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コンテンツの選択権が隠されようとしている

 最近のオタク(クソデカ主語)は、自分がコンテンツのターゲット層であることに喜びを感じる傾向にあると思います。要するに、ちょろいんすよね。あ、画像は軍艦巻き食べるの下手すぎた時の僕です。
 面倒くさいオタクへの憧憬というのを持った人がいるなと感じます。これは解釈違い! とか、これしか勝たん! みたいな。これしか勝たんって、これ以外敗北に言い換えたらトゲトゲして面白いっすよね、話逸れました。要するに、私はそう簡単に落ちるオタクじゃないぞと、示したいわけじゃないですか。あの……今まで読んだマンガを思い返して欲しいんですけど、そういう人って大抵ちょろっと落ちちゃうんですよね。だってそうです、貴方は面倒なオタクに憧れているだけで、確固たる解釈も、個性的な趣向も持ち合わせていないのだから。適当に道端のポケモンを倒しているばかりじゃ努力値は振れませんよね?
 コンテンツは選ぶのではなく、コンテンツに選ばれる時代が来ています。Youtubeのおすすめ動画には貴方の気に入りそうな動画が、Twitterには正論の香りがするツイートが。ボールを取ってきただけで問題を解決した気になった、飼いやすい金蔓が増えている。別にそれは幸せなことではあるのかもしれないけど。
 最近はSNSの検索機能を使うと、ワードに関係ないものばかり出てきます。にじさんじと検索すると、必ずホロライブが混ざってくるような感じです。少しずつ、少しずつ、正解が遠くに置かれている、隠されようとしている。
 僕は、こういった状況への反骨精神があります。なので、いくつか対抗策を教えてあげます。

・ローカル環境
 先ほど述べたのはオープンなインターネット上での現象で、大衆を簡単に動かす手法です。Discordなどの閉じた環境というのは浸食を受けづらく、独自の発達を遂げる傾向にあると思います。これはこれで別の機会に話したいのですが、ローカル環境のロマンというのは凄いですよ。革命は閉鎖空間で起こるものです。

・”ダブルクォーテーション”
 これは有名で基本的な話ですが、”検索したい単語”をダブルクォーテーションで囲むと、その単語が完全に入った内容しか表示されなくなります。検索の際に余計な情報を入れずに済みます。

 まだあるけど飽きました、そんなことより自分で言いたいことを書くべきだと思った。
 オタク、逆張りしろ。とにかく作品を摂れ、媒体は何でもよい。これは誰も教えてくれないから教えてあげます、”古いものに触れろ”。あの頃は良かったなんて言ったら老害扱い必至です、でも古いものに触れるべきです。古いものは確かに時代遅れで、思想もズレていて、出来も拙いことが多いです。ただ、キモさがあります。大衆に合わせる気が無い、金の匂いがしない。情熱、やりがい100%の作品がある。魂に響くのは、こういう作品じゃないですか? そういった激アツな作品は、もちろん現代にもあるけれど、それでも大半の作品は添加物がキツいです。古い作品に触れるなら”今”です。今は時間が凍っています、しかし悪い事ばかりじゃないです、チャンスです、口を開けて餌を待つ奴らに、一生残る毒液をぶち込んでやれます。綺麗なガラスを割る権利は皆に残されている。
 感情的に書きすぎました、まぁ日記なので、こういうのも楽しいな。


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