おちるとき

よくないことばかりを考え
ひとりで
うじうじうじうじと
おちるとき

大抵がPMSのせいだとわかっている
けど、受け止めきれなくなって
堪えきれずに涙を零しながら歩いていたりする

今度は運の悪いことに、雷雨が重なる

雷が
こわくて
昔から大嫌いで

母曰く、兄の年齢に合わせて大地震の体験施設に行った時
幼かった私は身体の全てで恐怖を覚えてしまった
大きな音やチカチカ光る映像が
体を包む揺れが
山の中で暮らしていた時の落雷を経験する度に
フラッシュバックしたようだ

余談だが、落雷というのは威力がすごい
すぐ近くで落ちたときには、木造の一戸建て程度であれば揺れを感じ、
実際にびりびりと家が揺れている音が聞こえる
悪い例えかもしれぬが、爆弾が投下されたらこんな感じなのだろうと、
そう思わずにはいられない波動が一方向から押し寄せてくるのだ。

話を戻すと、、
幼稚園の時は(小学生の頃もたまに)落雷の度に過呼吸をおこすほど怯えていた

その度に母が抱きしめてくれた

怖くて登校できなかった時には、ハンカチにお守りの刺繍をしてくれた
朝の、忙しい時間に。

今もまだ怖い

果たして地震体験が原因で、23歳の今も怖いものなのか

今日、ふと思った

母に抱きしめてほしくて怖がっているだけ
そんな可能性はないだろうか、と。

本当は昔からずっと、
私は心細くて寂しかっただけなのかもしれない

記録記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?