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【参考書レビュー】英語リーディングブラッシュアップ スタンダード編


かゆいところに手が届く本



レベル感

 日東駒専~GMARCH。MARCHに寄っている感じ。内容としては抑えてほしいレベル。


良いところ

薄くて小さい。持ち運びに便利。(本屋で見つけるのが大変だった)

すべての文に構文(SVOCや修飾)がしっかり載っていて、疑問に残らない。

解説や構文解釈が詳しい長文の参考書をやっても、解説されていない何気ないところが気になる所がある。または、適当に訳していたり、なんとなくしていたりしたところの知識があるはず。そこの説明が詰まっている。

他の参考書ではお目にかからない知識のまとめが載っている。文法の1歩進んだ知識や考えが載っている。

大事な知識が何回も出てくる。例えば、受動態はOが1つないという知識が違う文で何回も登場する。これで定着を図れる。

68問ですぐ終わる。

長文を意識した知識も書いてある。

イマイチな点

音声がない。索引がない。まとめた例文集がない。人によっては、なくても大丈夫なものですね、見返すなと思った箇所は付箋を貼っとくといいですね。

解釈書をこれで1冊で済まそうとすると相当文法の力が必要。ブラッシュアップと書いてある通り、基本的なものは他の参考書や授業でやったほうが良い。しかし、きちっとやれば知識がブラッシュアップする本。

絶対に必要かと言われると基礎的なものをやる方が優先度は高い。

他の本

これとリーディンググラッシュアップ スタンダード編との違いの話が気になりますよね。ひと目でわかる英文読解の方は、英文解釈の基礎って感じです。リーディングブラッシュアップは仕上げだと意識すると選びやすいと思います。

勉強法

裏面やはじめにのところに書かれているように

1、素早く訳せる

2、英文中のキーフレーズやリーディングポイントがパッといえるようにする

この2点が出来るように何回も練習するのが良いですね。

実際に書き込むとまとめのページがないので復習ができません。コピーするかノートに書くかにしましょう。もちろん頭の中でやっても構わないと思います。

68問なので、出来る人はさっと終わらせることができる。順調な人は7月には解釈が終わるので、夏期講習の代わりにガッと終わらすと良い。

そこまで出来ない人は1ヵ月から1ヵ月半を目安にペース管理をすると良い。

前にやる参考書

文法の知識がないとツライので必ず1冊は仕上げよう。また、進めているときも文法の知識が曖昧だと思った箇所は見返そう。

リーディングブラッシュアップは仕上げの1冊だと考えると、解釈の基礎は他の参考書でやっておいた方が良い。自分のレベルに合わせて選ぼう。また、必ず中身を確認して自分に合うか確認してから買いましょう。

後にやる参考書

スタンダードの1つ上のレベル。書いてある知識はスタンダードとうまく分けてあるので、一緒にやると相乗効果がある。

Youtubeで紹介された

著者本人のYoutubeチャンネル

最近、講師の方々のSNS発信が活発になってきましたね。とくに、Youtubeする人増えてきましたね。

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