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【ワンポイント英文法】仮定法過去

文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。



仮定法とは

 仮定法とは、事実ではないことを表現するものです。助動詞の過去形を用いることで、現実から離れていることを表現します。つまり、仮定法のサインは過去形なのです。

仮定法過去

 現在のことについて話すときは、仮定法過去を使います。これは過去形を使うからです。現在のことなのに過去形を使うので注意しましょう。また、過去のことについて話すときは、仮定法過去完了を使います。

 If S1 V1, S2 助動詞の過去形 V2(原形)
 「もしS1がV1なら、S2はV2なのに」

 形と訳はこのようになります。V1がbe動詞のときは、wasでもいいですが、普通は、wereを使います。

ex. If I were a bird, I would fly to you. 
 「もし私が鳥だったら、あなたのもとへと飛んでいくのに」

慣用表現

If it were not for A,  S 助動詞の過去形  V(動詞の原形)

「もしAがなければ~」という訳になります。仮定法は文なのに対して、こちらは、「単語(名詞)がなければ」というときに使います。また、こちらの表現は、言い換え表現があるのでそちらも覚えましょう。

 =Were it not for A / but for A / without A 

 1つ目は、Ifが省略され倒置した形です。逆に「もし~があったら」と表現したい場合は、「with」を使います。2、3つ目は、仮定法過去完了でも同じ形になるのに注意しましょう。

覚えるポイント

1、仮定法過去の形と訳 / be動詞なら / 

2、慣用表現の4つと訳 / with / 注意すること


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