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【ワンポイント英文法】言う系動詞の識別

文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。



1、speak

 ex. I didn't get a chance to speak to her about that.
 「それについて彼女と話す機会がありませんでした」

 まず、speakについて覚えましょう。基本的にspeakは第1文型を取ります。そのため、後ろに名詞を置くときは、前置詞が必要です。人はto、話題はaboutを使います。

 「speak (to 人) (about 話題)」で覚えてください。


 ex. I can speak English. 「私は英語を話すことができる」

 しかし、目的語が言語のときは他動詞になり、直接置くことができます。

2、talk

 ex. I really must apologize for not talking to you about this sooner. 
「これについてもっと早く話さなかったことを心より謝らなければなりません」

 

 つぎは、talkです。基本的にtalkも第1文型です。そのため、speakと同じ形を取ります。

 「talk (to 人) (about 話題)」で覚えてください。


 ex.I talked my father into buying me a camera. 「父にねだってカメラを買ってもらった」

  I talked her out of running away from home. 「彼女を説得して家出を思いとどまらせた」


 しかし、talkは例外として第3文型を取ります。

 

 talk 人 into Ving 「人がVingするように説得する」

 talk 人 out of Ving 「人がVingしないように説得する」


 この2つの場合は覚えておきましょう

3、say

 ex. She always says hello to me in the street. 
  「彼女はいつも道で会うと私にあいさつする」


 次はsayです。基本的にsayは第3文型です。しかし、目的語に人は来れません。そのため、人を置くには前置詞のtoが必要です。


 「say O (to 人)」で覚えてください。


 Oが取れるということはthat節が取れるということです。そのため、

 

 「say that S V」と覚えましょう。最後に、全部合体して、


 「say to 人 that S V」で覚えましょう。後ろにto人を置くとどこにsayに掛かるのか、Vに掛かるのか迷うので最初に置くのです。wh節もOKです。

4、tell

 ex. She was calm when I told her about his death.
  「彼の死を告げた時、彼女は取り乱さなかった」


 最後はtellです。tellは第3文型を取ります。話題について言うときは、talkやspeakと同じでaboutを使います。


 「tell O about 話題」で覚えましょう。


 ex. They told us jokes. 「彼らは私たちに冗談を言った」

 また、tellは第4文型も取れます。


 「tell O1 O2」で覚えましょう。tellだけが第4文型です。


 ex.Her frown told me that she was angry. 
     「しかめつらで彼女が怒っているのがわかった」


 Oは名詞なのでthat節が置けるということです。


 「tell O that S V」で覚えましょう。


 ex. I told him not to go. 「彼に行くなと言った」


  最後に「tell O to do」で覚えましょう。O to doの形があるのもtellだけです。

覚えるポイント

1、後ろの形を覚える。


2、例外を覚える。

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