見出し画像

【参考書レビュー】大学入試はじめの英文読解ドリル

1文を正確に速く読む力を養う



レベル感

入試基礎~日東駒専

雑感

 最近出たすばらしい参考書の1つです。簡単にいうと、英文解釈の参考書になります。しかも、ドリルなのです!

ドリルが大事

 小学生や中学生の参考書にはドリル系が多いのに、高校生になるとかなり減ります。とにかく問題を解こうぜって感じではないのでしょうね。

 でもね。やっぱりドリルはどんな年になっても必要なんです。頭で理解できないなら、手を動かしましょう。頭でわかっても手を動かしましょう。体にしみこませるのです。

 野球の素振りもそうですよね?プロって何百回もするでしょ?プロなんだから、バットを振るのくらい出来るはずなのに何回もしますよね。それと同じなんです。地道な反復練習が大切なんです。

 英文解釈のSVOCって何となくわかった気になりやすい、または、何となくわからないことって多いと思うんです。そんな時に、大事なのは、簡単な文を、類題を、手を使って解くことです。なんとこの本は、SVOCをなぞってね!みたいな項目があります。それなんです。そこからやるのです。まずは真似てみることが大切なのです。基礎が足りない人が多すぎるので、これを全員にやってほしいです。

 ちなみに最近ドリル系の参考書がかなり出てきてうれしい。

 ここからドリルシリーズとかね。


まずは1文を正確に

 ここに書いてある内容があれば、あとは語彙力を付けると、長文は普通に読めるようになります。また、速読に必要なことは、まずは1文を正確に訳すことです。そこが出来ているからこそ、速く読めるのです。

 複雑な文も基本の文の組み合わせでしかないものが多いのです。だから、まずは基礎を徹底的にすると、何が組み合わさっているかわかるようになります。

良い特徴

 1つの単元でたくさん練習ができる。 

 英文をまとめたPDFがダウンロードできる。

 音声がある。音読しよう。

 奇抜ではないオーソドックスな内容
  ← これ重要、奇抜ではないから、どんな参考書の接続にも合う

 品詞、文型を意識した順番。

イマイチなところ

 解説は、まあオマケみたいな感じ。他の参考書でちゃんと学ぼう。

他のシリーズ

 

 はじめの英文法ドリルとはじめの英単熟語ドリルを組み合わせると相乗効果です。なんか、うまく英文法を3つに分けてあるので、3つするのは結構オススメ。時間があればだけど。それよりも、はじめの英単熟語ドリルは、ネーミングが悪い。中身はどう考えても、動詞の語法が中心なんだよね。動詞の語法弱い人いるから、絶対に名前変えたらもっと売れると思う。

使い方

 基本的には、中に書いてある通りにするのが良いと思います。英語が苦手な人、あまり勉強習慣がない人は1日15分でも良いね。でも、できる人はガンガン進めてしまおう。

 音声も付いているので、必ず音読もやろう。

似ている参考書

こちらも1文を正確に訳す練習のための参考書。好きなものを選ぼう。レベル感は、入門10題 < 高校英文読解 < はじめの英文読解ドリル 


サポートされたお金は英語の教材に全部使います!よろしければサポートお願いします!