見出し画像

専門性とは、糸を針に通すものかも

しばらくぶりにお邪魔したnote.com、実は1年ちょっとぶりでした。この1年ちょっと何をしていたかというと、ぬるま湯につかりすぎて不調だった気がするコズエです、こんにちは。

2020年は世界の多くで生活が変わり、オンラインが主となりテクノロジーにも変化が起きたのではないかと思います。海外生活でその恩恵に授かれるのも、何かをしてもらう前に何をすれば続けられるのかという利用者の主体性と、Zoomがそのほんのちょっと前に割りと成熟していた、というタイミングのなせる業で、リモート生活というものが出来たのではないかと思います。Zoomの前にSkypeがあり、フェイスタイム、ハングアウト、色んなビデオサービスがあったにもかかわらず、どこもかしもZoom。そしてストリーミング。すごいですねぇ。昔は電話もコードがあって~~なんて言っちゃいたいんですけど

駄目!

以前、吉永桃子先生のプログラムを取っていて挫折したんですが(汗)数年後また取り始めました。なぜ復習ではなく、取り始めたのか。それは一重に私が昔のものをこつこつやろう!という性格じゃないからです(笑。新しい物好きなんですね。でね、飽き性。めっちゃ飽き性!知ってた!!これにハマってるから!ってプレゼントもらう頃には飽きてたりしてね、プレゼントくれる人ごめんなさい(主に夫)。パン作りも石鹸作りも編み物も、果てには仕事さえもね!でね、思ったんですよ。桃子先生はきっと、私の反対なんだなって。とことん、足の裏から体に集中して研究して発言してよりすばらしいプログラムをと日々過ごしている。私もそういう人間になりたかったはずなのにな?

そう思ったときに何が違うのかっていうと、専門性とは、針に糸を通すようなものなのかもしれないって思うんです。その集中力というか、それにささげるというか。オーバーだけど。気持ちの構え方が、針に糸を通すって感じ。そしてそうやって作り上げてきたものを学ぶ私は、糸を通す用具を使って、すーっと通してしまうんです。行き着くところは一緒。用具を使おうが使わまいが、いづれ糸は通る。つまり私も桃子先生のプログラムの成果は出そうと思えば出せると疑っては居ません。

ただ、そこまでの熱量というか、基礎というか、氷塊の水面下の部分。あれはなかなか手に入らないんじゃないかなって。

そう思ったら、今まで熱心に学んできたこともそうかもしれないなって思います。例えばバイリンガルでも。私は英語を言語としてたぶん困らないけど、英語で算数やろうと思わないし、英語で歴史学ぼうと思わないし。私という氷塊の水面下は日本語で。きっと真のバイリンガルにはなれないんだなと。でも、悪いわけじゃないんです。ただ、それが自分なんだろうなって。

最近思っていたのは、学校で学ばないことって人生にいっぱいあって、大抵それに気づくときは『なんだよ、言ってくれよ!教えておいてくれよ!』みたいな他力本願?責任転嫁?なことが多いんですよね。思ったことありません?私だけ?(笑 それを言うと、夫なんか『当たり前だろ』みたいなさめた顔をするので、やっぱり私だけなのかもしれません(甘ちゃんなんだな、自分)。そのときから感じてて居たことが、最近の桃子先生の会員制講座で触れた言葉で、しっくりきちゃったんです。何にしっくりきたのか?

私は私が分かってない(分かろうとしていない)!

ああ、どうしてくれようこの私。。。もういい年なのに。なんて思ったら。。。

画像1

あらま、私同じようなこと1年前に書いてますね?どうしたか、来年の抱負。。。1年過ぎちゃったよ?

つまりですね、私が今までこだわっていたのは、どうやったら道具を使わず針に糸を通せるのか、で、糸が通る、って事じゃなかった気がするんですよ。で、糸が通せず、無理だ、駄目だ、私は駄目人間だ、不幸満載、といってずるをしていた。

いや、糸が通りゃいいんじゃないの?

って、今気づいた。。。あほだ。

高尚な人間になれないことを嘆いていたんじゃないんですよ。そうやって出来ない自分でOKにしてきちゃったというか。怠けてきたんです、ずっと。そして出来ない自分でいいにしちゃったら、本当に色々出来なくなってきた!そして今の自分の立ち位置を見たら、ほんっとうに何も出来ない(しない)人間になっちゃってて、びっくりしちゃったんですよ!!で、思い出すのは過去のこと。昔の自分は~ってやつ。昔取った杵柄、振れてないからもう!

師走に入って悟った逃げられない現在の自分。今まで目を背けて幻想の魔法をかけようと頑張ってた自分。針に糸が通らないのは針が悪い、糸が悪いとそこらへんにぶちまけてる今の自分。それも私、と引き受けてみようかなってやっと思えてきたから、2020年、ターニングポイントにしていっちょ、新しい山を目指そうかと思っています。バックパックには、糸通し用具も入れて、ね!

素材acworksさんによる写真ACからの写真

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?