見出し画像

カックン症(ぬけぬけ病、ローリング病)は、どうしたら良いの?

箱根駅伝など、悲劇的な選手が映し出されると話題になる「カックン症(ぬけぬけ病、ローリング病)」。調べてみても、なかなか原因や解決方法が分からず泣く泣く引退、そして自然消滅的な印象を受けます。
専門家の私としては、原因や改善方法が分かっていて、解消している方もいらっしゃるので、お困りの方に、少しでも届けばと思うばかりです。

関節のどこにでも起こりうる現象

もともとは「ピアニスト」の指で、頻発していました。ランニングだけの特殊なものではないこと、そして膝や股関節だけではないことを認知しましょう。

加えて、レントゲンやMRIには映らない、厳密には映っているのに理解ができていない、というところがあります。明確にヒントは隠されています。カックン症状が起きてしまったら、レントゲンなどを撮って、データをもらうなり、写真に撮っておくのがベストです。解消する第一歩になります。

運動連鎖でしか解消できない

問題は〇〇の▲▲▲のため、これを解決するには「運動連鎖」による解決方法しかありません。中でも、〇〇の★★★★を理解した上でのプログラムでないと不可能です。そして、カックン症を引き起こしてしまった原因としては、運動連鎖を崩してしまった以下のことが挙げられます。

①筋トレ(体幹トレ含む)
②ストレッチ(骨格リセットストレッチ以外)
③フォームチェック(力みを伴うもの)
④小さいトラックで練習している

残念ながら、これらを行なって症状が現れている場合には、手間暇が普通以上にかかります。壊すのは、治すのよりも遥かに簡単なのです。それでも、道は一つしかありません。正しい◆◆と■■■■を取り戻すためには「運動連鎖」によるアプローチ以外にないのです。

また残念ながら、放っておいて治るということはありません。とくに成長期に死に物狂いでトレーニングしてしまった癖は、一生身体に残ります。ちょろっと何かをした程度では、バランスが取れるはずがありません。

起きていることは2つ

カックン症(ぬけぬけ病、ローリング病)などで、起きていることは「2つ」です。この二つが〇〇の▲▲▲を引き起こすことで、本人にも理解できるほどの症状となっています。

実際には、本人が気がついていなくとも、カックンしている状態は多くみられます。頑張っても速く走れない、足音が大きいというランナーさんは、要注意です。ぜひ少しでも気になりましたら、一度でもご相談頂けたらと思うばかりです。

そして最後になりますが、売名行為か何か、カックン症について解明している等の文字を目にすることがあります。困っている人が、さらに絶望に追い込まれることがないように、敢えて上では伏せ字にしているのは、そのためです。ぜひ、ご理解下さいますようにと願うばかりです。

やることも多く、地道なプログラムをこなさないといけないのですが、ぜひ諦めず、再び全力で走れるようにサポートいたします。


最後までお読み頂き、ありがとうございました!

鈴木清和
ACAF認定アスレチックトレーナー
骨格ランニング®提唱者
3軸理論®提唱者
Kinetic Chain Control®提唱者
箱根駅伝出走を志し大学進学もスランプと怪我により満足に走れず引退。一度は一般企業に就職するも、周囲にトレーナーへの道を嘱望され転身。治療院や整形外科、総合病院、スポーツ医科学センターなどでランニング障害(スポーツ障害)について研究し、数年後「ランニング障害の本当の原因」を解明。以降、プロトレーナーとして活動開始。ランニング以外にもサッカー、野球、ゴルフ、登山、モトクロス、バレーボール、バスケットボール、トライアスロン、MTB、サーフィン、総合格闘技、スタント、バレエ、弓道、エアロビクス、サルサ、アルペンスキー、アメフトなど、幅広い種目のみなさんをサポート。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?