見出し画像

パンセクシュアルという言葉

「私、パンだった!」

と、友人からメッセージをもらって

一瞬、食べる方の「パン」を想像してしまいました。

じゃなくて、パンセクシュアルのことでした。

昔は、この言葉、なかったように思います。
あったのかもですが、
私は知りませんでした。

そして「バイセクシュアル」とまとめられていた気がします。

バイセクシュアルは「男性と女性のふたつの性が恋愛対象」。
パンセクシュアルは「全性が恋愛対象」。
似ているようで違います。

「パンセクシュアリティ」という言葉を知らない頃は、「あなたはバイセクシャルなんだね」と言われたら「まあ、そうかな」と受け入れちゃってましたけど、どこかで「なんとなく違うけどな・・・」とも感じていました。

こうやって、なんとなく感覚的にはわかっていたものが「言葉」になることで、くっきりと認識できるようになるの、嬉しいですね。

自分は「そこ」にあてはまらない・・・。

そう感じていること全てにおいて、その感覚は正しくて、あとは「言葉」を見つけるだけということも、多々あると思います。

誰かの「言葉」にはまらなくていい。

いつも、そう思います。

私は私。

あなたはあなた。

ひとりの人間。

ぶっちゃけ、自分のセクシャリティが何であるかも、どうでもいいと言えばいいんです。ずっと。

言葉で自分を定義するも自由。
しないも自由。

好きになることは、ただ好きになること。
ときめくことは、ただときめくこと。
愛おしいと思うことは、溢れ出してしまうもの。

ただ、強く願うのは
あらゆるセクシャリティが

差別されることなく
特別視されることもなく

そのひとをつくっている
素晴らしい要素のひとつとして
当たり前に認識されている

そういう社会の一員でありたいということです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?