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三位一体の本質「オリオンの奇跡」

西洋の神しかり、この国の神しかり
星々との関わりは深く、当然のことである。

そして、この星の大半を占める海洋との関わりもまた、当然深いものである。

ここが生命の星である限り、穢れを避けては通れない。
生きとし生けるもの、そのすべての穢れを浄化するために、海が存在する。

海は月の力を借り、万有を祓う。
然るに、未だ海は深く広く人智の及ばぬ領域である。


貴方がもし、突然広大な海洋の真っ只中に放り出されたら、何を頼りに進めばいいのだろうか?

オリオンの三つ星は、過去、現在、未来というあなた方の言うところの時間軸を示し、常にともに移動しているように見える。

あの三つ星の現れる意味は、人類に、常に「ある道」を示しているのだ。

古代から海を渡る人々が、あの星を目印に航海の方向を見定めたと言われるが、オリオンが見せる真の目的はそんなものではない。

三位一体の本質、次元と時間の真実、それを体現しているのだ。

人類はまるで、宇宙のように暗い大海原を彷徨う迷い子である。

オリオンは神の姿に化身して、海に舞い降りて来る。
そして人類を、この星を浄化しながら問いかけるのだ。

貴方の行く道はどこなのか?


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