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足が麻痺して動かない息子、足指をこちょこちょすると笑ってくれる

脊髄髄膜瘤で生まれた息子は、足が麻痺しています。

触っても、触られたという感覚がありません。

息子の場合は、ふくらはぎから下の部分は、触ってもほとんど分からないそうです。

それでも、足が麻痺していても、足指をこちょこちょすると、グフフフ‥と笑ってくれます。

実際には、くすぐったいとか、触られてるといったことは感じていないらしいのですが、
私のくすぐる手の動きが、くすぐったい感覚を呼び起こし、
足指をくすぐると、グヘヘヘと奇妙な声を出して笑ってくれます。

親としては、麻痺している足をくすぐって笑ってくれると、「足の麻痺が治ったの?足先に感覚が生まれたのかも!」と嬉しくなり、
息子に「足の裏を触ったら分かるんだね!」言ったりしちゃうのですが、
「触られた感覚はない!」と即答されて、いつも期待を裏切られております。
ただ、くすぐったい気がするようです。

たぶん、小さい時から、「足が麻痺しているからくすぐっても無駄」とか考えずに、足もお腹も同様にこちょこちょしてたから、記憶とか視覚情報でくすぐったいことが結びついてくれたようです。

足が麻痺しているからと言って、触ってもどうせわからないだろうと思って、触るのを諦めなくてよかったです。

だから、子供に麻痺しているところがあっても、あきらめずにこちょこちょし続けてください。

子供の麻痺している部分を触るのはつらい時があると思うのですが、
我が家の息子の場合には、麻痺している足は冷たくダラーンとしているので、
見ているだけでつらいときもあるのですが、
こちょこちょし続けてください。

いつか、「くすぐったい記憶」や「うれしい記憶」が結びついて、こちょこちょすると笑ってくれるようになります!

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