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丁寧な積み重ねとチームビルティング

みなさまこんばんは。
ましこと言います。

わたしはパラレルワーカーで、地域子育て支援拠点の専任職員として子育ての初動に関わりながら、17年目を迎えるベビーマッサージ教室の運営という2つの顔を持ちます。そのほかには、居宅訪問保育(産後ケア・一般保育・送迎・病児)、子育て支援者の相談室 、子育てサロンの経営相談なども行っています。

今日のテーマは「丁寧な積み重ねとチームビルティング」です。

年度が替わり、復職する利用者様を見送ってひと段落と思っていた矢先、ちょっとした出来事がありました。

年度が替わる今はいったんリセットされたものを再び非常に重要な時期です。

丁寧な積み重ねが、時間を経て利用者様との距離を近くします。

利用者様である保護者様にとっても、お子様たちにとっても、そして支援員である実践の経験がある自分にとっても、大切な時期で、拠点に立つたびに、一言発するたびに、自分の経験に過信していないかを問いながら、類して違い、解のない育児という挑戦に挑んでいる誰かの声なき声のキャッチアップをしています。

わたしの興味は常にプロセス、数字はあくまでも結果であり、月末や年度末に自動的についてくることは知っているので、嘘偽りなしでなんかあまり気になりません。

嘘と忖度が大嫌いな自分との勝負で得られるものは、正真正銘の真実。どの現場でも自分の持ち味の一つだと思っていますが、それらを嫌う人達、特に競合とうなる同業他社や、縦社会の強い組織間では妬みや嫉妬の対象となることは事実あります。嘘と忖度と自己保身を実装している人はあまり得意ではありませんが、目標を達成するためには、チームビルティングの5段階プロセスが重要なの承知ですので、組織の中に身を置く以上、それは仕方ないかなと思っています。フリーランス歴のほうが長いとはいえ、組織に属する人達に歩幅を合わせ伴走するスキルも一応は実装しています。

ところが、聞いていた内容から大きくかけ離れ耳を疑うようなアサインがあり、形成期がある日突然始まり、タックマンモデル(WEBで検索してみてね)の混乱期から始まった先週の出来事は、百戦錬磨とはいえまあまあの衝撃でした。

というわけで、今年度はチーム戦だとは思って準備はしていたけど、衝撃の想定外にも、一晩でマインドセットしなおし、混乱期を形成期にまずはキーマンである自分を強引に戻しました。

不満やストレスがないと言えばうそになります。

でも、わたしにとって一番大切なのは、みんなが健康で元気でいること。
みんなの声と、声なき声を心で聞き、同じ時間を過ごすこと。
誰一人欠けることなく、みんなで一緒に子どもたちを育て上げること。

支援員という職は、従事する者の承認欲求を満たす場として利用され、自分の子育て自慢や、保育観の押し付けと化したりします。これらの原因は全て勉強不足によるものです。子育て支援センターに従事するならば、スタッフでも、ボランティアでも、専任職員でも、子どもの成長過程は必須として、保護者についてもっと深く学ぶ必要があります。

こういうことを支援員相談でよく聞かれるのですが、何を学ぶかを考えることから支援員の仕事は始まります。ある程度のスキルと経験を実装している自分でも、拠点に入った頃はこのままでは成長角度が止まると焦りました。教えてくれる人は期待していなかったのですが、拠点そのものの建て直しが必要だったからです。たまたま兼ね備えていたスキルと、当時いた職員のやる気が拠点再建の火種になり、再建の道を辿ってめどが立った頃に自分の更なるスキルアップとして出した解が、居宅訪問保育です。実践援助にとても役立ち、子どもの見え方、特に元々専門としていた0-2歳の乳幼児から3-6歳の未就学児まで、まだまだ課題が多いのですが、なるほど机上論と実際の違いはという領域までたどり着けました。

今日も数多くの保護者様の思いを受け止め、元気よく明日も会おうねと送り出しました。

チームには、各々スキルに合わせ、伝え方を変え、振り返りをしました。

今日の内容は日記のようになりましたが
一つだけこの場を借りてお伝えしたいことは

拠点は実践援助の場であり、支援者の学校ではない。

保護者様、そして地域の宝である子ども達の未来を大切にできる場づくりをしていきたいと思います。

ましこ

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