見出し画像

初心者に完全にオススメできる英文解釈の参考書がないという問題

完全に個人的な見解ですが、初心者に手放してオススメできる解釈の参考書がまだ誕生していません。

理由は、今ある参考書は必ずどこかが欠けているからです。

英文解釈とは、1文を正確に読めるようにするものだと個人的に思っています。1文を読めるようにするには、2つの要素が必要です。

1つ目は、SVOCや構文など英文の構造の把握。もう1つは、単語、文法、文脈など様々なものを使って、正しく訳したり、内容を理解したりすること。この2つの側面があります。

多くの英文解釈と呼ばれる参考書は、1つ目の要素を全面に押し出しているものが多いです。2つ目の点はどっちかというと、英語長文でやるのかなと思います。もちろん書いてあるものもありますよ!初心者用には少ないけど。

そして、この1つ目の要素は、もっと分解できます。

①品詞と文型
②句と節
③識別
④構文
⑤動詞の語法など
⑥SとVを把握する技術
⑦前から読む方法
+暗記確認のシートなどあればなお良い

などパッと思いついた限りはこれくらい。多くの参考書はこれのバランスが違っています。

「肘井の読解のための英文法 必修編」「動画でわかる英文法 読解入門編」 「基礎英文のテオリア」は足りない中でもオススメです。でも足りないんですね。ちなみにこの中だとテオリアは結構バランスがいいかなって思います。好きです。


さて、何が足りないかっていうと、もちろんそれだけじゃないと思いますが、黄色リー教の要素が足りないんだと思います。黄色リー教で培われる解釈力がたぶんこの3つだと出来にくいんじゃないかなと思います。

あと、黄色リー教は、暗記の確認のものがあるじゃないっすか。あれなんですよね。上の3つみたいな他の参考書って、読んで終わっちゃう人がかなり多いんですよ。まじで。それで伸びないんです。暗記の確認ができない参考書は初心者には親切じゃない。

あと、語順に関しては、「超・英文解釈マニュアル」ってのが好きです。これは完全に個人に好みです。

だいたいの英文解釈の参考書は、何かの要素が欠けているので注意が必要。だから、基礎の解釈の参考書は、実は2冊必要だったりする。そこが面倒なんで、なんかもっとバランスの良いもの出ないかなー。1冊で終わらせたい!!!ここらへんをクリアーにしたら覇権取れそうね。


サポートされたお金は英語の教材に全部使います!よろしければサポートお願いします!