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転売は本当に悪か


どうもどうもkokoです。

皆さんは「転売」、してますか??

僕はとってもしています。



、、、、、、、



いやいや、嘘ですって。

してませんしてません。

え?

そんな目で見ないでくださいよ。

マジでしてないですって。

転売マジでしてないです。


さて、

この「転売」

今めちゃくちゃ問題になってますね。


①限定商品が即完売
②某フリマサイトに定価より高値でずらっと並ぶ


ここのところよく見る光景です。


本当に商品が欲しかった人たちには行き渡らず、

商品に対する愛もない誰かも分からないような奴らが金儲けに使う。

悲しいですねぇ。うんうん。


「転売屋は○ね」なんて過激な声すら聞こえてきたりします。


心中お察し致しますが、この「転売」

世の中から無くすことは絶対にできないと思っています。


なぜなら、

・レア商品をより高値で他人へ売るという至極単純かつ自然な発想であり

・高値でもいいからレア商品を手にしたいという人間が一定数存在し

・購入方法さえ工夫されてしまうと普通の購入との区別がつかない

から。


前提として、僕は「転売」を否定も肯定もしていません。

ただ、決してなくなることもないでしょう。

あるものはあるものとしてどうしようもないので、

「転売」について僕が感じている2つのことを基に、

本当に悪いものなのか?

という視点を持って、

転売とうまく共存していける方法について


お話していこうと思います。



まず、

世間一般の「転売」に対する認識

ひとこと言いたい。

①転売屋だって同じ人間

「転売屋のせいで買えなかった」なんて声がよく聞こえてきます。

それ、本当に転売屋のせいなんでしょうか?

自分の手に入れられない物を手にする転売屋はずるくて汚いという印象をお持ちの方も多いようです。

本当にそうでしょうか?

これ、僕は違うと思います。

例えば、

『転売屋には何か特殊な能力があって特別に限定商品を買えている』のでしょうか?

違います。

転売屋も僕ら購入者と同じ、普通の人間です。

同じ土俵にいるんです。

転売目的だろうがなんだろうが、

購入目的と買えた買えなかったとは全く関係ありません。

誰もが同じプロセスを経て購入しているはずなんです。

つまり普通に負けただけだと思うんです。

転売屋は生活のため、儲けるために商品を手にしたい。

普通の人は普通に商品を手にしたい。

この「手にしたさ」

ただ商品に対する熱量の差

同じ人間として負けた結果、買えなかったんじゃないのか。


転売屋がいなくなったところで、

本当に欲しい方々の中で同様の競争が起こり

買えない人が出てくるだけです。

転売屋のいない世の中で

その人はじゃあ何て言うんですかね。

「本当に欲しい人の手に渡って良かった」??

これ本当に何言ってるか分からないです。気持ち悪い。

転売屋は、

プログラムを組んで〜

だとか、

複数の人が協力して〜

だとかいう話も聞きますが、

結局これだってやっているのは個々の人間であることに変わりはありません。

転売屋は神様に特別な転売プログラムを与えられたんでしょうか?

違います。

本気で欲しい商品なら自分もプログラム組めばええやん。

同じ人間なんだから。

「そこまでなんてできない」??

そこまでできない程度の熱量だから買えなかったんだろうがァァァァァッ!!!!!!


本当に欲しい商品だったら何かを犠牲にしてでも、

それに見合う努力をせねばなりません。

転売屋もなにも関係ありません。

『商品獲得のためどれだけ頑張れるか』

そこにあるのはこれだけです。

「たかがモノに何をそんなムキになっちゃって、馬鹿みたい」

なんて思う方もいるかもしれませんが、

転売屋はムキになっているから買えているんです。

そのムキレースからあなた自身が中途半端に逃げだしたのだとしたら、

モノを買えなかったことに対して、

言える文句も、それを言う先も、

あなたには無いのではないでしょうか。


自分自身の怠惰による損害を

「転売」という敵を作り出すことで

責任転嫁している人が多すぎるんじゃないか。


と、僕は思う。


ところで

ムキレース、、、、

あ、いえ、何でもないです。


②転売屋のおかげで買える商品もある


冒頭、「転売マジでしてない」と言いましたが、

実は僕、結構転売商品を購入することはあります。

例えば、

『過去の限定商品』

これが一番多いです。というかほぼこれです。

「過去に発売されていた限定商品にあとから気づく。

が、すでに一般市場には流通していない。」

というパターン、結構あります。

後からコンテンツにハマったときなんかはこいつの嵐です。

皆さんも一度は経験ありますよね。


中古商品でもよければまあその辺に転がってはいるでしょう。

しかし、僕は極度の潔癖症なので、

中古商品に対しての抵抗がものすごいです。

どのように扱われていたかも分からない商品は怖いです。

それを手にしたところで喜べません。


「助けて!!!!ドラえもーーーん!!!!」

てれれれってれ〜

「テンバイヤァ」(cv.大山のぶ代)


はい、

そうです。

そんなときに転売屋です。

転売屋は過去の限定商品でも新品未開封で在庫を抱えてたりするんですねぇ。

もちろん転売目的の商品なので、定価よりは高いです。

ただ、

・限定商品を発売当時の自分に変わり確保してくれていた手数料
・新品同商品が出回っていない貴重さ

を考えたら全然良いです。当時買えなかった僕が悪い。


別に過去の商品ではなく普通に買い逃したときもだいたい一緒です。

あ、あと地方では販売されないイベント限定商品なんかもそうです。

地方住みの僕にとって都内限定イベントなんかは

憎たらしい存在でしかないのですが

これはもう商品購入代行サービスとほとんど同値ですよね。


別に、

他人と競争して結果、商品を手に出来ずとも、

わざわざ自身で県を跨いで赴かずとも、

定価よりも少しお金を積めば必ず手に入る。


ある種、保証のようにも思っています。

転売屋が在庫を確保してくれるおかげで、

『最悪お金さえ積めば限定だろうが何だろうが必ず手に入る』

という状況が出来上がるのは僕にとって悪いことではありません。

全ての在庫がちゃんと欲しい人だけに渡ってしまったら、

後から限定商品の存在に気づいたときに

どう頑張っても購入できなくなってしまいますよね。


ちなみに、

「どう頑張っても購入できない」と言いましたが、

そこのあなた、

あなたが持っている物を、

「その商品、150万追加で払うから売ってくれないか?」

と懇願してくる人が現れたらどうでしょうか?


僕だったら即売ります。2秒くらいで。


足元を見て値上げ交渉にさえ走るかもしれません。

「えぇ〜、、、そんなに欲しいの??どうしようかなぁ、、、」なんて。

まあ皆さんの多くもだいたいそうでしょう。

これこそが転売の大本の発想であり、

根本的に転売はなくならないと僕が思っている理由です。

もちろん積まれた額によって譲れる譲れないはあるはずですが、

所詮は個人差でしかなく、やってること自体は変わりません。

定価より高値で買ってまで欲しい人がいたら売りたくなっちゃうんですねぇ。

そしてこの『高値で買ってまで欲しい人』というのも

やはりいなくはならないでしょう。

僕がそうだからです。




はい、

というわけで転売について長々とお話をしてきましたが、

僕の言いたかったことは、

『自分自身の怠惰による損害を

「転売」という敵を作り出すことで

責任転嫁している人が多すぎるんじゃないか。』

ほぼこれひとつです。

冒頭でも言ったように、

あるものはあるんです。

転売という行為は必ず存在している。

これはどうしようもないので、

転売屋に負けないように頑張るなり、

「転売」自体の捉え方を変えるなり、

こちら側でなんとかするしかないのです。

買えなかったという現状にただただ文句を言うだけではなく。


ちなみに僕、

事前に販売を知ることができた商品を買い逃したことは

今のところありません。

なぜならめちゃめちゃ頑張っているから。

そもそもの情報を逃さないように、

好きなモノに関連するネットの海に深く潜ることは、

毎日の日課にしています。

欲しい物のためなら平気で前日から並べるし、

寝ずにPCに張り付いたりもします。

めちゃめちゃ頑張っています。

そうしてまで欲しいから。




まあでも今後、

普通に競争に負けて買えなかったみたいなことが出てきたら

この記事は誰にも気づかれないようこっそり消去して、

転売屋に全ての責任をなすりつけ、

「転売屋のせいで買えなかった」などと、

親の仇と言わんばかりに

転売屋をグチャグチャに叩きのめす文章を書くかもしれません。

その時はどうぞ僕で笑ってください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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