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UAE(子宮動脈塞栓術)受けました No.2

術後1ヶ月がたちました

早くも6月17日が過ぎ、1ヶ月が過ぎました。術後、ちゃんと効果がわかるのが3ヶ月後と言われていたのですが、それを聞いておいてよかったな、というのが正直な感想です。

<体調>

術日術後咳風邪をひいて酷い目にあっていたのは前述しましたが、結局3週間位調子が悪かったです。今もちょっとしたことで咳き込みますが、術後の息ができないほどの咳はなくなりました。ほっ。
術後ですが、傷跡はかなり小さく1センチほど。時々無意識にガリッと掻いてることがあり、ひやっとしますが、痛くないです。あ、ここ傷じゃなかたっけ?くらいで、見ると赤ミミズ状態ですが、腫れてもいないし痛みも全然ないです。

<薬>

鎮痛剤は10日飲み終えたあとはほぼ摂っていませんでしたが、今回術後初の生理が来たのですが、痛みが半端ない。。どれだけ半端ないかというと、イブプロフェン600ミリグラムでは効かない。うんともすんとも言わないくらい痛みに変化がない。。急遽偏頭痛用(タイラノールとカフェイン)の鎮痛剤にしましたが、これは私が日頃の頭痛対策でたどり着いた、イブプロフェンで頭痛が治るのは半々、の技(?)です。それでなんとか痛みが軽くなりました。処方箋も1回飲みました。それくらいひどかった。。。

<出血と生理>

術後の出血はあったりなかったり。でも時々あるから、ライナーしてると下着が汚れなくていいなーくらいでした。いつ終わったか、とも言い難いのですが、これは手術経過よりも、不正出血状態が続いている私個人かも。
<薬>のところにも書きましたが、術後初生理が9日から始まりまして、これは手術の恩恵よりも、黄体ホルモンのみの避妊ピル(Nora-Be)のおかげかもしれません。このブランド(ジェネリック)は日本には無いようですが、ミニピル、で検索すると見つかります。避妊目的で飲んでいないので(パートナーが処置済み)、定時に飲むことを徹底してなかったけど。。。

このサイトでは『3時間以上服用がずれてしまうと効果が下がり』とありました。。ちゃんと定時に飲まなくちゃ。。薬剤師さんにちゃんと定時に飲まないと避妊効果が落ちますよーって言われて、いや、避妊効果はいいんで、って流しちゃった。。ちゃんと飲んで、生理管理ができるか、見てみます。

術前の生理はひどいもので、この記事に興味があるのは主に女性か、奥様か彼女が苦しんでて。。。と一緒に学ぼうとしてくれる、素晴らしいパートナーかと思うので書いちゃいますが、出血多量だったり、レバー状のものが出たときは、緊急連絡するように!と私の利用している保険・病院会社(通常は保険会社が提携している病院、医者というのがあって、ネットワーク内と呼ばれますが、それ以外にかかるとネットワーク外、になり、治療費がお高くなります。私が利用しているのは病院と保険が一体になっているので、ほぼほぼ提携病院が全米にあり、どこの病院にも同じ診察代で掛かることができます)の予約問診にありますが、それに引っかかる状態でした。

幸い貧血になったことは一度もなかったのですが、最後の最後の方では、あ、ちょっとくらくらするかも~なんて思ったりしました。

何が困るって、座ったままならいいけど、中腰上げたらもう、なんか生まれちゃった?!くらいの『出た』感覚があり、それが塊だもんだから、ナプキンじゃ吸いきれない、タンポンでも栓にならない、生理カップでもディスクでも漏れなく耐えられない。。。くらいで、ほんっとうに出社もリモートで好都合、旅行に行ってもトイレを最初に確認!くらいなものでした。

IUD(避妊リング)も子宮筋腫の抑制に入れていましたが、2回めのIUDは助けにならず、また、肥大した筋腫が一つ、子宮内に張り出してるやつで(ほか2つは筋肉層内)、どうやらその位置とIUDの位置が悪かったようで、余計悪化してた、とは産婦人科の考えでしたが、IUDを取った直後に手術をしたので、レバー状がIUDがなかっただけで減ったかは謎。

今回の生理では、そうよね、普通生理ってこうよね!という量、つまり、あ、トイレに行くからナプキン変えよう~で、吸血できる量!何年ぶりだろう?!そして、塊がほぼ無い。無い、と言い切るには、塊カス(笑)みたいな、のが2回位ありました。でもあの、あ、レバーが。。。という塊は皆無!シャワー時で流れちゃったんじゃないの、という誤解もゼロ。皆無!素晴らしい。。。このとき初めて、『レバー状が出るのは普通じゃない』に頷けました。。それくらい長かった、レバー歴。。

生理期としては、始まりと終わりは結構しっかりあり、9日で生理的出血は終わった!という感じがします。9日じゃ長いじゃん!と思われる方、羨ましい。。私の生理歴はほぼ不順だわ、長いわ、くっそ痛いわ(失礼)で、28日周期、7日で終わる方、羨ましい。。。なので、9日で区切りを一応つけられることが素晴らしい~~。過去数年は年中生理でしたからね!!!(まぢで)更年期を待ち望むとは思わなかったよね。。。

<術後に手術を受けた感想>

子宮筋腫の対処法としては、鎮痛剤で乗り越える(痛みなど)、ピルを飲む、避妊リングや、避妊インプラント(上腕裏に皮下インプラントを入れます)、避妊注射(毎月)(←どれも黄体ホルモン対処法。卵胞ホルモンが肥大化を促すので。)で肥大化を止めたり遅らせる、筋腫核手術子宮全摘が検索結果によく出てきますが(インプラントや注射は少ないかも。日本だと)、最近では超音波や、私が受けた子宮動脈塞栓術も加わりましたね。もちろん民間療法もあります。
個人的には、全摘にどうしても踏み切れず、子宮動脈塞栓術にしましたが、これは10年後くらいに再発の可能性も残されており、私が今、これにしてよかったなーと思えるのは、10年後にはきっと更年期を迎えてるか過ぎてるか、だろう、と思える年齢だからだと思います。もしこの状態を30代で、しかも妊娠出産はもうおしまい~と思ってたら、悩んでいたかもしれないです。もちろん、全摘しか無い状況もあることもわかっていますが、全摘だね(笑顔)!と言い切った女医さんに流されたまま全摘しなくてよかったなと思っています。自分で対処法を選べた、という気持ちって思うより大切だな、と。

私は元来は医療系の人間で(婦人科とは関係ないですけど)、選択肢を与えることの大切さは頭ではわかっていましたが、患者として味わえたのは良かったなと思っています。もう患者さんを見なくなって10年近くになりますが、直接患者さんと接することはなくとも、この『相手に選択肢や考える時間を与える』というのは、日常生活でも大切だなーと感じています。良い学びだった。。

効果のわかる3ヶ月後まで、月単位でまた報告したいと思います!


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