の迷走神経が損傷してそこから腸への影響も出ている。といった説が有力かなと思っています。前者の場合であればスパイクタンパクの解毒が出来れば完治する見込みがあると思うのですが後者の場合は一生完治しないと考えるのが普通だと色々調べれば調べるほど思わせられるので辛いですがコロナ後遺症に関する新しい治療法は今も研究し続けられているので希望はまだ捨てていません。

  • 断食 ★⭐︎⭐︎
    食事改善と同じ意識で今は世間的にも結構流行っている16時間断食なども意識して行っていますが個人的には懐疑的です。低fodmap食を行う前に丸一日断食をしてその後毎日2、3ヶ月くらい16時間断食を行っていますが効果があるようにも感じるし、悪いようにも感じます。
    恐らく、スパイクタンパクは継続的に解毒させていないとすぐに増殖するんじゃないかなと体感的に感じていますが、世に出回っている情報を見るとオートファジーをすると解毒作用があるみたいな話も多く聞くので良くわかりません。もしくは私の場合は単に体重も筋力も落ちていてあまり健康体の状態ではないのも効果が薄い可能性はあります。断食しつつマッカロー医師の解毒サプリメントを摂取するのがもしかしたらベストなのかもと思い、寝る前にサプリメントでナットウキナーゼ、ブロメライン、ビタミンCを飲んでいます。正直効果の違いは体感ではよくわからないので個人的にはあまり拘らなくてもいいかもしれません。断食をするくらいならジャンクフードやお菓子ジュースなど添加物マシマシの食事を辞めるほうが効果的かと思います。

  • 鼻うがい ★★⭐︎
    neilmedという製品のものを朝晩2回ぬるま湯でやっています。最初は国内メーカーの緑色の鼻うがいを使っていましたがコスパが悪すぎるのと割と痛かったのですぐneilmedに変えました。痛みもなく超簡易Bスポット療法的なイメージです。多くの医師も推奨しているのでコロナうんぬんに関わらず日常的にやっておいて損はないでしょう。予防の役割の方が強いです。鼻炎持ちですが鼻うがいをすると鼻通りも気分もかなりスッキリします。paypayフリマだと定期クーポンで割安で買えておすすめ。

  • Bスポット療法  ★⭐︎⭐︎
    別名EAT療法といいます。もしかすると★★★のおすすめ度。なぜ私が星一かと言うと施術で迷走神経反射失神を起こしドクターストップがかかり症状が悪化したからです。恐らくここまで酷い拒否反応が出る方は稀だと思いますが、注射をした時に毎回クラっとする方やグロテスクなものが苦手な方は注意してください。
    どんな治療かというと口の奥にある上咽頭炎という箇所に薬剤を染み込ませた綿棒を鼻から突っ込んでグリグリする治療です。ご想像の通り痛みも伴います。PCR検査みたいなものです。しかもその治療は1回ではまともに効果がでず何十回も治療を定期的に行わなければいけません。ですが医師も勧めておりコロナ後遺症患者で治療をして良くなったという方が多く見られます。上咽頭炎には自律神経やリンパとも深く関係があるようで、そこの治療をすることで自律神経の乱れが原因の1つとして濃厚なコロナ後遺症に対してかなり効果的な治療だと思われます。ただあまり治療を行なっている耳鼻科は少なく、私の地域も十数箇所電話してようやく一件見つかったくらいで病院探しも大変になると思います。私自身の体験がマイナスになってしまった為星一としましたがもし体調的に余裕がある方はご自身で調べてみて受けてみてもいいと思います。

  • 円皮鍼 ★★⭐︎
    もしくは鍼灸治療。
    Bスポット療法と同じくコロナ後遺症患者に有効と言われている治療です。私は同じような理由で怖くて鍼灸は受けていないですが、セルフでできるプチ鍼治療みたいな感じの円皮鍼というものをやっています。通販で1000円くらいで売っているシール型の鍼を自分で貼ってツボを刺激する治療です。一応は本当に鍼なので少しチクっとします。最初は怖過ぎて1週間くらい貼ろうとしては怖くてすぐ剥がしてを繰り返していたレベルのビビりですがなんとか慣れて普通にできるようになりました。肌を貫通するわけではないのでご安心ください。ずっと貼り続けると少し赤くなりますが。一応治療としては痛む箇所のツボに貼るだけです。ツボはネットで調べれば出てくるのでご自身で調べてみてください。私は怖いので手の合谷というツボに左右1つずつつけています。これも少しプラセボもあるかと思いましたが気持ち楽になる感覚はあります。実際合谷のツボは昔から知っており鼻炎持ちの私には昔から友達みたいな存在でしたし、テレビでもよく足ツボとか見ますよね。恐らく人体の仕組み的に効果があるものなのでしょう。ちなみに合谷は万能ツボらしくいろんな効果があり自律神経を整えるのにも良いので鍼をやらないでも指で押すだけでも押しておいて損はないと思います。
    あと、一つ注意点で1週間とか貼り続けても良いらしいですが私は連続で貼り続けていて朝起きて気づいたらシールが剥がれていて戦慄したのでなるべく朝起きて貼って夜寝る前に剥がすとかにしたほうが安全だと思います。ちなみに剥がれたシールは必死に1時間くらい探して、抱き枕にして衣服ハチワレのぬいぐるみのお尻にブッ刺さっているのを発見しました。ハチワレごめんそして身代わりになってくれてありがとう。

ヤフーショッピングで購入しました。
針なので取り扱いに注意してください。
  • 口内ケア ★★⭐︎
    FODMAP療法を始めた喉同じ頃に口内ケアの一環としてオイルプリングと呼ばれるものを行っていました。ココナッツオイルを口に含んで10分程すすぐ療法です。オイルを使うことで歯ブラシなどでは届かない口内細菌を絡め取る役割があります。歯周病もご存知の通り悪化すると全身に大きな症状が現れる怖い病気なので念入りにケアしたほうがいいなと思いオイルプリングをはじめました。オイルプリングをすると確かに口内はスッキリしますし表情筋のいい運動にもなりますが、コロナ後遺症を良くするといったものではありません。私は身体の悪い症状を増やしたくないという目的で行っています。冬になるとココナッツオイルは固まってめんどくさくて最近はサボり気味になってますが、その分歯ブラシを食後すぐにしっかり磨いて夜寝る前は毎日歯間ブラシで歯垢を念入りに取ったりしています。

  • 日光浴 ★★★
    ビタミンDサプリのところでも言いましたが日光を浴びる事でビタミンDの生成を促進してくれたりセロトニンを生成してくれてストレス軽減や睡眠の質向上などと良い事尽くしです。そもそも太陽の光というのは八百万の神の頂点の天照がもたらしてくれるご加護だと言うのは有名な話しですし大昔からそれだけ日光というものが大切だと扱われてきています。実際コロナ後遺症はセロトニンの減少が多く見られるようで私も以前患っていた躁鬱の時と同じくらいメンタルも苦しくなるのでセロトニンを増やし自律神経を整えるためにも日光に当たるのはマストです。気になる方は日焼け止めを塗っても全然問題ないので今すぐ陽を浴びましょう。線維筋痛症などの足の痛みで思うように歩けない時もありますがカーテンを開けて窓ごしにでも毎日多めに日光を浴びるようにしていますが身も心もとても気持ち良くなります。

  • ウォーキング ★★⭐︎
    一時期は身体的な痛みに加え精神的な苦痛もあり外に出歩くことすら出来ない時もありましたが、今は線維筋痛症の足の痛みで歩けない場合やどうしても気分が乗らない場合を除いてなるべく毎日太陽が出ているうちに外に出てウォーキングするようにしています。人間はそもそも健康に生きるためには1日8千歩を目安に歩いた方が良いとも言われて血行促進、心肺機能の向上、自律神経の整えなどメリットばかりです。コロナ後遺症自体、米国cellの研究論文でセロトニンの大幅な減少や、心筋梗塞に似た症状が多く見られるなどということは明らかにされており、その改善にもウォーキングはうってつけになります。私自身9月くらいからはどれだけお腹や胸が痛くとも少ない歩数のウォーキングから始め最初は15分でも限界を感じる事が多かったですが今は2、3回に分けて計1時間前後で1日6000〜10000歩ほどを毎日歩くようにしています。身体的には運動したことにより線維筋痛症の足の痛みが強くなることもあったりするのですが、気持ち的には日光や風を直に浴びれたり自然の綺麗さや人々の営みを見れてとてもスッキリできて気持ちいいのでプラスになっている気がします。医師によっては後遺症患者は無理せずずっと横になって寝ていた方が良いみたいに言う方もおり、確かに一理あるとは思うのですが、私は横になっても腹痛や胸痛が強く出たりずっと家にいても改善してこなかったのでそれならむしろ荒治療的に無理にでも歩くくらいはした方がいいと思い歩いています。
    一時期ダンベルを使用しての筋トレもしていましたが明らかに筋肉痛じゃない良くない痛みが強く出る事が多かったので今は軽くスクワットをするくらいで留めています。

  • マッサージ、プチリラク、ヨガ ★★★
    マッサージやプチリラクについてはヒラハタクヒニックの平畑医師のYouTubeの動画などを参考にリンパ、肩、胸、腰、腕、足、耳などをマッサージしています。スパイクタンパクは血栓を作ると言われていて私の身体の感覚として足や腕の線維筋痛症の痛みなどは血栓も関係しているだろうなと感じていてマッサージをする事で血の巡りを良くし全身にしっかり酸素を届かせる役割として毎日やった方が良いです。私も8月頃からやり初めて症状が一時的に和らぐのは実感しています。
    ヨガは私の場合お腹の痛みが強いのでネコのポーズやウシのポーズなどメインで無理なくやっています。ヨガはそれぞれの症状に合わせて適切なポーズというものがあるのでご自身の症状に合わせてやってみてください。またヨガは深呼吸も同時にし、マッサージと同じように酸素を全身に巡らせる効果があります。コロナ後遺症は酸素不足も関係しており横隔膜が上手く機能していなくなっていることがよく見られるようなので、鼻から吸って口から出す深呼吸を日常的に意識した方がいいです。
    あとはストレートネック改善の首の運動もしていました。YouTubeで検索すれば色々出てきます。私自身昔から長くPCでデスクワークをしていたりスマホにも依存していて無意識のうちに猫背で首が前に出てしまう姿勢になることがありました。ストレートネックが悪化していくと肩こりや自律神経の乱れ等身体に悪影響ばかりでコロナ後遺症に対して追い討ちをかける事になるのでスマホの使用時間を減らし改善のストレッチをなるべく毎日しています。

  • 吸引器 ★★⭐︎
    Amazonで1万円くらいの喘息の時に使うような鼻喉の通りを良くする吸引器を9月頃購入しました。後遺症患者の方の書籍で水素吸引が効果があったかもしれないと情報を見て、本当は水素吸引の機械を検討していたのですが価格がうん十万と非常に効果で手の出せるものでなかったのと、喉の苦しさの症状が十代まで患っていた喘息にも似た感覚で普通の吸引器でも効くかなと思ってこちらを試しました。
    喉の苦しみがある時に使うと確かに一時的に楽になることがありました。ですがあまり効果のない時や逆にお腹の痛みが吸引後から出始めたり逆効果の時もあったりするので極端に喉の調子が悪い時に使うなどで様子を見ながら使っています。私と同じように喘息持ちだった方や喉の気道の狭まるような呼吸困難感の症状が出ている方は使ってみるのも良いと思います。
    水素吸引に関しては非常に効果ですが割と効果があるという声も多く聞いているので余裕がある方は検討してみるのも良いのかなと思います。

  • 電磁波対策 ★⭐︎⭐︎
    電磁波により、脳に異常を来しているコロナ後遺症の症状に悪化させているのではないかと思い、必要のない電子機器を使わないようにしたり、自室の寝室で寝る時にはコンセントを全て外してスマホを枕元からは遠ざけておいたりの対策をしています。
    人間の動作は全て脳からの電気信号によって行われているのはご存知だと思いますが現代の技術により進歩したWi-FiやBluetoothや電子レンジなど家電の電磁波は体内を貫通するようです。それが人体の健康にも少なからず悪い影響を起こしているとも言われてはいるので出来る事ならやっておこうと思い10月頃から前述した対策を行っていますが、対策をし始めた頃は気持ち楽になったかもしれないと思いましたがプラセボ効果な気もします。ただ、私の好きなドラマのベターコールソウルというドラマで電磁波過敏症のキャラクターがいるのですが実際電磁波過敏症というものは科学的には証明されていないものの存在するらしいです。
    放射線などに比べるとほぼオカルトチックで正直躍起になって対策しなくていいと思いますが、電気代も値上がりしたのもあるので私は自室のみで簡単な範囲でコンセントを抜き挿し対策のみしています。

  • 睡眠 ★★★
    眠れるならたくさん寝るに越したことは無いと思います。コロナ後遺症患者の方は私と同じように心筋炎の症状で横になると胸が痛くなる方や自律神経の乱れで夜眠気が来ずに不眠になる方が多いと聞きます。私も特に横になると腹痛も胸痛も悪化するので眠気が来るまでは座位の姿勢で本を読んだり時には座禅やヨガをしたりして眠気が来るまでは無理に寝ようとせず眠れるようになってから寝るようにしています。
    ですが動物というものは基本的に睡眠で疲れや病から回復する生き物なのでなるべく眠れるような環境作りなどは考えた方が良いのかなと思います。私はさっき言ったようにスマホを見るくらいなら紙で読書、ヒーリングの音楽を流しながら座禅やヨガでストレッチ、アロマキャンドルで炎に癒される、などは積極的に行っています。
    1番不眠が酷い時には眠剤を1〜2週間ほど使っていましたがそれっきり使っていません。私は個人的には眠剤には頼らないべきだと思います。コロナ後遺症自体長期間に及ぶ事がほとんどで、眠剤を長期間使用しても耐性ができてどんどん強い薬が必要になり依存症や副作用のリスクも怖いので薬に頼る前に一度眠る際の環境作りを変えられないかは検討してみてください。

  • 読書 ★★★
    個人的に読書が昔から好きなのもありおすすめします。私は後遺症を患ってから希望が貰える話や、健康に関する本を読んでいました。特に救われたのは、刀根健さん著「僕は、死なない」、宮下洋一さん著「安楽死を遂げた日本人」、池上彰さん著「聖書がわかれば世界が見える」、小林多喜二さん著「蟹工船」、田坂広志さん著「死は存在しない」、百田尚樹さん著「カエルの楽園」、安倍工房さん著「カンガルーノート」、西加奈子さん著「くもをさがす」、江田証さん著「腸のトリセツ」、林英恵さん著「健康になる技術」、ナガノさん著「ちいかわ」
    が特に心と身体を救ってくれました。後遺症を患ってからは線維筋痛症の症状で本が手で持てずに書見台を使っていたり、ブレインフォグや腹痛、胸の痛みでまともに読書すら出来ない時が今でも多いです。そういう場合は私は無理して読書はもうしない様にしています。読書は視野を広げてくれる素晴らしいものです。特にこう病気などで自分のことで精一杯になり視野狭窄になっている時は苦しんでいるのは自分1人ではないと思わせてくれますし、宇宙規模で見ると人間の存在がどれほどちっぽけな存在か再確認させてくれ悩みも苦しみも吹き飛ばさせてくれます。もし読書ができそうで気になった方は何か本を読んでみると新しい道が見える手助けになると思います。

  • 心の拠り所を作る ★★★
    今で言う推しという文化のものです。やはり辛い時には何か心の拠り所となるものがあるに越したことはないと思います。私は推しといったものにも疎く特にこれを1番に愛しているというものはないですが、コロナ疾患前からちいかわが好きで後遺症を患ってからハチワレのぬいぐるみと漫画を購入しました。本当は命ある動物とかアイドルとかの方が安心感は強いと思うのですが私は命を守れる余裕が金銭的にも体力的も無いのでぬいぐるみという形になりました。
    ですがハチワレのこの笑顔を抱いて眠るのとそうで無いのには安心感が全然違います。私は以前犬を飼っていたこともありもっとこうやってたくさん抱きしめてあげていれば良かったと愛犬との思い出も思い出せるので良きです。
    あとは私は植物が好きなのもあり、疾患後新しくパキラを購入しました。毎日水やりをするとメキメキ陽の光に向かって成長して植物の生命力の素晴らしさに感動します。そして夏頃からパキラの土から黄色いキノコが生え始め、気持ち悪!と思いながらも調べてみるとコガネキヌカラカサタケという幸運のキノコであることがわかりました。2、3日ですぐに枯れてしまうキノコで特に害も無いらしく放置していますがこれまでに何度も傘を咲かせては枯れていっています。幸運の木のパキラに幸運のキノコのコガネキヌカラカサタケが何度も生えているのにももしかしたらまだ希望は捨てちゃいけないという何かのメッセージだと思いパキラ達の恩に報いるためにも頑張ってます。
    あとは音楽も昔から大好きなのでたくさん聴くようにしています。夏頃は体調が心身共に酷過ぎたのもあり音楽を聴くことが頭にも耳にもうるさく響いて全身が苦しくなる感覚がありまともに音楽も楽しめない時期がありました。今はそこまで酷くはなくなりましたが、心筋炎の症状や喉の痛みが強かったりすると苦しく感じることがあるのでそういった時は無理には聴かないか、ヒーリングの音色の少ないゆったりした曲をスピーカーで音量小さめで流したりしています。
    個人的に勇気をくれる大好きなアーティストは、RADWIMPS、Vaundy、藤井風、tele、imase、TOMOO、new jeansあたりに今すごくハマっています。音楽は科学的には解明されていない人を癒し勇気付ける不思議なパワーがあります。スマホなんて手放して目を瞑ってひたすら音に耳を傾けましょう。

眉毛が禿げてエビフライみたいになってるのもかわいい
「さがしてみよッ‼︎元に戻る方法ッ」
3匹の入れ替わり現象が起きた時のハチワレの一言。今の私には救いの言葉過ぎてスマホケースの御守りにしてます。
  • 笑う ★★★
    コロナ後遺症に限らずどんな病気、むしろ人生において1番大事な事だと思います。私が後遺症で1番辛かった時期の8月頃に読んだ刀根健さん著の「僕は、死なない」という末期癌から生還した男性のノンフィクションのお話で著者も語っていたのですが、無理矢理でも口角を上げる事で脳を騙して自分は幸せだと感じ幸せホルモンのセロトニンを生成させていたようです。笑う門には福来るとも誰もが知っていますし、仕事でも笑顔が素敵な人は上手くいっている人が多いですしスピリチュアルな話しではありますが笑顔には何かを呼び寄せるパワーがあると思います。
    私もなるべく無理にでも口角を上げるように意識したり、お笑いが好きなので、やぎと大吾、本日はダイアンなり、オドオドハラハラ水曜日のダウンタウン、世界の果てまでいってQ、クレイジージャーニー、あのちゃんの電電電波、世界の果てにひろゆき置いてきた、スパイファミリーなど笑える番組などは毎日なるべく欠かさず見てます。無理に笑うより本気でお腹を揺らして笑える方が確実に良いのでプロのお笑い芸人さんやクリエイターさんに本当に感謝しています。
    あとは動物も好きなのでtiktokやYouTubeで犬、猫、鳥系の動物動画もたくさんみてニコニコというよりニヤニヤしてます。鳥の声はかなり好きなのでYouTubeの猫に見せる用の鳥の動画を一日中流して猫より猫しています。

  • 祈り ★★★
    こちらも笑い同様にスピリチュアルな話しになりますが、神様やご先祖様や食べ物に対して祈りを捧げる事を後遺症を患ってから毎日しています。祈りと言っても全然大袈裟ではなく、食事前のいただきますを当たり前にしたり、4年前に亡くなった愛犬の写真の前で拝んだりとかをしています。ただ、意識的に今日も生かしてくれてありがとうございます、とか苦しみからの解脱に導いてください、とかの念を意識的に込めるようにしています。効果があるないの話しではなく、神様やご先祖様を意識する事で自分が苦痛から挫けそうになった時でも見守ってくれているだろうからもう少しでも頑張ろうという気持ちがほんのちょっと湧いてきたりします。余談ですが後遺症を患ってから仏教やキリスト教にも興味を持ち調子が良い時に本を読んだりして大昔から世界中の人々も皆一様に苦しみながら生を全うしてるんだなと繋がれる感覚を味わって救われています。
    食事前のいただきますという行為も忙しさに追われる現代人はとても忘れがちで私もコロナを患う前は毎食意識していませんでした。私が今でも忘れられない経験があって、初めて一口大にブロック切りされていない鶏肉を自分で1から包丁で捌いた時に、肉を切る感触というのを味わって情けないですが気持ち悪くなってそれ以来肉は必ずカット処理済みの物を毎回買うようになりました。生き物をいただくというのはこういう事なのかと身をもって体感して、自分はつくづく生かされているんだなと思います。その意味も込めていただきますと感謝することはとても大事だと再確認しました。

  • 本能に従う ★★★
    私はコロナ後遺症を患ってから本能が鋭く機能することが多かったです。たぶん毎日死が間近に感じる日々を過ごしていたので動物的な生きるための本能が強くなったんだと思います。私は特に腹痛が酷く食べるものによっても痛みの強弱が違っていたので、なんか牛肉は痛みやすいから控えるべきだとかリンゴやカレーは痛みが出にくいから食べた方がいいかもとか、世間的に後遺症治療で良いと言われている漢方を飲んでも悪化するから止めるべきだとか心の声にまず耳を傾けました。いくら医師や国が勧めても自分の体が拒絶するならそれは間違いなく自分に従うべきです。医師が1番おすすめしているBスポット療法も私は5月には知ってはいましたが迷走神経反射失神あきらか起こしそうで怖いなぁと思っていて5ヶ月間ほど受けないでいましたがなす術がなくとりあえず一回受けてみることにして10月に受けることになったのですが、施術当日までやっぱりこの判断は間違いな気がする、悪化したらどうしようとずっと感じており、結果やはり重度の迷走神経反射失神を起こし数週間悪化し辛い思いをしました。他の治療でもイベルメクチンがコロナに対してかなり有効だ、ミミズエキスで血栓を溶かせるなど強力そうな治療法を見てきましたがやはりどうしても怪しいと自分が感じるものには手を出さない様にしています。それが正解か不正解かは実際に試してみるまでわからないのも事実ですが、万が一それが原因で死んでは元も子もないので最後の判断は直感に任せています。私はこの半年で人間は死に頻すると本能が強く働くものなんだなと強く感じました。後遺症患者の方も似た経験がもしかしたらあるかもしれないですが、そういった場合は自分の本能に従う方が後悔しないと思います。

  • 自己分析 ★★★
    最後にこれが個人的に1番大事だと思っていますが、自分の身体に良く耳を傾けることです。どこがどんな風に痛んだり異常が出たりしていて
    、どういう行動をしたら良くなったか悪くなったかを分析する事が大事だと思います。少し余談ですが私は数年前から日常的に紙やスマホで細かい事にもメモを取る習慣付けをしていたのと、今年の2023年は毎日日記をつけることを目標に過ごしていたのもありコロナを患ってからもそれをずっと続けており細かい体調の変化で何かしらの規則性がある事はわかりました。私の場合は腹痛が1番酷い症状で、食べるものによっても痛みの差がある事がわかり牛肉や納豆、添加物の多いお菓子等は痛みが強く出やすい事がわかったり、姿勢が椅子に寄りかかりすぎても前のめりすぎても痛みが強くなる事がわかったりなどの身体の変化を見つけました。そういう細かい事にも耳を傾ける事で何か治療の糸口になる事が後から見返せるようにメモを取っておくのをおすすめします。ただでさえブレインフォグの症状で普段より忘れっぽくなっていたりするので、病院を色々回って診察しに行くときもメモを見ながら簡潔に症状を伝えるのにも役に立ちました。
    しかし最終的にはやはり他の病気の可能性もなくスパイクタンパクが悪さをしているコロナ後遺症で間違いなく適切な治療法はまだ解明されていないという辛い現実に直面するわけですが。でも無駄に色々と心配しなくてもいいようにかなり気楽に思える様になったのも自分の身体にしっかり耳を傾けて得られた大きな結果だと感じます。それに、今後もしコロナ後遺症に対するエビデンスのしっかりした治療法が確立されたとして、それが患者の状態によってそれぞれ違ったアプローチが必要になるとしたらその時どうすればいいかわかりませんとなるよりは自分はこういう状態なのでこれが適切だと自分で判断できる材料を残しておけるためにも大事だと思います。この病気を患ってつくづく思うのは自分の身を守れるのは自分しかいないということです。自分の身体のことはあなたの主治医も、あなたの親も、あなたの恋人も、あなたの友人も100%完璧には理解できません。人は1人では生きていけず支え合って生きていくこと自体は事実ですし心に留めておかなければいけないですが、自分を最終的に生かすのは自分自身しかいないと思います。

控えた方がいい治療法

反対に、私が行った治療で悪化傾向にあったことを紹介します。


  • これは人によると思いますが、私は4ヶ月間で数十種類の薬を服用しましたが効果がないどころか副作用などで悪化する事がほとんどでした。このままだと薬に殺されると思い最終的には薬を飲むのが恐怖に感じるくらいだったので今は服用を完全に辞めています。
    漢方の桂枝加芍薬湯や六君子湯などは多少なりとも腹痛が和らぐ効果は実感したのですが、その症状を抑えた代わりにとでも言わんばかりに喉や胸の痛みが劇的に現れました。詳しくは治療欄に記載しますが、薬の服用期間は喉にアロンアルファを塗りたくられたような喉のカピカピ感に加えて気道の詰まる呼吸困難感や腹部の筋肉なとか血管なのかわからないがビクビク内部がビクついて張り裂ける様な痛みが出たりしました。喉の痛みが強い時は処方された薬を飲み込む動作すらできずに口の中で薬を泳がせては飲めずに吐き出してをして、諦めて噛み砕いて飲んでを数日繰り返してやっと丸ごと飲み込めた日は凄まじく生きているという心地を味わいサスペンス映画の犯人が罪を暴かれた時の様な君の悪い高ら笑いが止まらない日もありました。
    今は薬を辞めて以来2ヶ月程経ちますが、元々の症状はじわじわ悪化しているもののその時のような劇的に死を間近に感じるように痛む症状は見られていません。
    医師に診てもらってもたまたまその薬が合わなかっただけだから他のを試す他ないと言われますがまだ完全に解明されていない病気に対して飲みたくないと言っている患者に強制的に薬を処方してくる経験もあり実験台にさせられている気持ちにもなりそれ以来私は食事、サプリメント、ストレッチなどの療法に切り替えました。
    薬で明らかに症状が悪化している方は焦らず一度薬を見直してみる方が良いと思います。
    ただSNSなどでは漢方含め薬が効いたという声は多いのでご自身の体の変化をよく見極めて検討してみてください。 

    ※追記
    ー11月7日から薬再開しました。昔数年間お世話になっていた心療内科の信頼している医師の予約が取れ、抗うつ薬などの脳の神経に対して作用する薬の療法に効果が有ると思い相談しながら薬を飲み始めました。過去に飲んでいたスルピリドを手始めに飲み始めましたが少し症状が和らぐのを感じました。これまで調べた情報で、迷走神経の損傷、セロトニンの減少、低カリウム症などが起こっている可能性が高いことも知っており、SSRIやアシクロビルでの改善が見られたという論文もつい最近出た様で、自身の感覚的にもそれに対する治療法が効果が出るかもと思い色々試してみようと思います。

  • マスク、消毒の過信
    言わずもがなですがマスクや消毒などの感染対策をしていれば絶対に感染症にならない訳ではありません。私はコロナがまだ2類で職場はマスク着用義務化で職場人の100%に近い数がマスクを着用していましたし入口にはもちろん消毒液も置いてありました。にも関わらずウイルス持ちの方が2〜3時間ほど職場でずっと咳をしていたのもありますが10人以上のクラスター感染になり私もその1人に巻き込まれました。マスク自体100%はウイルスを遮断できない物ですし、ペストマスクのような完全防御マスクをしない限り耳や目からもウイルスは体内に侵入して感染し発症を起こす原因になります。
    むしろ日常的にマスクをすることで免疫力が低下し感染した際のウイルスに対抗する力がなくなって重症化しやすくなるとも今は言われていますし、もともと人間の体内には兆を超える様々なウイルスや細菌が生存しています。それをマスクをすることにより体内細菌業の多様性が失われ身体が弱くなる原因の一つにもなります。日本は他国に比べかなり清潔な国なので普通に生活している分でも多様性が日常的に低く少しの変化で身体に影響が出やすい民族らしいですが、川の水で調理や選択をしている人々が健康的な日常を送っているという事実もあります。人は慣れてしまえばどんな過酷な環境にも適応できる強い生物です。それを自から弱くしていっている部分が先進国の人々には少なからずあると思います。
    もちろんマスクをしたほうが感染リスクを防げるのは事実なので、私は後遺症を患っている身ですが自宅や屋外ではマスクを外し、買い物先の室内のスーパーなどではマスクをするといったスタイルを取っています。健康な人ならノーマスクにして常に鼻呼吸を心がけて、職場などで明らかに異常な咳をしている場合はすぐにその場を離れるなどの行動が取れれば1番健康的な身体が育めると思います。またアルコール消毒についても同じ理由でやり過ぎは禁物です。消毒するくらいなら換気や加湿を心がけたほうがいいかと思います。

  • SNS
    治療法ではなく習慣ですが、SNSを日常的に見るのは私は控えています。特にTwitterはコロナ後遺症に関する情報収集以外で見ない様に徹底しています。イーロンマスクが買収してから非表示にできないおすすめフィード欄が追加され気色の悪いヘイトを稼ぐ様なツイートばかり目に入り大きなストレスになるからです。私は元々ストレスに対して主観ですが割と弱い部分もありコロナ後遺症を患ってからはストレスの感じ方も異常に敏感になりそれで症状が悪化することもかなり感じていました。コロナ後遺症に感して情報を探す時も、割とTwitterは医師や研究者、個人問わずかなり有力な情報が手に入りやすく、患ってからの3ヶ月くらいは血眼になって情報を探していましたが返信欄になんの根拠もなしに後遺症患者たちに罵声を浴びせる危険な思想な人々も数多く見てきました。自身も治療専用のアカウントを作って交流の場を広げようとかも考えてきたのですがコロナの話題になると自分が経験してもいないのに他人の心を平気で弄ぶ人に自分の時間も心も割きたくないと思い治療用アカウントを作ったりもしませんでした。私の場合は元々孤独が好きなタイプなのでその方が気楽でしたが、人によっては同じ苦しみを分かち合える人と一緒に乗り越えたいと感じる人もいると思うのでそういう方はTwitter問わず色々なコミュニティを探して励まし合える人を見つけた方がベターかと思います。
    ですが個人的にtiktokはちょっとおすすめで、Twitterと違っておすすめのアルゴリズムがしっかりしていて自分の好きな物をいいねしまくってると9割型それに関する投稿ばかり出てきます。ただ一つ注意なのはトラッキングを許可していてネットで他のワードを検索したり見たりしているとそれに関する動画も多く流れはじめるのでトラッキングをオフにしたり情報収集は別の端末とアカウントを使うなどの対策もありかなと。私は動物が好きなので犬猫鳥系のアニマル動画をたくさんいいねして世界中のかわいいペットちゃんや動物園の投稿などを見て癒されています。また、スマホを見るときは基本Night Shiftモードにして目に負担をかけないようにし、ストレートネックを悪化させない体勢を取るようにも意識しています。

  • ストレスをためること
    言わずもがなですがストレスをためることはできる限り避けた方がいいです。私は後遺症を患ってから3、4ヶ月はストレスを異常に感じていてそのせいで酷く悪化しているのも感じていました。こんな生き地獄の状態でストレスを感じるなという方が絶対に無理な話ですが、受けるストレスはやろうと思えば減らせるはずです。私の場合は調べ物以外ほぼSNSを見ない、自分をなるべく責めない、他人と比較しない、時間を気にしない、夜眠れなくても無理して寝ようとしないなど気をつけています。ある意味ナマケモノやパンダみたいにのんびりゆっくり何も考えずにただ食べて寝てボケーとしているほうが回復が早まるかなと思っています。人によって環境などで何にストレスを感じるかは違ってくると思うのですが、意識すればストレスを感じなくて済みそうだな〜と思えるものはなるべく断ち切るべきかと思います。

症状

コロナの症状

前置きは簡潔にして、私がコロナに感染したのは2023年4月1日にオミクロン株として発症日に指定されました。
ちなみにワクチンはそれまで1回も打たずに非接種者でした。
コロナ自体の症状としては、下記画像の通りです。

私のメモより。(※前田祐二さんのメモの魔力を数年前に読んで以来日常のいろんな事で細かくメモを取る習慣を付けていたのでコロナの症状に関してもメモをしていたのでそのまま掲載します。)

1番酷かったのは倦怠感で、関節痛も合間って歩くのさえも辛く病院に行くのもやっとだったのを今でも覚えています。熱も39度台が3日続き、その期間は夜寝ても自分の発熱症状から炎で焼かれる夢を2日連続で見て、このまま死ぬのかもと思いました。
症状的にも個人的にはコロナの時点で割と重く快復までに2〜3週間を要したのでなんとなくこの時点で、あ〜何かしから後遺症残るんだろうなとは思っていました。
まさかここまでの地獄が待ち構えているとは思いたくもなかったですが。

コロナ後遺症の症状

※主に酷い症状に◉印

私のコロナ後遺症で1番酷い症状は腹痛で、次いで胸、喉の痛み苦しみといった感じです。
腹痛が7割を占めていてほぼ1日中腹痛の状態です。腹痛が治ると、理由は何故か分かりませんが胸や喉の痛みに移行します。同時に痛む事もたまにありますがトレードオフみたいな関係にあります。
腹痛に関してはなかなか信じてもらえないと思いますが、食べ物アレルギーみたいな身体になっています。基本1日中痛んでいるのですが、痛みがほぼない時でも食事を取ると水以外何を摂取しても痛みが発生します。普通の便秘や下痢の腹痛は便を出せば治るものですが排便などにも関係なく痛みが持続します。奇妙な腹痛が最初は怖すぎて食べ物を食べることに恐怖心も感じ食事量が極端に落ち4ヶ月で体重は7kg落ち9月頃には43キロまで減りました。さすがに生命の危機も感じ無理してでもカロリーを接種するようにし今では46キロには戻せましたが食事も筋トレも痛みを伴いなかなか体の成長が思うように行かない状態です。明確な原因はわかりませんが、ワクチン非接種の方に腹痛の症状が現れやすい、感染時のウイルス量が多いと腸内持続感染が長く続き摂取した食べ物のエネルギーを媒体にスパイクタンパクが腸内での増殖を繰り返している、第十脳神経の迷走神経が損傷することにより脳の伝達に異常があり腹痛の症状が引き起こされている、などといったメカニズムなのではないかと私が調べた感じでは思います。
余談ですが、10年以上前私が高校1年生の時に胃腸炎になり1ヶ月ほど学校に行けなくなるレベルの腹痛と吐き気を起こしていました。その時も似た感じで何を食べてもお腹が痛む感じだったのですが、今はカレーは食べれたり吐き気は全然なかったり横になると痛みが増したりするのと違って、横になるほうが楽だったり、スパイス物なので刺激があったからかカレーを食べて激痛になったりと明らかに当時は”お腹”が原因だった痛み方とは明らかに違います。
胸の痛みや苦しみはまさに心筋炎や心筋梗塞に似た感じです。別に運動など何をしているわけでもないのに息苦しい感じがいきなりきては長時間1日中ずっと続いていることもあります。こちらもお腹と同じく横になると極端に痛みと苦しみは増し、背筋を伸ばして寄りかからずに座ったり立ったりしているほうが楽になります。酷い時は心臓が早く強く鼓動を打っているのがわかり、寝ている時は夢をほぼ毎日見て内容も直後はほぼ覚えていたりするのですが、強く症状が出ると心臓を刺される夢や首を絞められる夢を見てハッと目覚めるとその瞬間からしばらく早く強く心臓が脈打っているようなことも10月以降からは出始めました。心筋炎などの症状はコロナ感染者で確率的には低い部類と発表されているようですが出ることが確認されてはいるみたいです。私自身はコロナ感染前までは心臓に関する大きな病歴はなかったためコロナが原因なのは間違いないと思います。
その他のブレインフォグや線維筋痛症に似た腕、足の痛みは関係なく同時に気づいた時に現れる感じです。初めの2、3ヶ月はブレインフォグは自分の脳がウイルスに破壊されたのかもしれないと恐怖心を覚えるほどひどかったです。線維筋痛症のような腕と足の痛みは8月くらいから出始め徐々に強くなり今は利き腕の右手は一日中痛みます。痛みの強さは時によって全然違いますがひどい時は足の場合立ち上がるのもやっとで歩くのは支えがないと厳しいくらいです。腕はスマホを持つのもストレスになる痛みが割と持続しています。コロナ後遺症は微小血栓が多く見られる様で血の巡りを良くすると和らぐことも多いのでそうなんだろうなと思います。もしくはスパイクタンパクによって遺伝子に影響があり、乳酸が溜まりやすい身体になってしまい筋肉痛のような感覚で腕や足の疲労が異常なまでに出やすくなっている可能性もあるような気がします。実際利き手の右手が1番酷いのもあり、趣味でピアノを少し弾くのですが痛みがない時でも10分でも弾くとすぐに腕の痛みが出始め数日痛みが続きます。症状が進むと手足が機能しなくなることも見られるようで一応毎日ナットウキナーゼの服用やマッサージで対処しています。
自律神経が乱れているのは強く感じており、10年前くらいに患っていた強迫性障害や躁鬱の時と似た精神的な辛さもあります。音に過敏になり家族の出す生活音にすら耳を塞ぎたくなるほどストレスを感じたり、好きな事をする意欲も集中力も下がり、以前まで多汗症で暑さに弱いのに暑さを感じにくくなったり、睡眠の質が下がり悪夢を頻繁に見たりと疾患前は感じていなかった精神的な症状も多く出ています。
ただ、よく勘違いされていますが、コロナ後遺症は気の持ちようでメンタルが弱いから甘えてるんでしょと感染しても後遺症を患わなかった方で言う方がよく見られるのですが、精神的辛さが先にくるのではなくて、身体的な対処することのできない不調が毎日のように身体を襲ってくるのが先にあり、そこから精神的な辛さがプラスで出てくるのを理解して欲しいです。家族や友人や仕事関係などでもそう言った経緯を理解しようとせず追い討ちをかける方が多く見られますが、もし身の回りでコロナ後遺症で苦しんでいる方がいれば患者自身の状態は見かけによらず深刻なのを気に留めてあげたください。私自身、家族にも何度も症状の辛さを話し、もういっそ安楽死させて欲しいとも泣きついたこともありますが今味わっている苦しみはあまり理解してくれていないんだろうなと感じています。いっそ見た目で判断できるくらいゾンビ化するような外見の変化があってくれればもっと楽かもしれないとすら思いもしました。
足の裏のジンジン感や血管が筋肉かのピクつき、喉の異常な痛みと乾きは明らか薬の副作用でした。薬服用時に現れていて服用をやめて2ヶ月経っていた先日はそれらの症状は全く現れていないです。
他のコロナ後遺症患者の方が言っていたわかりやすい例えがあるのですが、iPhoneでいうところの充電の最大容量が後遺症疾患後に80%までいきなり減ってしまう感覚と例えていました。私自身もコロナ疾患前はフルタイムで週5で働きながらフリーランスの仕事もやり仕事終わりはギターの練習をするなど活力的で100%の容量がある感覚でしたが、後遺症疾患後一気に70%くらいまで減るくらい身体の機能が壊れるのを感じ今では体感50%くらいでどれだけ休息しようと栄養を取ろうと、以前の身体の感覚が思い出せなくなるほど衰え続けています。
2023年11月現在で後遺症が出始めて半年経過しましたが時が経つにつれて新しい症状がどんどん出始め頭のてっぺんからつま先まで何かしら異常は現れていてこのまま更に身体が蝕まれていくんだなぁという恐怖がありますが、痛みや異常があることが当たり前になってしまって今現在は何かあってもまぁどうせスパイクタンパク質が悪さをしているんだなと半ば諦めの感覚もあり何とも思わなくなってきてしまっています。
9月くらいまではもしかしたらコロナ後遺症ではなく免疫が落ちた事などによって癌とか他の病気を患っている可能性もあるかと知れないと怖くて病院を6つ回って色々と検査しましたが何をしても異常は見られないとの事でもうこれは完全にコロナ後遺症だと自身の中でもむしろ安心感にもなる確信を持てたので今はスパイクタンパク質の解毒をしながら免疫力を戻していく食事療法をメインで行っています。

病院治療

コロナ後遺症を患ってからの詳細な病院治療歴を時系列順に記載しておきます。
コロナ自体の症状が2〜3週間続いた後に4、5日ほど完全に快復して何も無い日が続き、嬉しくなって数ヶ月ぶりにマックを食べに行き4月末に期間限定でやっていたコーヒーフロートみたいなのを食べ終えて数十分後くらいに何やら異様な腹痛を感じたのがコロナ後遺症の始まりでした。
その時はコーヒーフロートが病み上がりのお腹にあたったのかなくらいに思いました。
ですが翌日の食後も翌々日の食後も何故か普通の食事を摂っているはずなのに意味のわからない腹痛が度々起こりました。
5月に入ってからは食事を摂る摂らないにも関係なく突然の腹痛が押し寄せてくるのと、心筋炎のような胸の圧迫感に近い苦しみの症状も出始めました。
腹痛自体は昔からお腹が弱くコロナ前にも過敏性腸症候群や胃腸炎を患った事もありストレスとかでやられてんのかなぁと感じ先に病院には行かなかったのですが、胸の痛みは明らか異常で初めての痛みだったので怖くなり内科でレントゲンやCTの検査をしましたが異常なしと言われとりあえず出された1週間分の痛み止めとしてアセトアミノフェンを飲んでも効果はありませんでした。
それからも原因不明な腹痛と胸の痛みが続き、さすがに何かおかしいと思いネットで色々情報を調べようとするのですが、ふと頭の中で調べようとした事が一瞬のうちに頭の中から抜け落ちることが頻繁に起こったり、やろうとした事、メモを取ろうと思った事が同じように一瞬で思い出せなくなる事も増え始め、「物忘れ 激しい」みたいな単語でググったところコロナ後遺症に関する記事を見つけ、それから腹痛や胸の痛みの症状もコロナ後遺症で見られるとのことを知り、そこで後遺症を患ってしまっまんだと理解しました。
6月になる頃には腹痛の痛みはかなり強くなり日によっては何も手がつかずひたすら痛みに耐えること以外何もできなかった。お腹も病院で診てもらった方がいいと思い厚労省のホームページからコロナ後遺症外来とされている近くの内科に行く。触診のみで話親身に聞いてくれたがとりあえず一般的な整腸剤や痛み止めを試してみてくださいと以下4つ処方。
・ポリフル錠500mg
・ミヤBM
・マグミット錠250mg
・ブスコパン錠10mg

飲み始めてすぐにお腹の痛みと便秘が強くなり2日分飲んだが明らかに異常な痛みのため服用ストップ。
1度目の病院も厚労省の指定のコロナ後遺症外来を受けたのですが、コロナ後遺症患者として診察されてる感は全くなく、薬も一般的に使われるものを出され悪化したこともあり国の後遺症患者に対する補填の薄さなども相まって国に対しての不信感は強まり自力でどうにかするしか無いと強く感じていました。
それから1ヶ月ほどは病院にも薬にも頼らず初歩的な鼻うがいや重曹クエン酸水などを続けていましたが一向に回復する気配もなく、ネットで見つけた都内にある医師がコロナに対して知識のあるコロナ後遺症外来に行くことになりました。
初診の際はネットであらかじめ知っていたBスポット療法を提案してくれたり、漢方療法をおすすめしてくれたり医師の知識もありとても信頼できたのでここでの治療をしばらく受けようと決心しました。最初にお腹に対してのアプローチで以下2つ処方。
・ランソプラゾールOD錠30mg
・桂枝加芍薬湯
また、採血をし以下異常値
・TSHー 0.123
・T4ー 1.08

多少効いた感じがありましたが日によっては相変わらず痛みが強かったり眠れない日も多かったりしたので2週間後に再来院し別の漢方と眠剤を処方。
・六君子湯
・ゾルピデム酒石酸塩錠5mg

相変わらず効いているのか効いてないのか分からず、睡眠は導入に関してはよくなったが質は悪い。そして薬の副作用かと思われるが、それまでなかった喉の痛みと苦しみ急激にで始める。喉の気道にアロンアルファを塗りたくられたようかカピカピ感と苦しさが1日中ある感じで1週間弱後に再来院し喉に対しての薬と別の眠剤を処方。
・柴朴湯
・トランサミン錠250mg
・デエビゴ錠5mg

この頃喉は本当に苦しく処方されたトランサミンの錠剤をそのまま飲むこともできず初日は諦めて噛み砕いて飲みました。3日後くらいには柴朴湯の効果もあったのか錠剤のまま飲み込めることができ、あまりの感動と生きている実感を感じ笑いと涙が同時に噴き上がってきてミステリー映画の悪役ばりに気味の悪い笑いをしながら涙が出たのを覚えています。
8月14日の昼過ぎごろに急激に喉元下くらいの筋肉なのか血管なのかがビキビキと痛み同時に呼吸困難になり息が普通に吸えなくなり1分ほど発作のようになりました。水を飲んですぐに落ち着きはしたのですが1番の命の危機を感じたので親に近場の病院に連れて行ってもらいましたがコロナ後遺症による症状は見られないと突き放され絶望感がさらに増しました。
そしてこれも薬の副作用かわかりませんが腹部下の筋肉?血管なのかがピクピク痛む感覚も何度か起こることもあり一旦薬を飲むのをやめました。
この時通院していた後遺症外来は自宅から電車で1時間半はかかり通院時も電車の中で今にも倒れそうな全身の苦しみを我慢しながら都内へ通っていたためもう通えないなと思い自宅付近で後遺症外来を探し、バスで数十分で通える別の病院へ行きました。とりあえず薬が怖いけど症状が悪いということを伝えて以下薬と採血をしました。心電図も測りましたが異常なし。
・補中益気湯
・TSHー 0.224
・T3ー 2.57
・T4ー 1.03

コロナ後遺症患者によく見られるようですが、採血でTSHの値が低く出ることが多いようです。そのため甲状腺機能亢進症に近い症状も多く見られるようです。私も0.1の値が出たりと7月はかなり低くなっておりそのときは今にも声が出なくなるんじゃないかと思うくらい喉の異常な渇きや気道の狭さと心筋炎のような胸の苦しみが強かったです。生まれつき迷走神経が弱く採血が苦手なので8月以降は取っていないので今の数値は分かりませんが体調的に0.1まで低くはないかなと体感思います。ですがバセドウのように目が飛び出したりとかの大きな変化もないのでギリギリ大丈夫なラインなのかなと。後述しますが、バセドウや橋本病などは鬱病と併発しやすいと言われていてそれはコルチゾールなどホルモンが関係しているそうです。コロナ後遺症は鬱病の薬が効果的であり、私も最近飲み始めたスルピリドが多少安定して症状が和らぐのを感じでいるので根本的原因は甲状腺自体というよりは脳の方にあるんじゃないかと感じています。
私はエコー検査まではしていませんがもちろん不安であればエコーなどで調べたほうがいいかと思います。特に女性の方が男性よりコロナ後遺症になりやすいと言われているのもホルモンバランスだったりがそこで関係してきているのかもしれません。

話を戻して、この頃はコロナ後遺症だけでなく素人なりに医療についてなども調べてもおり薬害だったりにも目も向けていて身体の薬服用後からの異常な反応もあり薬が本当に怖かったのもあり補中益気湯は3回ほどしか飲めず恐怖心を持ちながら薬を飲むのもストレスで良く無いと感じ一旦薬をやめることに。
ほぼ1ヶ月後くらいに、コロナ後遺症の医師として恐らく1番有名な医師であろう平畑さんのオンライン診療を受けることになりました。平畑さんはこの少し前には知っておりプチリラクやマッサージでお世話になっていたのですがオンライン診療がやっていることまで知らず9月初旬に初診で受けました。個人的には受けてみてあまり信用できませんでした。というのも薬が悪化した経験ばかりなのでできれば避けたいと言ったのに強制的に合ってないだけと処方され、完治して元の体に戻らないとまともに日常も送れないし仕事もできないと不安な面を話しましたが完治するなんて思わない方がいいと言われ診察もすごく流れ作業ですぐ終わりました。後遺症患者のために最前線で深夜まで命を削って診察をし続けてくれているのはわかりますが、患者もなけなしのお金と時間と体力を使って藁をもすがる思いで診察を受けているのでもう少し寄り添って欲しいなと思いました。ただ平畑さんのYouTubeの動画で自宅ケアやコロナに関する知識など非常に参考になったことも多いのでとても感謝しています。
ちょうどその頃、コロナ後遺症患者のkindle書籍でSIBOの治療をしたら完治したという話を聞き、自身もSIBOに近い症状だなと思い低FODMAP3週間し、それから2週間プラスで高FODMAPを含めた食事改善をしつつ、自宅近くの消化器科に行き一応SIBOの可能性があるか腹部レントゲンを撮りましたが大腸に多少のガスが見られるがSIBOの可能性は低いと診断されました。FODMAP療法を1ヶ月以上続けても全く変化もなかったため自分でもSIBOの疑いはもう無いかなと思い今ではそこまで気にせず食事をしていますが、明らかに体に悪いお菓子やジュースや小麦などは控えるようにしています。

そして10月になりずっと悩んでいたBスポット療法を受けることにしました。5月の段階でBスポット療法は既に知っていたのですが、迷走神経反射失神を起こしそうで怖いなと思っていたのと、自宅近くで7、8軒病院に電話しても治療を行っている病院がなくずっと見送っていました。ですがこれまでの治療で成果が得られておらず前に進まなきゃ変わらないと思いまた近くの病院を探し、電車乗り換え1回で行ける病院を見つけたため受けることに。施術前に鼻カメラで状態を確認してもらいましたがその段階で迷走神経反射失神を起こし吐き気を催し5分ほど横にならしてもらい、来たからには受けようとBスポット療法を軽めにやってもらいましたがやはり迷走神経反射失神を起こし今度は手足の痺れもあり手は硬直し10分ほど看護師さんに付きっきりで脈拍を横で測ってもらいながら落ち着かせてもらいました。医師からは何十回もやらないと効果が出ない治療法で軽めの一回目でこれだと逆に危ないからと治療に対してのドクターストップがかかりBスポット療法は断念することに。鼻自体も中の状態はやはり悪いようでメタゾン点鼻薬をもらい一本分使いましたが効果はほぼ無し。

11月になり、2ヶ月ほど薬の服用を辞めていたが、SSRIやアシクロビルなど、抗うつ薬がコロナ後遺症に効くというcellの論文を見たこともあり、昔通院してお世話になっていた信頼できる医師に診てもらいとりあえずSSRIをいきなり使うとお腹の症状などもあるとリスクになるかもとのことで以前使っていて効果のあった薬を処方。
・スルピリド錠50mg
・ビオスリー
・レボセチリジン塩酸塩錠5m

スルピリドは効いている感じがあり全体的に痛みが緩和されるが、夏頃に薬を服用していた時のような喉の痛みがまたで始める。これは明らか薬の服用による症状だと自分の体の感覚で理解しているのでこれから相談して別の薬を試してみようと思っています。

これだけ薬を使ってみてわかったのは、恐らく脳の神経に対しての治療が必要なのでは無いかということ。cellの論文や他の医師や研究でも明らかですがセロトニン減少であったり迷走神経へのダメージであったり脳の神経などに何かしらの悪影響が出ていてそれが原因で腹痛などを引き起こしているのだと私は思います。腹痛や胸痛などの症状が出てはいるけど、そこに対して直接的なミヤBMや六君子湯などの薬を使うことで症状の緩和ではなく悪化を招いているということも療法的に間違っているというサインとしか思えないですし。実際、第十脳神経の迷走神経の機能障害で胃や腸の不調、心臓の不整脈、咽頭の痙縮などコロナ後遺症で見られる様々な症状が現れるのは医学では既知の事実で私がコロナに感染して以来このような多数の症状が一挙に現れているのと因果関係を結びつければそれ一つで全て辻褄があいます。
ひとつ私が懸念しているのは、もしその通り脳の神経や細胞などが破壊されてしまっているとしたら一生治らない可能性は十分にあり得るんじゃないかという事です。例えばですが薬物の使用や、自殺に失敗し植物状態になった人も同じように脳神経に損傷を受け症状は違えど一生治らない後遺症を患うことは多く見られます。メカニズムとしてはそれと同じことがコロナウイルスにより引き起こっていると言っても過言ではないですし疾患後にこれだけ私の身体の機能が半年以上障害が出続けていることを考えても頷けます。研究論文などではコロナ後遺症患者の脳に炎症が起こっているというエビデンスは多く見られますし、SNSを探せば1年や3年以上コロナ後遺症が続いている方もたくさん見られます。ただ、完治したという方も普通に見かけますしまだメカニズムは完全に解明されていないので必ずしも不治の病だと結論つけるには早過ぎるので、方法は患者自身も模索し続ければて治る可能性が1%でもある現状なので私はまぁいつか奇跡が起こるかもしれないからやれるだけやってみようと思っています。
また、コロナ後遺症は筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS) という病気と酷似していると良く言われており、その治療も抗うつ薬に効果があると言われています。一応補足すると、ME/CFSとして医師に診断してもらうと身体障害者として障害年金3級が受け取れることもあるようです。私も病院で軽く話を伺いましたが、後遺症の症状として病院で初診の診断を受けてから1年以内に採血検査、胃腸内視鏡検査、胸部腹部レントゲン、MRIなどたくさんの検査を行い医師に認められてから初めて申請が行えるようになるとの事で、私はある程度検査 はしましたが胃カメラなど身体に負担のかかる検査が体力的に難しい状況で今は保留状態ですが今後の展開によっては障害年金も視野に入れるつもりです。一応これまでの金銭面は貯蓄は全て使い果たし、2、3年ほど前から運用していた積み立てNISAの一部を売却やビットコインやstepnなどの仮想通貨の売却、使わなくなった生活品などの売却などしつつ親の援助を受けてやりくりしています。本来は会社の傷病手当を受けられたのですが入社して間もなく感染してしまいまさかこんなに長引くとも思っていなく辞める選択をしてしまい受け取れず仕舞いでしたが、受給権利のある方は無駄な気など使わずに受け取ってしっかり休むのがベストだと思います。
11月になってからはSSRI、SNRI、鬱病に関してコロナと関連付けて検索すると自分が今まで知らなかった事実が実はたくさん転がっていることに驚きました。コロナが出て間もない頃からSSRIでフルボキサミンが予防に有効だとかセロトニンや糖代謝に対しての影響があるなどたくさんの声や論文が見られました。抗うつ薬が効果的だと言われているのにも医学の知識のない私でも頷けるくらい身体の感覚として分かるのでこれからは今までお世話になっていた信頼できる心療内科の医師に頼っていこうと思います。もし完治すればこの記事を更新する予定です。

最後に

最後に私がコロナ後遺症という生き地獄の経験を6ヶ月以上続けてきて感じたことをお話ししたいと思います。
何度も生き地獄と書いてきた通り、これほど普通に息を吸って食事をしてという人間の日常をする毎日に肉体的にも精神的も苦痛を味わい続けることがあるなんて思ってもいませんでした。同じ後遺症患者で苦しんでいる方は私も自分のことのように苦痛がわかりますし、この苦痛を味わったことも無いのに自分の思想が正しいかのようにコロナに対してただの風邪だの5Gや電磁波が原因だのましてウイルス自体が存在しないだの吹聴している人には一生他人の気持ちなんてわからないだろうし同じ人間だと感じることすら気色悪いのでわかったフリすらして欲しくないとひたすらに思います。
後遺症の症状が出始めてからはドラマなどでよく聞く、「なんで自分がこんな目に」というセリフが本当に何度も心の中で繰り返されました。なんでこのセリフってこんなに使いまわされているんだろうと思っていましたが自分の身に死を間近に感じる病気が降りかかると本当にこう思うんだと身をもって痛感しました。当時私は転職して間もない頃でもあり新しい夢に向かって頑張ろうとエネルギッシュだったのも相まってなんでこんな目にあわなきないけないんだと深く悲観しました。他にもっとこの苦しみを味わうべき奴なんかそこら中にいるだろふざけるなとすら傲慢ですが思ったこともあります。そこから、こうなったのには何か理由があるんだ。と考える様になりその理由を探ると悲観的な思考と苦しい症状から、これまで人生を適当に生きてきてたくさんの人の気持ちを踏み躙って傷つけてきた天罰が下ったんだ。と。こんなクズみたいな自分は甘んじて受け入れて傷つけたのと同じ分の苦しみを味わい続けなければ決して許されない。そう本気で思いました。そう思うこと自体は自分の過ちを自省するという意味では私は決して悪くないと思いますが、そこまで自分を追い詰めてはいけないというのも学びました。人間生きていれば誰しもが他人を傷つけた経験は数えきれないほどあります。意図的であるのかどうかにもよって重みは変わると思いますが、人間は過ちを犯しその尊さを知りさらに強く成長していく。それだけで良いと思います。決して許されないことをした、だから自分の命をもって償うなどといった極端な償い方をしたとしても、相手や残された人にはそれと同等かそれ以上の苦しみが降りかかります。命ほどの計りきれない重さを持ってしても人の過ちは決して誰にも何にも償うことはできません。現代では進化の過程でそれをお金の価値に換算して償うことが一般的ですが本来は何にも変え難いものが人の命や魂なのだと思います。そんなあまりにも尊いものは自分1人で全て抱えきることはできないので自分1人が抱え込む罰だなんて思うこと自体が浅はかなんだと私は感じました。そう学べたことで、これからの人生の関わり合いでどう人と向き合っていくべきなのかをより良い方向に変えていけることに意味があるのだと思います。
でも、私はこの地獄の経験を得られた事に感謝もしています。今語った通り、生きるということを本質的に理解できた気がするからです。私は今年で31歳になります。今までも小さい頃から身体は弱く、小児喘息や慢性鼻炎、胃腸炎、躁鬱、強迫性障害など様々な病気を経験してきています。学生時代は月に1度は保健室にお世話になっていましたし、ずっと身体の弱さに対しては産みの親のせいと八つ当たりもして親を傷つけてもきました。ですが、人間誰しも必ずどこかにエラーがあるのは当たり前なんだと腑に落ちてわかりました。多少の身体の不自由があるのは誰しも当たり前で五体満足、両手両足が動いて頭で思考できるだけで幸せなんです。生まれながらにして手足がない人、動かない人、脳に障害を持っている人もたくさんいます。そういうことも含め簡単に世界中の他人と比較できてしまう現代だからこそ自分の劣っている部分や異常が有る部分が際立って腫れ物にしか思えなくなってしまいます。私も身体こそ弱く他人と比べてしまうと満足な日々を過ごせなかった時は多いですが、コロナに疾患するまでは自分の手足で自然に触れ文明に触れ楽しむことが出来ていました。人は失ってからでないと気づかないとは良く言いますが、本当にその通りで、健康というか人間としての本来の正常な機能を全身の感覚として半分ほど失ってみて自分が今までいかに恵まれていたのか思い知らされました。今までもたくさん健康を損なったり過ちを犯したりしてたくさん失って気づいてきたものは多くありましたが、ここまで本質的に生きるということの価値を実感したのは初めてです。私はコロナ自体にも感染の経緯についても心の底から恨みがずっと消えないのも事実ですが、私を今この状態でも生かしてくれているご先祖様や神様や家族、生きながらえるために毎日食べている地球の動植物の恵み、闘い続けてくれている自分の身体や心臓など私にはもっと目を向けるべきたくさんの大切なものに囲まれて生きているのだと心から腑に落ちて理解することが出来ました。
余談になりますが、コロナウイルス自体は世界中で数千万人以上の日常生活を壊し、死に追いやることも多く見られる大規模の破壊力を持った恐ろしいウイルスで、真相は不明ですが人類削減のために人為的に作られたウイルスで、そのウイルスを直接体内に打ち込むワクチン接種が始まりとして感染させられ続けているとも言われています。世間では中国武漢でコウモリから人へウイルス感染したのが始まりと言われていますが、世界中の多くの研究者がその可能性も否定しており変異株の中にはエイズの遺伝子配列にも見られるものが入っており、それは自然界で見られる可能性は低く人の手が加わっているというデータを提示している方もいます。ウイルス学の知識も全くない私ですが、自分がこの苦しみを味わってみてその可能性があってもおかしくはないなと思います。死なないギリギリのラインで身体の異常が毎日起こっていて、現存する薬で治すことも出来ないという状態で、それは裏を返せば病院に何回も足を運びたくさんの薬を飲まされるということになり、利権が絡んでいて金を落とさせるためだけに操り人形にさせられているとも考えられます。ワクチン自体も、ウイルスが出て間もなくワクチンが世界中に配られ一斉に接種が始まった事を考えても利権絡みで多額のお金を得るためだと考えてもなんら不思議はありません。インフルエンザワクチンなどは数十年と長い研究期間を得てワクチンが作られたのにコロナワクチンは1年ほどで、もしかすると人体実験の承認すら得ていない状態で接種が始まったとも言われています。コロナ禍以降全国で超過死亡の数も多く、芸能人の原因不明の急逝のニュースも多く見られ、それはワクチンやコロナ感染が原因だとも言われています。ワクチンの薬害については今では割と日本人の方でも気づき始めた方が多いですが私もワクチンに関しては否定的です。非接種者ですが打つべきではないと今は強く感じます。この件に関してはあまり声を大にして言うのも論争が生まれるのも嫌なので深くは話しませんがワクチンを打つことで自分自身と身の回りの愛する人を犠牲にする可能性は大いにあると思っています。私も自分がコロナに感染し後遺症でこんな辛い思いをするまではコロナってまぁ怖いよね〜くらいにしか思って無かった程世の中の事実を見ていなかったですがしっかり目を向ければこう思うのも普通だと思います。
2023年11月現在で世界人口は80億人を突破しています。人類がどんどん増えるのは進化の過程で当たり前のことですが、人類が増えすぎた結果たくさんの課題があることも事実です。食料が行き届かず子供のうちに餓死してしまう地域があるのに、先進国ではフードロス問題で食べ物に感謝もせずSNSの投稿のためだけに購入した食べ物を食べもせずに平気で捨てる人間がいる時代です。地球温暖化は年々どんどん深刻さを増しており日本も11月なのに真夏日ほどの暑さがある異常気象、それに伴いカメムシや雪虫含む虫の大量発生。私の地域でもユスリカが年々増していて今年は特に多くなったなと実感しています。関係あるか謎ですがカラスもすごく増えたと感じます。ついこの間も台風でもないのに異常な突風と低気圧が日本全土を襲ったこともありました。さらに9月頃からパリで殺虫剤の効かない強固体のトコジラミが大量発生し11月には韓国でも増え始めそうなったら日本でも例年にまして爆発的に増えるのも時間の問題とも感じます。そんな異常を身近に感じられるにも関わらず自分の快適さのためだけにSDGsなんて気にも止めずエアコンをガンガンつけ未だにゴミを街中にポイ捨てする人もたくさんいます。地球はもう限界を迎えてきているのだと思いました。その原因はほとんどが人類だと思います。学のある研究者や学者の方たちはすでにこうなることを知っており、それを防ぐには増えすぎた人類を減らすしかもう方法はないと判断しウイルスパンデミックを招いたと考えても理にかなっていると思ったりしちゃいます。考えすぎかもしれないですが。ですが日本の政権もその考えを助長させられます。今の岸田政権は日本国民誰が見ても過去最悪の政策ばかりです。国の総理大臣が増税クソメガネと呼ばれるほど国民の税負担は重くなり生活必需品も軒並み値上げで将来のことなど何も考えられないほど今を生きるので精一杯の人たちで溢れかえりその鬱憤を晴らさんばかりの悪質な事件も毎日目にします。今の政治を見ていると意図的に破滅に向かっていると考えされる勢いもあるので不安になります。
ですがもしそうであったとしたらいくら人類の未来のためと言えど同じ人が人の尊厳を奪うなんて到底許されない事だと私は思います。確かにこの世にはたくさんの法を犯す人、そうでないにしても悪事に身を染める人もたくさんいます。ですが殺されて当然の人間なんて絶対にいないのです。誰しもが過ちを犯すのが人間です。過ちの大小があるのも事実ですし、私もこれまでたくさんの過ちは犯してきました。ですが実はその大きな過ちを犯すことになった原因を探ってみると当人を取り巻く周りの環境の方に問題があって仕方なかったと思わせられることすらあります。人類が他の哺乳類に比べ小さな体なのに食物連鎖のトップに居続けられるのには高度な知能を持っているからです。そういう深い根本的な原因にまで追究してどうすればより良い未来が実現できるかをその恵まれた知能で前向きに考えてその為にひたすら前進するべきなのです。
私がコロナ疾患後に嫌いになった言葉があって、弱肉強食という言葉に恐怖を覚えました。文字通り、この世界は強いものが生き残り弱いものが息絶えて行くという言葉ですが、たった4文字でこの世の残酷さをここまで表現した言葉はないと思います。弱者に対して生きやすい世の中を作り上げようというのは世界中でスローガンのように掲げられていますが、世界の実態は強いものがひたすらに弱者を利用し食い物にしているのも事実です。人の命なんて重いようで他人にとってはとんでもなく軽いもので、今の時代は人が目の前で死んでいるのにその人の尊厳は完全無視でスマホで動画を撮影しネット上に平気でアップロードできる倫理観が異常な人々すら多く見られる時代です。資本主義国家でもはや先進国でもなくなってきている日本はこらからさらに弱肉強食の世界になると確信しています。コロナ後遺症患者に対しての国としての援助は他国にも比べて無いに等しくサバンナでチーターに狩られるウサギの映像を見て私自身も同じ顛末を迎えるのだろうかと日々思います。ですが、悲しいかな生き残るためには強くなるしか道はありません。ただ、今もこの険しい世界で生き続けている私たちもまた強いんだということは自信を持つべきだと思います。自分の心臓が鼓動を刻む限りは誰もが強い存在でその鼓動をうった回数が増える度に私たちは実は日毎に実は目には見えなくともレベルアップしているのです。いつか必ずポケモンが進化するように私たちもある日突然大きな進化を迎えてウサギからチーターを負かすメガウサギ的な存在くらいに強くなる日が絶対にあるのだと私は信じています。
何度も安楽死したい、早く死んでしまいたいと思い続けてきた私のこの半年間ですが、今はもう峠は越えた感覚があり肉体も精神の痛みに対しても苦痛が常にあることが普通で無頓着というか過剰に反応しないようになり、もう治らずこのまま蝕まれて死んでゆくのかなぁと半ば諦めもあります。最初頃はまだ死にたくない、やり残した事もやりたい事もたくさんある、痛みで悶えて死んでいくのが怖いと、死に対する恐怖が毎日身体全身に付き纏い恐怖していましたが、人は恐ろしいまでに何でも慣れる生き物で、今となっては苦痛が毎日襲ってきている状態にも無駄に反応しなくなり、人は誰でも死ぬもだしそれはとてもあっけないもので最愛のあの人も世界で活躍する有名なあの人も誰でも死ぬし死んだらほとんどの人からはだんだん忘れ去られてゆき世界は変わらず前に進みながら過ぎていく。そういうものなんだとハッキリと理解でき、自分もその世界の当たり前の一部で死ぬ前にそう心から理解できただけで恵まれいて動じずに安らかに最後を迎えられるだろうなと思うと幸せ者でしかありません。
ですが、もしも奇跡が起こり元の身体に戻れるとしたならばもうこれ以上に辛い経験がこの先起こることなんてないんだろうなと確信できるくらい苦しんだし、もうこれ以上何も怖いものなど感じず何でも叶えることができるんだろうなと思えますし、そのエネルギーを世のため人のために使いたいと強く思えます。そう思えたのもこの地獄の経験があったからこそで、そう考えるとこの経験ができたことは私の30年の人生で1番の財産になる神様が与えてくれた最高の試練でありプレゼントなのだと感じます。もしくは、私は以前からダメな自分を劇的に変えたいと思い悩み続けてきたのですが、それはアドラー心理学的に言うと自分自身が引き寄せた人生最後のダメな自分を変えるチャンスが巡ってきたのかもしれません。そうであるならお前が始めた物語なのだからお前で責任を持って乗り越えなければいけないのだと思います。…進撃の巨人アニメ終わっちゃいましたね、諫山創さんたくさんの勇気をありがとう。
ありきたりですが私はスティーブジョブズの名言の「connecting the dots」が大好きです。自分の歩んで体験してきた軌跡は無駄なことなど何もなくいつかどこかで繋がり意味のあるものになると私もこれまでの経験で感じています。そういう意味で言うとこの地獄のコロナ後遺症の終わりの見えない長い戦いもいつか多岐な点に繋がる強固な太い線が引かれる経験になると私は確信しています。ですので私は最後まで安楽死や自死といった強い決断だが将来の線に繋がらない選択は取らず、太くたくましい線に繋がるより強い生きるという選択を取り続けてみようと思います。
長くなりましたがというわけで、今同じく後遺症で苦しんでいる方々、もしくは別の病気や人生の壁に当たって苦しんでいる方々、私たちはどれだけの苦痛が降り掛かろうと前を向くことが出来る類稀なる幸福な生き物です。そんな貴重な尊い人生ですのでどれだけゆっくりでも良い、勇気あるあともう一歩が必ずより良い未来に繋がるはずだと私は信じています。私たちが生き延びた素晴らしく豊かな未来のどこかで邂逅し共に笑い合いましょう。

2023/11/17

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