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【参考書レビュー】大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 難関大編
続編。
レベル感
GMARCH~早慶上の下位
ポレポレや透視図、クラシックの下くらいのイメージ。語彙のレベルが低い
雑感
この本の続編にあたるのが本作。前作では扱わなかった知識と発展系の文章が載っている。前のはショーウィンドー的なものだったが、こっちはちゃんと解釈をしている。
良いところ
+難関大で問われる複雑な構文や文法の英文が載っている。39テーマと50のポイントで構成されていて、きちんとやりきれば力が付く。ポレポレまではいかないまでも複雑な英文を読めるようになりたいときに良い。GMARCHの上位学部には良いレベル。
+早稲田はポレポレが絶対必要ってわけではないので、こちらをやって後は過去問でやるのもヨシ。
+文章は、最近の入試からピックアップされている。昔の古臭い文章ではない。
+音声がある。
+前作と同じく整理がされていて、使う人にとっては使いやすい。解釈の技術100よりこっちのほうが体系的に整理されている。復習するときも探しやすいね。
+予測と修正の考え方もちゃんと載っている。
+解釈の技術70の次には100があるが、差は微妙なので、100に行くくらいならこっちをやった方が学べるものが多い。
イマイチなところ
+前作の次にこれをするには少しレベルに差がありすぎる。例えるなら、基本はここだ→ポレポレの差くらい?ある。解釈の練習や長文で前作の知識を使いこなしてから本作に取り掛かろう。
+図解はされているが、節の中にはSVOCがない。肘井先生の参考書にはお約束。
+和訳は、まあ察し
使い方
+確認問題、応用問題合わせて124問あるので、それを自力で訳してみよう。その後、解説を読んで答え合わせをする。
+わからなかった単語、文法、構造を覚えていこう。一問一答形式にまとめてもよいと思う。
+英文が理解できたら、10回音読をしよう。即座に構造を把握できる力を養おう。
前にやる参考書
最低限日東駒専レベルの英語の力は必要。GMARCHの基礎くらいはないと困る。
前作はやったほうが良い。合わせることで完成された英文解釈の知識になる。これをやった後に、
大学入試はじめの英文読解ドリルで定着をさせるとなお良い。基礎大事だからね。
入門英文問題精講で知識を使う練習をする。ちょっと長めの文章で練習するにはちょうどよい難易度になっている。その後は、一度長文に移ってみる。志望校に対して本当にここまで解釈が必要か判断してから難関編をやると良い。無理に使う必要はない。
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