見出し画像

突き抜けたい、ってよく聞く言葉なんですよ。
「突き抜けるにはどうしたらいいですか?」というご質問も、よくいただきます。

突き抜けろ! もよく聞きます。
これは、私が言われるやつです。^^

よっし!
突き抜けたらいいんだな!
突き抜けるぞ!
…って思うんですけど、

はて?
どうしたらいいんだ?

とも思うんです。

大体は、今やっていることを頑張ることになります。
私だけじゃなく、周囲の方々を見ていてもそうかなと感じます。

そして、突き抜けられない現実が待っているんです。

あれ?
どうしたら突き抜けられるんだ??
突き抜けたい!
でも、なんか突き抜けてる気がしない?!

それが悩みになったり
なかなか答えが出ない疑問になったりします。


私は

突き抜けるって、なんなんだー?!

って考えてきて、

今はひとつの結論と体感があります。


突き抜ける。

それは、
心の目の位置をずっと高いところに持っていく
…ということなんですよね。

苫米地英人博士の言葉をお借りするなら

抽象度を高くする

…ということだと思います。


だから、抽象度をあげないまま、今やっていることをどんなに頑張っても突き抜けることはありません。
むしろ、頑張れば頑張るほど、今いるステージや、今見えている範囲での「ベスト」には到達するかもしれませんけれども、かえって現状に縛られる結果になってしまいます。


じゃあ、抽象度を上げるってどういうことかと言いますと、

犬 → 動物 → 生命

コップ → 食器 → 道具

こんな感じです。

母の愚痴 → 人間が持つ不満 → 人間の思い

取引先とのトラブル → インフラ問題 → 社会の課題

こんな風にもできます。


そうやって抽象度が上がると

母親が何かぐちぐち言っている時に「また愚痴だ・・・凹」とは思わなくなります。
代わりに「そうかそうか。ああ、解決すべき人類の課題だな。なんとか世を変えていきたいな」なんて感じます。
これは、本当にそういう感じになるんです。

取引先とトラブルが起きた時も、もちろん解決に向けて動くわけですが、「ふあああ、大変だあああ」という感覚は多くの場合消えます。
そして「社会をどうすべきか」なんてことを思います。
すると、その先につながる人間関係や諸々の出来事も変わっていきます。

まったく、違う世界が見え、その世界で暮らすことになるんですよね。


突き抜けろ!

とは、もっと素敵になれとか
もっとかっこよくなれとか
もっと稼ぐ金額をあげろとか
そういうことではないのです。

それも結果的に含まれるでしょうけれども、

「心の目の観点を高くしろ(抽象度をあげろ)」

…ということなんですよね。


見える世界がまったく変わるので、
今までとは違う世界に暮らすことになります。

古い世界を、文字通り、突き抜けてしまうのですよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?