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動画コマースの会社に投資した結果

どうもネギです。
自営業者15年目で、小さい会社を営んでます。

4年ほど前に特需があったので、まとまった金が入りました。

貯金が1億円になったので、自分の将来なりたい姿を投資家と決め、軌道修正を3年前から始めています。

それまでは商売一本で、いくら売上をあげていくら貯められるかが関心の的でしたが、自分でやることの限界と、どれだけ調子よく商売がいっても、個人資産は5億円満たないと計算をはじいて、進むべき道を変えることにしました。

具体的にはマーケットを味方につけた生き方です。

お金を稼ぐということを無機質に考えるなら一番手っ取り早いと思っています。

社会への還元や公共性、生きがいやふれあい、そういうエモーショナルな側面や、マインドの豊かさなど、生きることを真正面からとらえれば大切な数々・・・を一旦切り離して、数字だけを見るならばきっと投資で成功するほうが金は増えると感じます。

事実僕の周りには、投資で成功した人こそいますが、事業で成功した人はあまりいません。

あまりいないと言っても、年商で10億から100億規模の友人はいます。

だとしても、なかなかお金を貯めるということとは別マインドで生きているし、お金を追っていないからこそお金がついてきている感じもあり、それはそれなんですが、僕はマーケットを直視してそこから金を増やそうと感じました。(とはいえ失敗ハンパないです。詳しくはこちら

具体的にはファンドに投資をしたのと、事業に投資をしています。

事業投資に関してはIPO前提であたれば10倍以上が前提ということで、取り組んでいます。外れればゼロです。最低10倍以上になれなければ、リスクリターンが見合わないので、それくらい以上の確度のある事業を狙っています。

たまたま知り合った投資家の方に紹介をしてもらって、動画コマースの会社に投資を1000万しました。上場企業も数社出資もしているし、投資家の中にも数々のベンチャーをIPOまでもっていっているので、おんぶにだっこのつもりで1000万を投じたのでした。

投じたのは2年以上前。あまり具体的には書けませんが、ある特定の技術をもった人たちがライバーです。

そのライブ配信で商品がはけていく、というようなものです。

社長は慶応大学出身でこの事業を立ち上げる前にもサービスを別の会社に売却していて、マーケットでの実績もある28歳の男性でした。

それ以外の出資者もいわゆる「大手ベンチャーキャピタル」「その業界の上場企業」「実績のある個人投資家」など、可能性に満ち満ちています。

僕たちは匿名の投資組合を組成し、そこで1億弱を調達し、出資にこぎつけました。大手のベンダーとの提携も決まり、動画系のサービスという事で、様々な提携もなされ、多少バーンレートは高いものの、収益もそれなりに見込めてくる、そんな矢先にコロナが始まりました。

簡単に言えば売り上げはほとんどなくなり、業者たちは引き合いの手をとめ一気に静観しはじめました。

当然、といえば当然です。

また、スタートアップにしては、割と最初から経費もろもろ色々と贅沢に金を使っていることも明らかになり、業績の低下とともに、そのような金の使い方に対して、株主が苦言を呈す、という状況が増えてきました。

実はこの話は今も進行中で、簡単に言えば、先が見えない状態で資金ショートしそう、でも追加で投資するところもない、みたいな状況です。

僕個人は諦めていました。性格的に執着しないし、投資の時点でそんなもんだよな、とタカをくくっていたからです。

しかし周りの投資家たちは、自分たちのネットワークをフルに駆使して、あの手この手で再生の道を提案しています。

その結果、大手の既存投資家が最後の3000万だかを追加出資し、別の会社を作って、1:1で株式交換という流れにあります。

お金を出すところには勝算があって、それぞれ株主の立場によって思惑がありますから、この辺りはかなりギスギスしています。

私自身は経験不足でよくわかりませんが、投資した資金が実を結んでもダメでも学びを得られればそれでよいと腹を決めています。

現時点ではまだまだこのサービスが日の目をみるのか、このまま立ち消えていくのか、わかりません。

ユーザーは1万人以上入るみたいですが、成長速度も収益性もまだまだということで、一寸先は闇状態です。

追ってアップデートしていきます!




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