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「野生の藤が好きです」2024年4月29日の日記

・1ヶ月前に花を咲かせた桜の木が天然の藤棚になっている。藤の花ってあまり顔を近づけられる機会がないから今まで気付かなかったが、かなり香りが強い。そしてこんなに艶やかな雰囲気を纏ってなお、「私はマメ科です!!」と強く主張する花の形。あと意外とそこら辺の藪に生えてる。野生の藤が好きです。

・先週あたりから新しい業務を一人の先輩に教わっている。先日の日記に書いた「勝手に言葉を省く先輩」とは別人でもっと穏やかな人だが、ちょっとこちらの業務に支障が出そうなレベルで説明が下手で頭を抱えている。説明文の主語があっちこっち移りまくって、そのくせ、その主語が私になることがない。たとえば、先輩はその業務が終わったら休憩をとって仕事を続けるが、私はそのまま帰らねばならない。ということを前もって先輩に伝えてあるはずなのに、説明の中では「〜の作業がX時までに終わればここで休憩が取れるけど、それ以上長引くと休憩取れなくて〜」という具合に、全部先輩の視点で語られる。不安なので、一々「じゃあ私の場合はこのタイミングで上がるってことですよね」みたいな言い換えをして確認する。1個だけ、どーしてもわからない箇所があって、何回か聞いても「で、結局どうすりゃいいの?」という疑問が拭えなかった。今日はその業務内容を知っている他の人が休みだったので、今日のところはとりあえず解決するのを諦めた。もし違ったら、後から違うって突っ込んでもらえばいいのだ。


・Fanfa-Letterを書くために今更ONFKのアーカイブを見た。審査員をやっていたヤンさんが、表彰式での挨拶で日本のファンファーレオルケストのことを話している!(Japanは聞き取れたけどそれ以上何言ってるかはわからなかった)


・昨日更新された「断腸亭にちじょう」を読む。病院給食に携わるバイトを始めたから、病院食の描写を食い入るように見てしまう。おいしそうだなと思いながらいつも盛り付けているが、食べられはしない(おにぎりを作るときに塩っ気を確認するために味見する程度)。

・記憶の限り、私は人生で一晩しか入院したことがない。その入院で2食食べた。どちらも完食した。食事を美味しく感じる機能がまだ自分の中に残っていること、いざ摂食せん、栄養を摂らん、という生きる意志を体が持っていることに少し安心した。


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