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「生還者なのです」2024年4月24日の日記

・挿し芽から花を咲かせたアレナリア・モンタナ嬢。私の自慢。

・できるよって言われたらできなきゃいけなくなっちゃうんだ。そうだ。そういうことだ。別にできるようになりたいって思っていなかったのに、できるようになるよって言われたら、できるようにならなきゃいけない義務が発生してしまう。

・リップスラー強化月間3日目。昨日と同じテンポでできないとものすごく焦る。その焦りがノイズとなって頭の中の音がかき消されてしまう。頭に音が聞こえなくなるとパニックになる。そういうときはメトロノームを60まで落として、頭に音が戻ってくるのを待つ。ゆっくりでできるようになってきたら、昨日と同じテンポまで10刻みで徐々に戻していく。オクターブのリップスラーはまあまあ速くできるようになった。

・3度の動きのリップスラーが苦手すぎる。四分音符52くらいのテンポでしかできない。譜面に「4/22 80」ってメモしてあるんだけど本当に80でできていたのか???

・レッスンで「同じ基礎練習は1ヶ月続けると大体身に付く」と言われてはいるけど、このつらさを1ヶ月感じ続けるのはさすがに無理だ。実際どのくらいから「できるようになってきた」を感じられるのか、と先生に聞いたら1週間くらい、という返事が帰ってきて安心した。意外と早い。あと4日練習すれば1週間になる。来週の頭頃にはこの苦しみから少し解放される。はやく前向きな気持ちで楽器を吹きたい。


・公休の母が矢板の道の駅に行こうかなと言うので、ついでに体験会のポスターとフライヤーの設置のお願いに行った。道の駅では「スペースの都合で個人のポスターは断っている」と言われたが、フライヤーは預かってもらえた。公民館でも「設置のために審査が必要」と言われたがとりあえず預かってもらうことはできた。個人企画かつ有料のイベント、肩身が狭い。

・モスでチリドッグを食べている間に電話が来た。昨日登録に行った生涯学習情報提供のやつ、イベント登録するにはそもそも講師登録か団体登録をしなければならないとのこと。どっちもできそうにないので申請を取り下げてもらった。思うようにいかない。

・ずっと仄かに心細いな〜。

・「希死念慮と向き合う」という文章を読んだ。自分が感じていた希死念慮、それがこんなにもすっきり言語化されている。やはり病気なのだ、病気でなかったら、こんなに感じるものが同じになるわけない。わたしたちは病気に「死にたい」と思わされているのだ。


・前の会社を飛んだあとに書いた自分の文章を並べたくなる。このまま過去に埋もれさせようと思っていたけど、今どうしようもなく死にたい人、死のうとしてしまって呆然としている人のためにここに掘り返しておく。私はたしかに自殺企図からの生還者なのです。

・死にたくなるときもあって、それで良くて、その死にたさを抱えながらいかに生き延びるべきか、それがどんなに大事か、ずっと考えている。死にたいって、もっと真面目に話せればいいのに。笑ってごまかしたり、はぐらかしたりする必要がなくなりますように。

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