見出し画像

なぜデータに関わる仕事をしていたいのか?

GW中、リビングでぼーっとしている時に、ふと疑問に思った。「データに関わる仕事をしていたい」という気持ちに嘘はないが、なぜかと言われると上手く言葉にできない。改めて自分の想いを整理するために、このnoteを書くことにした。

真っ先に浮かんだ問いの答えは、

リソース(ヒト・モノ・カネ)は有限。如何に適切に配分するかが、企業の成長スピードに関わってくる。経験と勘だけでなく、事実というデータを掛け合わせることで、リソース配分の意思決定に対する成功確率を上げたい。だから、自分はデータに関わる仕事をしていたい。

だった。この答えに何ら違和感はない。でも、まだ抽象的に感じる。

「自分がしていたい"データに関わる仕事"とは、具体的に何なのか?」

元々データ界隈に飛び込んだきっかけは、データアナリストという職種を知ったことだった。

自分は頭を使って考えるという行為が好きで、難しい問いであればあるほどワクワクするタイプの人間だ。(謎解き・リアル脱出ゲームが大好き)

それを仕事とするデータアナリストになれたら、毎日ワクワクしながら仕事に取り組める!そう思い、当時は色んな会社のMeetupやイベントに参加し、データアナリストという職種の解像度を上げていった。

仕事でも、時間を見つけて自らデータを抽出し、データ分析を通して、施策の提案や効果測定に取り組んでみた。

しかし、どうにもワクワクしない。

それよりも、散らばったデータを一箇所に集めたり、集めたデータを使いやすいように加工したり、データを使いたいメンバーのためにBIツールを導入したりと、データを使うための環境構築をしている方がワクワクしながら仕事に取り組めていた。

そこから、データエンジニアやデータアーキテクト、アナリティクスエンジニアの存在を知り、アナリティクスだけではなくエンジニアリングの方にも軸足を置きはじめた。

自分がしたいデータに関わる仕事は、自分がデータを使うのではなく、データを使う人たちのために環境を構築する仕事だったのだ。

でも、まだ抽象的に感じる。

「どうしてデータを使うための環境を構築する仕事にワクワクするのか?」

1つあるのは、エンジニアリングとアナリティクスの両方のスキルと視点を求められるというところ。求められる範囲が広くなればなるほど、自分がワクワクを感じられるできる方法を考える仕事に取り組めるチャンスも増えていく。

もう1つは、目立たないし地味だけど重要で必要な仕事が好きだから。データを作るデータエンジニアと、データを使うデータアナリストのことをリスペクトしているからこそ、両者がメインの仕事に集中できるように、両者の仕事をプロの仕事として成立させるために、間に入ってデータの流れを整えたい。

つまるところ、どっちかではなく、どっちの領域も好きで楽しみたいから、データを使うための環境構築の仕事をしていたいのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?