3歳児のトイレトレーニングから見える「一勝九敗」の概念
「失敗」をしたくない息子
3歳息子は現在トイレトレーニング中。
トレーニングといってもとっても緩やかで、本人が前向きでないときは無理強いはせずやる気が出るまでまちながら、本人の気が向くタイミングでパンツをはくようにしている。
2歳後半から少しずつパンツに慣れていたけれど今年4月に保育園が変わったタイミングでパンツを嫌がるようになりしばらくおむつ生活に逆戻り、そして今回保育園の先生から「そろそろ夏に向けてパンツ練習しましょう!」と言われ、根気よくパンツをはくのが楽しくなるよう声がけをしている。
そんなときの一コマ。
私「漏れてもいいんだよー。ママもパパもみんな最初は漏れてたんだー。大丈夫だよー」
息子「・・・。漏れてもいいの?漏らしたくない。失敗したくないー。」
との言葉。
息子のこの「失敗したくない」という感情はどこから湧いてきたんだろう?
失敗を恐れるような言葉がけを無意識にしてしまってたのか、成功したときに過度にほめてしまっていたのか?など、自分の言動を振り返ってみる。息子の気持ちなので、原因はわからないものの、この息子の「失敗したくない」感情が少し気になる。
私「柳井さんだって、一勝九敗っていってるんだよー。」
息子「・・・?漏らしていいのー?漏らしたくなーい」
私は印象に残った言葉は私のiphoneメモに蓄積されていてこの「一勝九敗」もユニクロ創業者の柳井さんの著書の言葉をメモっていて、無意識に息子に柳井さんの言葉を引用してしまった。(息子からしたら、柳井さんって誰やねん。知らんがな。って感じだろうけど。)
で、そこで思ったこと。
いや、私自身めっちゃ慎重派で失敗を怖がる性格やわ!という気づき。
忘れてた!母の私が「失敗を恐れる」慎重派だった!
私の性格は、新しいことを始めるときに慎重になるタイプ。チャレンジ精神はあり新たなことへの挑戦欲はあるものの実行力は相当準備と成功の確信が出るまで腰が重いタイプと自己分析している。
だからこそ、iphoneメモにも敢えて「一勝九敗」の言葉があったんだと再認識。
息子に「失敗を恐れなくていいからね」と言いながら自分の性格は「失敗を恐れる性格」だったんだと改めて振り返り、母の私こそ失敗を恐れずに行動することできてる?と改めてトイレトレーニングの息子の反応から気づかされた。
noteは私にとって「えいやっ」の行動力を養うトレーニング
ちなみに、日々noteを書くことは、私のこの慎重派を打破するためのトレーニングの一環としても捉えている。拙い文章だけれども、この考えすぎの脳内の思考を「えいやっ」でとりあえず文字化してアウトプットすることは、行動力を養うトレーニングにもなっているのかなと思う。
行動力の変化の測定は難しいけれど、とりあえずおしゃべり好きな私にとって日々文章をつらつらゆるゆる書くことは心地よくなっている。
母もえいやっで行動する勇気を身につけるので、この背中を息子が見て失敗なんてこわくなーい、とりあえずパンツはこーとなってくれたらいいなー。(noteを書く姿からはそこまでは読み取られへんわって自分でつっこみたくなるけれど)ゆるやかーにいつの日かパンツトレーニングを楽しめるようになったらいいねー。