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【ワンポイント英文法】時制の一致
文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。
1、時制の一致
時制の一致とは、主節と従属節の動詞の時制を一致させることです。
2、考え
ex. I think he is tired.
「彼は疲れていると思う」
「私は思う」のと「彼は疲れている」はどちらも現在の話なので現在形にする。そしてこの文を過去形にすると、
![](https://assets.st-note.com/img/1714475420892-y0AYwF8XuN.jpg)
ex. I thought he was tired.
「彼は疲れていると思った」
「私が思った」のと「彼は疲れていた」はどちらも過去の話なので過去形にする。
![](https://assets.st-note.com/img/1714475539713-N85LDtqU3n.jpg)
3、ズレ
ex. I know that he was busy.
「私は彼が忙しかったと知っている」
「彼が忙しかった」のは過去の話、「私が知っている」のは現在の話。2つの事柄は同時点ではないのでズレて表現する必要がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1714475605654-HKFlPS1Iup.jpg)
そして、この文を過去にズラすと、
ex. I knew that he had been busy.
「私は彼が忙しかったと知っていた」
![](https://assets.st-note.com/img/1714475659494-7MYspadFWz.jpg)
過去の前のことを表すには、had Vppを使う。
4、未来
ex. I think he will be late.
「彼が遅れるだろうと私は思った」
「私が思う」のは現在のこと。「彼が遅れる」のは未来のこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1714475728305-mfqNzm8klN.jpg)
この文を過去にすると、
ex. I thought he would be late.
「彼が遅れるだろうと私は思った」
過去の視点から見た未来は助動詞のwouldを使う。
![](https://assets.st-note.com/img/1714475790298-NwgRnRQyqk.jpg)
5、助動詞
ex. I tell him that I can pass the exam.
「私は試験に合格できると彼に言っている」
この文を過去にすると、
ex. I told him that I could pass the exam.
「私は試験に合格できると彼に言った」
canは時制の一致により、couldになる。時制の一致では助動詞は過去形にする。
will → would can → could may → might have to → had to
過去形がない助動詞は変わらない。must need should ought to had better used to など
6、未来2
ex. He said he would go to London the next year.
「彼はその翌年にロンドンに行くと言った」
![](https://assets.st-note.com/img/1714475974419-J3vWwIuNvs.jpg)
ex. He said he will go to London next year.
「彼は来年ロンドンに行くと言った」
![](https://assets.st-note.com/img/1714476015705-2zD009yuDI.jpg)
過去の時点から見た未来のことが、現在から見ても未来のことであれば、wouldではなくwillを用いることができる。
7、例外
ex. I learned that the earth is round
「私は地球が丸いと学んだ」
不変の真理、ことわざのときは時制の一致はしない。
他にも、
歴史上の事実は過去形
習慣、性質は現在形 などがある。
また、直接話法のときは、時制の一致は関係はない。間接話法は、時制の一致が起こる。
覚えるポイント
1、時制の一致とは
2、どんなパターンがあるか
3、例外は?
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