エッセイ【そうだった。私も、アドラーに救われていた】
朝から晩までイライラしている私。これ、ほんとに私なの?
気が長く、怒ったり、まして怒鳴ったことなんてない。「堪忍袋の緒が長すぎるんじゃないか、たまにはちゃんと怒った方がいいよ」なんて時々友達に言われていたくらい。だから、自分はあまりイライラしない穏やかな人間だと思って生きてきた。それが子どもを産んで、まったく違うということに
気づかされショックを受けた。
可愛くて愛おしくてたまらないのに、イライライライライライラの元になる息子。いつもどこでも唐突にいろんな事件が起こる。穏